(ア)返事して違う部屋にいったり、愛想笑い(敷衍地笑)をしてやり過ごしたり、そのくせお小遣いをもらえる時だけは調子が良かったり。曽祖母が少しずつ物忘れがひどくなって、老人ホ一ムに入ると決まった時は、ちょっとだけほっとした自分もいた。
小学校低学年の時、曽祖母は亡くなったが、知らされた直後は、私は深く悲しむことも涙を流すこともなかった。(イ)、最後のお別れの時、棺(棺材)の中で眠る曽祖母の顔を見たその瞬間、私は泣き崩れ(痛哭流涕)ていたと思う。曽祖母の顔はなぜだか暖かく見えて、私はそれまでの行動を後悔した。
あの日から何年が経っても、いのちを考える時、私は必ず曽祖母のことを思い出す。だから今ならきっと言える。「冷たくしてごめん」って、たったそのひと言を。
1.文中に「ちょっと苦手だった」とあるが、なぜ筆者がそう思うのか。
A.質問に答えられないから |
B.会いたくないから |
C.曽祖母との付き合い方が分からないから |
D.曽祖母のことが好きではないから |
A.羨ましく | B.懐かしく | C.丁寧に | D.適当に |
A.それなのに | B.それで | C.だから | D.また |
A.曽祖母と最後の別れをしなかったから |
B.曽祖母が生きている間に優しくしなかったから |
C.曽祖母からお小遣いをもらえなかったから |
D.曽祖母が亡くなったことを知った時涙を流すこともなかったから |
A.筆者は曽祖母との仲がとても良い |
B.曽祖母が亡くなったことを知って、筆者は悲しく泣いた |
C.曽祖母とずっと同じ家で暮らしていたから、曽祖母のことが大好きだ |
D.棺の中で眠る曽祖母の顔を見た筆者はそれまでの行動を後悔した |
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【推荐1】先日、私は、母と買い物に行って、デパートのエレベーターで不思議な光景に出会いました。上の方の階でイベントがあるというので、上に行くエレベーターを待っていました。
一分ぐらい待ってようやくエレベーターが来たので、母と私、( ア )、母ぐらいの年の女の人と、若い男の人が乗り込みました。行き先の階を押すパネルの前に立った女の人は、親切に、私に「何階ですか」と聞いてくれました。私は「十階をお願いします。」と言いました。男の人は黙ってパネルの反対側の入口の近くに立っていました。
女の人が「閉」のボタンを押して、ドアが閉まりかけたその時、男の人が足をドアに差し入れて、ドアが閉まらないようにしています。パネルの前に立っていた女の人が怒ったような顔をしましたが、男の人は素知らぬ顔をして、そのままドアが閉まらないようにしています。わたしは母に、「何で、あんなことするのかなあ。」と言いました。女の人がもう一回「閉」のボタンを押したのに、男の人がまた足を挟んだので、女の人が怒りそうになりました。
その時です。「ありが、とう。」と、おばあさんが荒い息をして入ってきました。そうです。その人は、おばあさんが来るのが見えたので、ドアが閉まらないようにしていたのです。
女の人は、少し間が悪い(不好意思,难为情)にしていましたが、結局、すぐ次の階で降りました。
わたしは母に、「親切って、難しいね。」と言いました。
1.文中( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.ですから | B.それから | C.なぜなら | D.これから |
A.涼しい顔 |
B.爽やかな顔 |
C.熱心な顔 |
D.やさしい顔 |
A.男の人への感謝の気持ちを表すため |
B.女の人への不満の気持ちを表すため |
C.迷惑に感じている様子を表すため |
D.激しい息をしている様子を表すため |
A.おばあさん | B.女の人 | C.男の人 | D.わたしと母 |
A.エレベーターの中で人に親切するのは難しい。 |
B.人に親切にすることは言葉だけで表せるから難しい。 |
C.女の人がしたような親切なことをするのは難しい。 |
D.親切は、他の人に伝わらないこともあるから難しい。 |
【推荐2】先日、富士山に遊びに行った。観光シーズンじゃなかったためか、道路もすいていて、気持ちがよかった。五合目(半山腰)まで一気に登ると、雲はすでに足の下にある。思っていたよりも頂上が近い。友人と何枚も写真をとったあと、河口湖へ向かう。湖面に映る富士の姿を見ていると、【ア】何とも言えず、心がいっぱいになる。昔の人も、こんなに美しい形を(イ)山を見て、きっと心が洗われたように感じたに違いない。
シーズンになると多くの観光客がここを訪ねるが、自然は美しく保ってほしいと思う。自然が自らその姿を変えていくことはどうしようもないが、少なくともわたしたちが、自分たちの都合で勝手にその姿を変えるようなことはしたくない。
1.文中の【ア】の「何とも言えず、心がいっぱいになる」の表そうとする意味はどれか。A.富士山は初めてだったので、何も言えない。 |
B.富士山が湖に映っているのを見て、何も言わないで感心している。 |
C.富士山の雄大さに感動している。 |
D.富士山の美しい姿に心を動かされている。 |
A.する | B.した | C.して | D.してきた |
A.自然が自らその姿を変える | B.自然が自らその姿を変えできない |
C.自然は美しく保ってほしい | D.自然は美しく保ってほしくない |
A.自然は、人間が勝手に変えてはいけないものだ。 |
B.富士山と湖は美しいので合理的に利用すべきだ。 |
C.富士山は今も昔も美しい形の山だ。 |
D.自然は大切なので、絶対に形を変えてはいけない。 |
A.富士山に登った | B.富士山の頂上で |
C.富士山に思う | D.富士山の姿を変えないで |
【推荐3】普段、私たちが町でよく見かけるのは、庶民の大好物のおでんとラーメンの屋台です。夜になると、駅前に① の屋台が並んいます。
駅前は朝から晩まで1日働いて、心も体も疲れ切った人々が、ちょっと1杯飲んで、はリラックスするのに恰好の場所なのです。そこに並んでいる屋台は、食べることよりも、むしろお酒を飲むために立ち寄る人のほうが多いようです。屋内は7、8人が肩と肩を合わせながら座れる程度の狭さです。この狭さは親しみやすく、交流しやすい雰囲気を作っているのです。お酒を飲み交わして、ビールを付き合っているうちに、いつか疲れも吹き飛んでいってしまうのです。おでんは日本人が寒い冬に好んで、食べる鍋料理のことです。寒い冬の日には、熱いおでんを食べるのは② です。汁の中に大きく切った大根、じゃがいも、竹輪、こんにゃく、ゆで卵、昆布、焼き豆腐などの具が入っています。普通、汁は昆布で取りますが、お店によっては、鶏肉で取るところもあります。おでんを食べながら、友人や知人とお酒を飲んでいると、体ばかりでなく、心の中までポカポカと暖かくなってくるのです。
大都会に住むサラリーマンが疲れた体を休め、明日への活力を養う場所が屋台です。
1.文中に① のところに入れるのに、最も適当なものはどれか。A.いつか | B.いくつ | C.いつ | D.いくつか |
A.疲れている | B.疲れていない | C.疲れが飛んだ | D.疲れから解放された |
A.最中 | B.最終 | C.最低 | D.最高 |
A.屋台 | B.駅前 | C.町 | D.大都会 |
A.屋台は駅前に並ぶ。 |
B.屋台は狭い場所だ。 |
C.屋台は飲むことも食べることもできる場所だ。 |
D.屋台は仕事で疲れる人がリラックスする所だ。 |