1 (先日)中国へ出張(出差) 2 行った生徒さんからおいしい烏龍茶をもらいました。せっかくなので、 3 (ちしき)を教えながらお茶を入れました。
日本でお茶を飲む時は「いただきます」と言うのが普通ですが、中国でお客様にお茶を入れた時、お客様は「謝謝」ではなく、指先でテーブル 4 軽くコンコン数回叩きます。これは中国茶を入れる人 5 飲む人の間の「暗号」-「叩手礼」と言います。そもそも、なぜ指先で叩くのでしょうか。
一説には、お茶が好きな清の皇帝「乾隆帝」が、お忍びで訪れた(微服私访)茶館で自ら臣下にお茶を注いだところ、恐縮した臣下が、乾隆帝の 6 (みぶん)が周りにばれないよう(为了不被看穿)、 7 (指)で乾隆帝に臣下の礼の一つである三跪九叩頭の礼を 8 (表現)したという説です。「扣手」と「叩首」は、中国語では 9 (おな)じ発音であり、額を地面に打ち付ける「叩首」は、手を打ち付ける「扣手」 10 表します。
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【推荐1】最近癒し系ロボットが注目されているそうです。それまでのロボットの多くは人間の生活を便利にするために開発されてきました。しかし、癒し系ロボットは、人間の役には立ちません。人間に甘えて、人間を癒すことを目的に作られています。これらのロボットには、AIが入っていて、人間に甘えたり(撒娇)、嫉妬したり、いたずら(恶作剧)もしたりします。人間はそんなロボットの世話をします。人間の世話の仕方によって、癒し系ロボットの性格は変わります。つまり、癒し系ロボットは、人間に何かをしてあげるのではなく、人間に何かをしてもらうことで、ロボットは感情を持ち 、成長していきます。そして、そんなロボットとコミュニケーションを取ることで、人間は癒されるのです。実際に癒し系ロボットと生活した人の多くはストレスが減ったそうです。
家の事情や経済的な理由でペットを飼いたくても飼えない人や、仕事が忙しくてペットの世話ができない人や、動物が好きでも触れないなど( ① )、理想的です。
また、このロボットを利用して、留守中の家や子ども、遠く離れて暮らす家族などの様子を外から見ることもできます。
1.癒し系ロボットの目的は何か。A.人間の生活を便利にすること | B.人間と会話すること |
C.人間に甘えること | D.人間を成長させること |
A.癒される性格だから | B.人間のように甘えるから |
C.感情的だから | D.いたずらをするから |
A.癒し系ロボットを買う金銭的な余裕がある人 |
B.ロボットと一緒に散歩したい人 |
C.働いている間、子ともが一人でうちにいる人 |
D.忙しくて、ロボットに家事を手伝ってほしい人 |
A.にしては | B.に対しては | C.にとっては | D.については |
A.癒し系ロボットは人間とのコミュニケーションによって成長する。 |
B.癒し系ロボットは癒しながら家族を見守るために作られた。 |
C.癒し系ロボットはまったく人間の役に立たない。 |
D.癒し系ロボットは本当のペットよりも人間を癒すことができる。 |
【推荐2】ジョギングは、走ることを楽しむスポーツで、有酸素運動(有氧运动)の一つです。ダイエット(减重)や健康のために、ジョギングを始める人がたくさんいます。ジョギングすれば、体が丈夫になります。そして、ストレスを解消することもできます。
これからジョギングを始めたい人に、アドバイスをします。まずは、正しいフォーム(姿勢)で走ります。そうしないと、けがしやすくなります。次に、深くしっかりとした呼吸も大切です。例えば、しっかりと呼吸しながら、1キ口の距離を5分ぐらいかかる速さで一定のペース(歩伐)で走ります。最後に、「よし、今日は3キ口を走ろう」などの目標を決めて走る人もいますが、初心者にとって、習慣化することが大切です。だから、(ア)ではなく、時間を目標にしくみましょう。タイエットや健康のためなら、1日20~30分でいいです。
それでは、ちょっと体を動かして、ジョギングを今日から始めましょう。
1.ジョギングはどんなスポーツか。A.走ることを楽しむためのスポーツ | B.無酸素運動の一つ |
C.ダイエットのためのスポーツ | D.ストレスがたまるスポーツ |
A.浅い呼吸をしながら走ります。 |
B.できるだけはやく走ります。 |
C.今日は3キロを走ろうと、頑張ってみます。 |
D.時間を目標にして走ります。 |
A.ショギングをしない。 | B.正しいフォームで走らない。 |
C.けがしない。 | D.深くしっかりと呼吸をしない。 |
A.速さ | B.フォーム | C.距離 | D.時間 |
A.ショングのアドバイス | B.ジョギングの良いところ |
C.走ることの大切さ | D.走ることの難しさ |
【推荐3】近代科学は、人間が自然をコントロール(控制)するものと考えてきた。そして、対象を自分の脳で理解できる範囲内のものとして捉え、相手を完全に動かせると考えた。 (ア)、工業化を進められるだけ進めた結果、地球の温暖化が進み、異常気象が発生するといった事態を、最初から予想していた者はいなかったのである。近年、遺伝子(遗传基因)組み換え·細胞融合などの技術を利用して品種改良が盛んであるが、殺虫性作物を食べた益虫が死んだり、除草剤耐性菜種と近隣の雑草が交雑して、除草剤が効かない新種の雑草が生まれたといった報告が後を絶たない。ここでも(イ)事態に遭遇したのである。
これらを考えると、環境問題とは、人間が自然をすべて脳に取り込むことができ、コントロールできると考えた結果、起こってきたとみることもできる。それと裏腹(反对)に、自然のシステムはとても大きいから、汚染物質を垂れ流しても、「自然に」浄化してくれるだろうという過大な期待もあった。人間は自然を相手にするとき、理解できる部分はコントロールし、理解を超えた部分には目を瞑してきた。一言で言うなら、相手に対する謙虚な姿勢がなかったのである。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.しかし | B.だから | C.つまり | D.それに |
A.工業化を進められたこと |
B.自然をコントロールすること |
C.相手を完全に動かせること |
D.異常気象が発生すること |
A.予期できる | B.予期しない |
C.予期される | D.予期した |
A.人間は科学によって自然をコントロールできると考えたこと。 |
B.工業化を進められるだけ進めたこと。 |
C.遺伝子組み換え·細胞融合などの技術を利用して品種改良が盛んであること。 |
D.人が自然をコントロールしようとする試みは常に予想外の事態に直面したこと。 |
A.人間に自然に対する謙虚な姿勢がなかったから |
B.人間が科学によって知り得たことは、まだ自然のほんの一部だから |
C.自然を正しく理解することは、人間には不可能だから |
D.人間に自然に対する過大な期待があったから |