おいしいケーキ屋さん知りませんか?作家の岸田奈美さんは都内の裏路地を歩いていたとき、30分間で6人に同じ質問をされた。まずは女性2人組で、店を紹介し、出身地や仕事の話が弾んだ(起劲儿)後に別れた。次は会社員風の男女だ。最後の若い男性2人にはお茶に誘われた。
なぜ、こんなことが起きるのか。知りたくて2人についていくと、ファミレス(家庭餐厅)だった。彼らのスマホには、きれいな外国の写真でいっぱいだ。うちの1人が言いました。SNSの副業で「誰でももうかる(赚钱)」。友達5人を入会させれば「無料でウユニ塩湖に行ける」。ただ、最初に30万円と月1万円が必要だという。話は1時間で終わった。マルチ商法の勧誘だった。そういえば、少し前に喫茶店で似たような場面に会った。
春は、出会いの季節である。未知の世界に胸を躍らせる新入生や新社会人のみなさん。そんな時こそご注意を。「必ずもうかる」なんて話が通るほど、世の中は甘くない。魔の手は、華やかな舞台を見せながら、将来への不安や孤独にさりげなく忍び寄る。道端で、友人や知人を通じて、SNSを介して。巧妙な罠(陷阱)に落ち、借金を抱えて自ら命を絶った若者もいる。なんともやりきれない。
他人のことと思うな。「8人の中に1人」が消費者トラブルにあう時代だ。「これは、あなたのために書いている」自らの体験を記した岸田さんが言った。
1.文中に「同じ質問」とあるが、何の質問か。A.おいしいケーキ屋さんを知っているかどうかのこと |
B.作家の岸田奈美さんを知っているかどうかのこと |
C.都内の裏路地へどうやって行けるかのこと |
D.きれいな外国の写真はどこで撮ったかのこと |
A.会社員 | B.店員さん | C.声をかける人 | D.作家の岸田さん |
A.それは日本の商法規則の一つだ。 |
B.他人のお金を狙った詐欺の一種だ。 |
C.必ずお金がもうかる方法の一つだ。 |
D.月に30万円もうかる方法の一つだ。 |
A.春は、出会いの季節なので、甘いものを食べるほうがいい。 |
B.将来への不安や孤独を考えると甘いものを食べたくなる。 |
C.苦労せず、お金が簡単にもうかるものじゃない。 |
D.未知の世界に胸を躍らせる新入生や新社会人みんなが甘い。 |
A.道で声をかけられたら、答えないほうがいいと呼びかけている。 |
B.若者の皆さんがお金がもうかるように呼びかけている。 |
C.消費者トラブルにあう時代を改善しようと呼びかけている。 |
D.岸田さんの体験を通して皆さんが騙されないように呼びかけている。 |
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【推荐1】天気はわたしたち人間の生活に深い関係を持っています。___①__、人間はずっと前から、あした天気はどうなるかを、事前に知ろうと努力してきました。現在は天気についての研究がたいへん進歩してきました。機械を使って地上の天気を調べられるだけでなく、船の上で海上の天気を調べたり、飛行機で空や台風の様子を調べたりできます。___②__、テレビやラジオや新聞で、かなり正確な天気予報を伝えることができるようになりました。
また、昔から人間はなんとかして天気を変えることを考えてきました。テルテル坊主という人形を作って、運動会の前の日にみんなで「あした天気になーれ」と合唱したり、雨が降らないで作物が枯れそうになったときには、「雨が降りますように」と神様にお祈りをしました。しかし、天気はそのとおりになってくれるものではありません。近頃では、人の力で雨を降らせたり、霧を散らしたりすることも研究されていますが、まだ人工で天気を大きく変えることには成功していません。
1.文中の__①_のところに入れるのに、最も適当なものはどれか。A.あるいは | B.つまリ | C.それで | D.および |
A.それとも | B.一方 | C.ただし | D.だから |
A.あした悪い天気になってください。 |
B.あしたいい天気になってください。 |
C.あしたどんな天気でも大丈夫です。 |
D.あしたどんな天気か知りたいです。 |
A.天気は人間が希望するようになる。 |
B.天気は人間が希望するようにならない。 |
C.天気は人間が希望するようになるときがある。 |
