郊外の駅のそばに､自転車がたくさん並んでいるのをよく見る。駅から少し遠いところに住んでいる人が､駅まで自転車で来て､電車に乗って都心へ行くのであろう。

自転車は便利である。止めるのに場所を取らない。細い道で通ることもできる。運転免許証も要らない。通勤にも買い物にも､気軽に利用することができる。

このごろは､運動のために自転車を利用する人も増えている。膝が弱くてあまり走ることができない人でも､自転車なら乗ることができるので､ジョギングよりよい場合もあるそうだ。しかし都会では自転車が多いので､安全に走るためには､いろいろな工夫が必要である。

最近､都内のある自転車専門店がやっているサイクリングの話を聞いた。毎週土曜日､朝早く、店の前からグループで出発する。車の多い道でも､グループで走れば危険はずっと( ア )。1時間ぐらいで郊外のサイクリング・コースにつく。ここでは､かなりの速度で走ることができる。経験者が先頭になって､慣れない人があとから走るから､楽である。安全で､体力のあまりない人にもできる。よい方法だと感心した。