9 . 午前の十時ごろまで、東京の街は人影が少なくて寂しいのですが、十二時ぐらいになると、急ににぎやかになります。
東京の飲食業が繁盛していて驚きました。町のどこにもレストランなどが見えます(能看见)。中華料理店もたくさんあります。経営者は中国人だろうと思っていました。( ア )、実はそうではありません。
ある大学の近くには「梅花飯店」という中華料理店があります。中国的な名前だから、私はそこに入りました。店が広くなくて、お客の席からコックさんが料理しているのが見えます。横顔を見ると、そのコックさんはもう七十歳に近いでしょう。そのうちウェーター(服务员)は料理を持って私のところに来ました。本当においしかったです。ウェーターの話に私はまた驚きました。そのコックさんは経営者で、しかも日本人です。彼は中華料理屋で長期間見習い(实习)をしてコックの( イ )を磨き、三十五歳になってから、やっと「梅花飯店」を開きました。中華料理の作り方を勉強するために(为了)中国へ何回も行ったことがあります。今、本店のほかに五か所の支店を持っています。
食べ終わった後、経営者に「味付け(调味)を上手にしていて、とてもおいしかったですよ。」と言いました。彼は満足な顔で笑い出しました。
1.
文中に「東京の飲食業が繁盛していて驚きました」の「て」と同じ使い方の文は次のどれか。A.兄は晩ご飯を食べてすぐ寝ます。 |
B.私は毎日バスに乗って学校に行きます。 |
C.座って話しましょう。 |
D.ペットが死んで悲しいです。 |
2.
文中の( ア )のところに入れるのに最も適当なものはどれか。3.
文中に「また驚きました」とあるが、それはなぜか。A.料理がとても美味しかったから。 |
B.コックさんはもう七十歳に近いから。 |
C.コックさんは経営者で、しかも日本人だから。 |
D.ウェーターさんのサービスがよかったから。 |
4.
文中の( イ )のところに入れるのに最も適当なものはどれか。5.
この文章の内容に合っているものはどれか。A.午前九時の東京の街はにぎやかだ。 |
B.経営者は全部6か所の店を持っている。 |
C.コックさんは中国へ行ったことがない。 |
D.「梅花飯店」はとても広い店だ。 |