「アリとキリギリス」、「ウサギとカメ」、「北風と太陽」は世界中の子どもたち 1 今も読み継がれているイソップ童話で、紀元前6世紀 2 (頃)、古代ギリシャで生まれました。
日本にイソップ童話が 3 (伝わる)たのは16世紀の末でした。ヨーロッパから来たキリスト教の宣教師が持ち込み、それが日本語に 4 (ほんやく)されて、江戸時代になると「伊曽保物語」 5 して出版、普及が進みました。さらに明治時代以降、小学校の教科書に一部の物語が採用されるようになりました。
イソップ童話が世界中に広がっていくにつれて、物語の内容にも変化が生まれました。「アリとキリギリス」は、もともと「アリとセミ」だった 6 、物語の結末も、
①冬の厳しい 7 (寒い)の中でキリギリスは死んでしまう
②アリに助けられたキリギリスは反省して次の年から 8 (真面目)働くようになった
③アリはキリギリスに食料を与え、キリギリスはお礼 9 バイオリンを弾いて聞かせた
というように、いくつか 10 パターンが存在しています。
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