【推荐1】日本人にはユーモアがない、とよく言われる。言い出したのは、中国人の林語堂（1895-1976文学者·評論家）だそうである。欧米人もそう思っているらしい。

何年か前、ニューヨークやワシントンDCに住む30人のアメリカ人に「日本人の特性は何だと思いますか」と聞いたところ、半数近くが「勤勉」と答えた。次に、多かったのは「まじめ」で、「退屈」も少しあった。予想したとおり、「ユーモアがある」という答えは（　ア　）。

だが、日本人にユーモアがないなんてとんでもない。その証拠に、日本には狂歌、川柳、滑稽本、落語、漫才、狂言と、「笑い」を楽しむ文芸、演芸が数多くあったし、今もある。と、私などは思ってしまうのだが、「落語や漫才を聞いて笑うのが好きだからといって、その人にユーモアがあるとはかぎらない」と、ある人に言われて返事に困った。その意見が納得できたからである。

では、ユーモアとは何か。辞書には（　イ　）書いてある。

「言いたいことと、言っていることの間にヒネリ（反转）があり、その違いの可笑しさが笑いを誘うことかある。そして、その笑いによってお互いの理解がより深まるとき、その可笑しさをユーモアと言う。イロニー（讽刺）が、ある高みから相手の愚かさを笑い飛ばそうとするのに対して、コーモアには、自分を低くして、自分と相手に共通する愚かさを共に笑い合おうとする＜アホの相互確認への意志＞がある」。

【推荐2】「背負う」を辞書で引くと、苦しい仕事や条件を引き受けるとの意味がある。（　ア　）マイナスのイメージが強い。

だからというわけでもあるまい^注が。通学にランドセル^注を使う小学生の93％が「ランドセルが重い」と感じている。学校用品を扱うフットマークが全国の小学1～3年生と保護者1200組を対象に昨秋行った調査で分かった。

保護者も90％が同様に感じていた。教科書などが入って際の重さは平均4.28キロで前年度の3.9キロより増えた。学年が上がるにつれ、重くなる傾向があり、10キロ以上の子もいた。

重いと感じている小学生の3.5人に1人が、通学時に肩や腰などの痛みを訴えたことがある。通学が苦痛になるなど、心身への悪影響が懸念されるという。

重くなっている背景には、教科書のページ数の増加もある。教科書協会によると、1～6年生の全教科書の総ページ数は2020年度が8520ページ。脱ゆとり教育の影響もあり、15年間で1.7倍に増えた。

全国的には、国のGIGAスクール構想の下、情報端末を毎日持ち帰らせる動きが徐々に広がっている。だが、荷物がますます重くなり、通学がおっくう^注になっては元も子もない^注。まもなく入学シーズン。学校へ行くのが楽しくなる環境をどう作るか。大人が背負うべき「宿題」だろう。

ランドセル：（小学生用硬式）双肩带书包。

おっくう：怕麻烦， 不愿意做，懒得动。

元も子もない：一无所得；本利全无。

【推荐3】豪華なごちそうが出てきたら、ついつい食べ過ぎてしまいがちだ。(ア)、胃腸の調子を悪くしたり体重が増加してしたりしてしまう。こういう場合はどうしたらいいだろうか。お茶には胃腸の調子を整え、デトックスやダイエット効果があるといわれている。だが、お茶には本当にそのような効果があるのだろうか。

まずは、茶葉の成分から説明しよう。茶葉には茶ポリフェノール、カテキンのようなフラボノイド系抗酸化物質とカフェインが多く含まれている。そのうち、カフェインは人を興奮させる効果があるので、ダイエットに効果があると誤解を招きやすい。新陳代謝が増加すると、エネルギ一の消耗が多くなるはずだが、カフェインは新陳代謝に与える影響が非常に小さい。そのため、茶葉に含まれるカフェインはダイェット効果はないとされている。

(イ)…

だから、どんなにお茶を飲んでもダイェットやデトックス効果は期待できない。体の調子を調整したいと思う人は、食事のバランスと適切な運動に注意するべきだ。