D.天気は人間が希望するようになる可能性がある。 |
A.あした天気はどうなるかを、事前に知ること。 |
B.海上の天気や、空の様子を調べたりできること。 |
C.かなり正確な天気を伝えること。 |
D.機械を使って天気を大きく変えること。 |
【推荐2】わたしは小さいころから宇宙に憧れていて、字宙飛行士になるのが夢でした。宇宙飛行士になるのはものすごく難しく、その夢はかないませんでしたが、今 でも望遠鏡で星空を見ることが好きです。先日、日本で初めて国の機関ではなく、民間のロケット打ち上げが成功したというニュースを見ました。ロケット に乗って宇宙に行くことは、何度も夢に見ましたが、ロケットを飛ばすことに ついては、初めて関心を持ちました。
初めて知ったこの民間のロケツトがどんなものなのか、どうやって飛ばすのか、コストはどのくらいなのか、これからどうなっていくのか、宇宙飛行士を夢見ていたときのわくわくどきどきした気持ちを思い出しました。調べていくうちに、民間のロケット打ち上げは、想像以上に大変なものだったのだと知りました。失敗しては修正し、( ア )失敗しては修正し、何度もそれを繰り返してやっと成功したそうです。
「ロケットを飛ばすほうもいいなあ」と、ふと思いました。わたしはもう来年 60 歳になります。今からロケットを打ち上げるために何かをするのは難しいです。しかし、これからも大好きな星空を見ながら友人と語り合うことはできます。民間ロケット打ち上げのニュースを通じて、また新しい夢を見ることができました。民間ロケット打ち上げを成功させてくれた人たちに感謝しています。
1.この文章によると、筆者の小さい時の夢が実現できたか。A.実現できた | B.実現できなかった |
C.分からない | D.夢はなかった |
A.ロケットはどうやって飛ばすか。 | B.コストはどのぐらいなのか。 |
C.民間のロケットがどんなものなのか。 | D.以上の全部 |
A.また | B.それに | C.すると | D.それと |
A.これから宇宙飛行士になる子定です。 |
B.ニュースを見るまで、民間のロケットのことを知りませんでした。 |
C.夢がかなったので、周りの人に感謝しています。 |
D.小さい頃から、ロケットを打ち上げたいと思っていました。 |
A.ロケット打ち上げを成功させた人はすごい、彼たちに感謝している。 |
B.私は小さいころから宇宙飛行士になりたい。 |
C.民間のロケットはどんなものなのかとうとうわかった。 |
D.ロケット打ち上げのコツ(诀窍)は何度も失敗するということだ。 |
【推荐3】私の父はいつも持ち帰り仕事をしています。持ち帰り仕事とは、会社で終わらなかった仕事を家に持って帰ってきてやることです。私はこの光景を見て、いつも「なんてひどい会社なんだろう」と思っていました。(ア)、父はいつも「会社に期待されてるから」と言って、家でも一生懸命仕事をしていました。私は、家は落ち着ける唯一の場所だと思っています。会社を出たら、仕事のことを考えたくありません。小学生の時も、勉強はできるだけ家ではやらず、図書館や塾でやっていました。それほど、家には外の事情は持ち込みたくなかったのです。この考えは、人によると思います。しかし、家の中と外の世界の区別をつけなければ、家でリラックスがしっかりできません。私は家だけは自分だけのものであって欲しいと思います。
1.本文によると、筆者のお父さんはなぜ「持ち帰り仕事」をしているか。A.ひどい会社で働いているから | B.会社の仕事環境は悪いから |
C.父は喜んでそうしているから | D.家で落ち着いて仕事ができるから |
A.それから | B.しかし | C.だから | D.それで |
A.会社の仕事 | B.宿題 | C.復習 | D.料理を作ること |
A.そんなことは家族に嫌われているから |
B.家では落ち着くことができないから |
C.家は人の気持ちをリラックスさせる場所であるべきだから |
D.子供の時から、お父さんにひどく影響されているから |
A.筆者のお父さんはいつも仕事で忙しい。 |
B.筆者はお父さんとよく似ている。 |
C.筆者のお父さんは家族を重視していない。 |
D.すべての人は家の中と外の世界を区別しなければならない。 |