マリアさんの人生は常に困っている人が少しでも良くなるようにという一心で突き進んできたものだった。経済的に豊かな暮らしをしていて、大学を中退することになっても、国会議員という立場になっても、その心となる思いは変わっていない。環境が変わってきただけだ。
マリアさんは自分のことではなく、いつも人のことばっかり。「疲れることはないんですか」と、大変失礼ながら聞いてみた。これまでの人生もそうだが、71歳というマリアさんは大変エネルギッシュに働いている。顔色が良くて、健康そうで、実年齢より若く見える。
「疲れることはないですね。私はやっていることを愛しているの。これが私の生きている意味なのよ。」
マリアさんは優しく微笑みながらも、きっぱりと言った。
「それをどうやって見つければいいんですか。」
「それぞれ自分で探さなきゃいけませんね。それぞれの環境でそれぞれの生きる目的があるはずです。どんな人でも、どんな場所でも必ず生きる意味を見つけられるんですよ。」
マリアさんはインタビューの間、本当に何度も何度も「(ア)」という言葉を繰り返した。
1.文中の「マリアさんの人生」とはどのようなものか。A.困っている人がよくなるように協力した人生 |
B.困っている人を集めて協力金を配った人生 |
C.貧乏ながらに、困っている人には助けて来た人生 |
D.貧乏ではあるが、特に困ったことがない人生 |
A.困っているひとがいたらぜひ助けたい |
B.困っている人の話しを聞いてみたい |
C.困っている人は何人いるのか |
D.困っている人の特徴は何なのか |
A.生きている間にやりたいことを見つけること |
B.自分のやっていることを愛するということ |
C.自分のことを愛し、他人のことも愛するということ |
D.生きていることに愛を持ち、感謝すること |
A.自分がどうして生きているのか |
B.自分のやりたいことは何か |
C.自分が愛する人はどんな人なのか |
D.自分の人生で最高の瞬間はいつか |
A.感謝感激 | B.話す言葉 | C.生きる意味 | D.真実の愛 |
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【推荐1】電車の中で、「車が運転できたら、どこに行きたい?」という広告を見ました。それは、自動車教習所の広告でした。
自動車教習所では、車の運転のしかたを習うことができます。私は、車が運転できたら、友達と遊園地まで行ってみたいです。音楽を聞いたり、お菓子を食べながら遊園地まで運転したら、楽しいと思います。(ア)、車が運転できたら、スーパーに買い物に行くのも楽になります。
今は自転車しかないから、たくさん買い物をしてしまったときは、荷物が重くて大変です。でも、車があれば、買ったものを(イ)のが簡単です。電車の中で行きたいところを考えていたら、車の免許がほしくなってきました。今年の夏休みに、自動車教習所に通うことにします。
1.文中の「それ」の指す内容はどれか。A.電車の広告 | B.車の広告 |
C.自動車教習所の広告 | D.遊園地の広告 |
A.新しい車を運転してみることができるところ |
B.車の運転を勉強するところ |
C.車を修理してもらうところ |
D.車を泊めるところ |
A.しかし | B.ただし | C.それに | D.ところで |
A.引っ越す | B.まとめる | C.回る | D.持って帰る |
A.友達の車に乗って遊園地に行ってみたいと思っている。 |
B.車ができたら便利だと思っている。 |
C.今自転車を持っているが、荷物が多いとき不便だと思っている。 |
D.今年の夏に自動車運転免許の勉強をしようと思っている。 |
【推荐2】私は三か月ぐらい前に毎週三回、夜に「鳥居」という定食屋に通っていました。「鳥居」は家から少し遠いですが、おいしいです。店の人はご主人と奥さんだけです。二人はとても優しくて、いつも「元気ですか。」「勉強は辛くないですか。」と聞いてくれます。込んでいない時は、おしゃべりもします。
