みなさんは「挨拶(あいさつ)」の語源を知っていますか?「挨」には心を開くと言う意味があります。( ア )、挨拶は「心開いて、相手に近づいていく」という意味です。
昔から日本人は、他人と外で出会ったり、すれ違ったりした際は、たとえ見知らぬ人でも、声をかけるのが一般的な礼儀でした。挨拶ができないものは優秀だとは認められませんでした。今でも、 日本では、会社や近所関係などの中で、そのような傾向が強く残っています。
朝会ったときのあいさつ「おはよう」は、「早くから、ご苦労様です」の略だと言われ( イ )。それは朝から働く人をねぎらう言葉でした。「こんにちは」は「今日は、ご機嫌いかがですか」の略で、お昼に初めて出会った人の体調や心境を気づかっていました。また、「さようなら」は「さよならば」の略で、「それなら、私はこれで失礼いたします」という意味だったそうです。
会社では、外出する上司・先輩にはもちろん、同僚への「いってらっしゃい」、外出から帰ってきたら「ただいま」、仕事が終わって帰宅する人への「( ウ )」などのあいさつは、忘れてはならない礼儀でしょう。
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文中の( ア )の所には何を入れますか37.
文中の「そのような傾向」とは何を指していますかA.見知らぬ人でも、声をかけること |
B.心を開いて、相手に近づくこと |
C.挨拶ができないものでも優秀であること |
D.挨拶ができないものは優秀ではないこと |
38.
文中の(イ)の所には何を入れますかA.ています | B.てあります | C.てしまいます | D.ていきます |
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文中の「働く人をねぎらう」に関する記述に最も近いものは次のどれですかA.朝から働く人を褒めます。 | B.朝から働く人を慰労します。 |
C.朝から働く人を叱ります。 | D.朝から働く人を勉強します。 |
40.
文中の(ア)の所には何を入れますかA.お先に失礼します。 | B.お帰りなさい |
C.お疲れ様でした。 | D.いただきます。 |