2 . 現在、大都市では、夏の水不足が問題になっている。（ア）、農村部でも年によっては、雨不足が農産物に大きな影響を与えている。そこで、水不足問題を解決するために、人工的に雨を降らせる研究が進められている。

雨をどうやって降らせるのか。とても小さい水や氷の粒が集まって空気中に浮かんでいるものが雲だ。水分の多い厚い雲に飛行機を使ってドライアイス（干冰）を撒く。そうすると、空気の温度が下がり、雨が降るというわけだ。厚い雲の多い冬にダムの近くでそれを行うと、一番効果的だという結果も出た。また、台風などが近づいてきた時、まだ雲が海の上にあるうちに、雨を降らせて、大雨による洪水の被害を小さくしようという研究も進んでいる。

この人工的に雨を降らせる方法が実現すれば、都市の水不足や農業問題ばかりでなく、台風の被害などさまざまな対策に活用できるだろうと、各方面から期待が寄せられている。

3 . 日本人は1年（ア）2回お世話になっている人たちに贈り物をあげる習慣があります。7月に贈り物をお中元、12月のものをお歳暮といいます。お中元とお歳暮の時、日本人が一番もらいたいのは長持ちのものです。（イ）、タオル、石けん、醤油、油などのセットです。しかし、地方によって、少し違いがあります。河豚、蟹、海老などの魚介類を贈るところもあります。

一方、親しい友人の結婚祝いや出産祝いの場合は、友人同士がお金を出し合って、相手の希望の品を贈ることも珍しくありません。（イ）、結婚祝いでは、洗濯機、冷蔵庫など、新婚家庭の必需品を贈ることがあります。

とにかく贈り物をする時は、贈ってもらうと嬉しいもの、あると便利なものを選ぶといいと言われています。