動物や人間は、外から入ってきた病原菌を体の中でおさえる力があるので、少しぐらいのことでは、病気にならないでいられるわけです。この働きは人によってばらつきがあり、同じ人でも日によって差があります。なぜなのでしょう。( ア )、実験。ある人に睡眠術をかけて、楽しい思いを 30 分、いやな思いを 30 分させ、それぞれの時の血液を取って、血液の中の病原菌を殺す力を調べてみたら、いやな思いをさせるときの血液は、その力が普通の時の 3 分の 2 ぐらいに減っていたそうです。数十人の人にやってみたら、みな同じだったそうです。9 の力が 6 になってしまうのですから、病原菌の力が 7 や 8 と強かったらどうでしょうか。楽しい思いをして暮らしている人は病気にならないですむでしょうが、いつも不愉快な思いで暮らしている人は、病気になってしまうわけです。
人は、心の使い方で、病気になりやすかったり、健康でいられたり、ということが実際にありうるということです。つまり、(イ)、ということです。
健康は、まず、心の悩みをうまく取り払うことからということでしょう。
1.(ア)の中にどんな言葉を入れたらいいか。A.しかし | B.そこで | C.つまり | D.それに |
A.睡眠術の働きを調べる。 | B.病気になる原因を調べる。 |
C.健康でいられる方法を調べる。 | D.血液の中の病原菌を殺す力を調べる。 |
A.病原菌を殺す力 | B.病気を治す力 |
C.睡眠術の力 | D.血液の力 |
A.人は病原菌を体の中でおさえる力がある |
B.心が落ち込んでいる時は病気になりやすい |
C.人に睡眠術をかけて実験することが効果的だ |
D.同じ人でも日によって病原菌をおさえる力に差がある |
A.病原菌を殺す働き | B.健康の大切さ |
C.病は気から | D.実験の役割 |
相似题推荐
【推荐1】私たちは、昔から、植物の香りを楽しんできた。( ア )、葱や紫蘇など香りの強い葉を、料理の薬味(佐料)として使う。お菓子の香り漬けや、香水の原料として、植物を使ってきた。
植物の香りは、いくつかの「香りの成分」が集まってできているが、これらの成分の中には、様々な効果を持つものがある。日本でよく見られる楠の香りの主な成分には、虫を近づけさせない効果があることから、①この木はタンス(柜子)などの家具の材料として使われてきた。また、刺身につけるワサビのツーン(窜鼻子)とした香りの成分には、カビ(霉)や菌が増えるのを抑える効果があるのである。②このように、私たちは、香りの成分が持つ様々な効果を生活の中で便利に利用してきたのである。
1.( ア )に何を入れますか。A.しかし | B.例えば | C.だから | D.というのは |
A.カビが生えないから |
B.虫を防ぐことができるから |
C.楠の木が丈夫で、家具の材料に向いているから |
D.楠は香りがいいから |
A.香りの効果によって適したものに使う | B.料理の薬味に使う |
C.香水の原料に使う | D.タンスなど家具の材料に使う |
A.刺身につけるワサビの香りには、虫を寄せ付けない働きがある |
B.葱や紫蘇など香りの強い葉は、香水の原料として、使われてきた |
C.働きが様々ある香りは、日常生活でよく利用されてきた。 |
D.香りには眠気を覚ます働きがある |
A.香りの不思議な働き | B.香りと料理の関係 |
C.植物の香りと香水の関係 | D.家具の材料として使われる香り |
【推荐2】日本の餃子の 1 (作る)方も食べ方も中国から 2 (伝わる)ました。今では、日本の各地 3 専門の店もあって、ス一パ一の食品売り場でもさまさまな餃子が 4 (売る)ています。でも、日本では、餃子をお湯に入れて煮て食べるのではなくて、鍋に油 5 引いて餃子を焼いて食べるのがやはり一般的です。それは、 6 (焼く)餃子がわたしたち日本人のロに 7 (あう)からでしょう。
日本人はご飯が主食です。それで、中国から伝わった餃子が自分たちの食習慣に合うように、(皮) 8 を薄くしたり具の中にニンニクを入れて肉の 9 (臭い)を消したりして、作り方を改めました。そして現在、餃子をおかずにして、餃子とライスと漬け物がセットになった「餃子定食」 10 よく見られ、とても人気があります。
1.2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
【推荐3】10年近く前、①印象的なテレビのコマーシャルCMがあった。ある洗濯洗剤「X」のCMなのだが、洗ったシーツ(床単)の香りを女性が楽しんでいるだけなのだ。洗濯洗剤を使う目的は汚れを落とすことなのに、そのCMでは、香りのことばかり言っていて、汚れをよく落とすことは全く言っていなかった。この洗濯洗剤を作っている会社は、どうしてこんな変なCMにしたのだろうかと思ったが、最近ある本を読んで、その理由がわかった。
その本には、次のようなことが書かれていた。この会社には昔から汚れをよく落とす洗濯洗剤「A」という人気商品があったが、会社の売り上げをもっと伸ばすために、新しいタイプの洗濯洗剤を作ることにした。それが「「X」だった。「X」は、「A」と値段はあまり変わらないが、汚れを落とすだけでなく、香りも楽しめるのが特長だった。
(ア)、最初、「X」は期待していたようには売れなかった。初めのころに作ったCMでは、消費者に「X」の特長がうまく伝わらなかったのだ。そこで、この会社はそれまでのCMを大きく変えて、「この商品を使えば、いい香りが楽しめて、とてもいい気分で洗濯ができる」というメッセージを強く伝えることにした。そうして新しく作られたのが、②私が見たCMだったのだ。
そのCMによって、「X」の特長が多くの消費者に伝わったようで、それ以降、「X」もよく売れるようになったそうだ。私がちょっと変だと感じたあのCMは、実は十分に宣伝効果があったのだ。
1.①「印象的なテレビのコマーシャルCM」とあるが、どのような点が印象的だったのか。A.洗濯洗剤のCMに女性が登場している点。 |
B.洗濯洗剤なのに、いい香りがついている点。 |
C.洗濯洗剤が汚れをよく落とすことを強く言っている点。 |
D.洗濯洗剤なのに、汚れを落とすことについて全く言っていない点。 |
A.シーツを洗うための洗濯洗剤であること。 |
B.洗濯洗剤Aより値段がとても安いこと |
C.どんな洗濯洗剤よりも汚れをよく落とすこと。 |
D.香りを楽しめる洗濯洗剤であること。 |
A.ところで | B.ところが | C.すなわち | D.それで |
A.初めはあまり売れなかったが、よく売れるようになった。 |
B.初めはよく売れたが、あまり売れなくなった。 |
C.初めからずっとよく売れていた。 |
D.初めからずっとあまり売れなかった。 |
A.「私」には意味がわからなかったし、多くの消費者にも宣伝効果がなかったのだ |
B.「私」は変なCMだと思っていたが、多くの消費者には宣伝効果があったのだ。 |
C.「私」は効果的なCMだと思っていたし、多くの消費者にも宣伝効果があったのだ。 |
D.「私」には印象的だったが、多くの消費者には宣伝効果がなかったのだ。 |