一か月前に家の近くに新しい定食屋ができました。いろいろなところにある有名な定食屋です。私も行ってみました。新しい店は「鳥居」ほどおいしくなかったが、「鳥居」より安かったし、定食のメニューも多かったです。それで、私は「鳥居」には全然行かなくなりました。新しい定食屋には店員がたくさんいます。( イ )、誰も私の顔を覚えてくれないし、おしゃべりもしてくれません。私は「鳥居」のご主人と奥さんに会いたくなりました。二人も私のことを心配しているかもしれないと思ったのです。
それで昨日、私は「鳥居」に行きました。すると、奥さんに「久しぶりね。元気でしたか。ずっと来ないから、心配していたんですよ。」と言われて、うれしくなりました。店を好きになる理由は、場所や値段だけではないと気が付きました。わたしはやはり「鳥居」のほうが好きです。
1.「新しい定食屋」はどんな店ですか。A.家から近くて、「鳥居」より値段が高い店 |
B.家から遠くて、「鳥居」より値段が安い店 |
C.「鳥居」よりメニューが多くて、おいしい店 |
D.家から近くて、「鳥居」より値段が安い店 |
A.そして |
B.でも |
C.また |
D.それに |
A.「私」が最近、「鳥居」にあまり行かなかったから |
B.「私」が最近、「鳥居」に全然行っていなかったから |
C.「私」が最近、いつも新しい定食屋に行っていたから |
D.「私」が「鳥居」に行っても、あいさつしなかったから |
A.奥さんが私のことを覚えていて、心配してくれたから |
B.奥さんが久しぶりに「私」にあいさつしてくれたから |
C.奥さんが元気でいるのを見て、安心したから |
D.また「鳥居」のおいしい定食が食べられるから |
A.「鳥居」の料理は安くておいしいから |
B.「鳥居」は店があまり込んでいないから |
C.「鳥居」のご主人と奥さんが優しいから |
D.「鳥居」は家から近くてメニューが多いから |
【推荐3】私は家では自分の気持ちを何でも話せる。(ア)外に出ると心の壁を何枚も立てて違う自分を演じてしまう。失敗しないように、誰からも注意されないように、笑われないように、目立たないように、いつも「普通」を演じている。「高木は風に折られる」と思いながら自分の本心を隠している。
高校に入学してから、隣の女の子と仲良しになった。彼女は失敗談を面白く話し、理不尽(不讲理)だと思うことは先生にもはっきり言える。そして、いつもみんなの前で堂々と自己主張ができる。そんな彼女がいつもみんなの輪の中にいて輝いていた。まったくそんな人と仲良くなれるとは思わなかった。彼女のほうが正解だと一刻も疑ったことはなかったが、最初は自分の趣味や本心を彼女に伝えずに曖昧にしてきた。勉強から逃げたくて、落ち込んでいたときも彼女に知られたら迷惑だと思って、意識的に心の距離を作っていた。
ところが、彼女はいつもありのままの自分を見せてくれた。気が付いたら、いつの間にか自分も少しずつ変わってきていた。好きな男に「好き」と言えるまでまだ距離があるが、嫌なことに誘われたら、「楽しみだね!」と嘘をつくことにかわって、「今日はちょっと…」と断れるようになった。また、注目を集めたら緊張で仕方がなかったが、彼女に支えられたから、勇気を出して合唱団に参加させてもらい、舞台のデビュー(初次登台)もできた。
「朱に交われば赤くなる」。日光みたいに輝く彼女が友達になってくれたおかげで少しずつ心の壁を崩している。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.そして | B.だから | C.すると | D.しかし |
A.こころの壁を立てる彼女 | B.勉強から逃げたい彼女 |
C.私の仲良くなった彼女 | D.率直に自分を表現できる彼女 |
A.自分の趣味を私に伝えなかった。 |
B.意識的に距離を作っていた。 |
C.私に隠すことはなかった。 |
D.私を変えようとしていた。 |
A.好きな男に率直に「好き」と言えるようになった。 |
B.みんなの前で堂々と自己主張できるようになった。 |
C.みんなの前に出ると怖いという気持ちを克服できるようになった。 |
D.好きなことに誘われたら断れるようになった。 |
A.「普通」を演じる自分はよくないと思ったから |
B.友達がたくさんできたから |
C.好きな男に告白したいから |
D.率直な友達に影響されたから |