A.に | B.と | C.から | D.まで |
2 . 人間の体の皮膚には,汗を出す器官がたくさんあります。暑い時にはその器官が開いて汗が出ます。真夏の汗がたくさん出る時には,大人の人で1日に2リットル(公升)もの汗が出ると言われています。この汗は蒸発します。
注射をする時,アルコ一ル(酒精)で消毒すると冷たい感じがするのでしょう。これはアルコ一ルが蒸発する時,体の熱を奪い取っていくからです。これと同じように,汗が蒸発する時も,体の熱を奪います。それで体温が上がり過ぎるのを防ぐのです。反対に,寒い時には,汗を出す器官はすっかり閉じて,熱が奪われないようにします。そして,体温が下がり過きるのを防ぐのです。
しかし,このような自然の調節には限りがあって,これだけで体温をいつも変わらないようにしておくことはできません。そのことは,例えば冬の寒い時に夏のような格好をしていたらどうなるか。(ア ),夏の暑い時に冬のような格好をしていたらどうなるかということを考えただけでも分かるでしょう。
幸い,人間はものを考えたり工夫したり作り出したりする力を持っています。そこで暑さや寒さを防ぐためにいろいろな材料を作って,いろいろな衣服を作り出したのです。
1.真夏の時にどれぐらいの汗が出るか。A.2リットルしか汗が出ない。 |
B.子供も大人も2リットルぐらいだ。 |
C.大人の人で1日2リットルもの汗が出ると言われている。 |
D.誰でも真夏の時,2リットルもの汗が出ると言われている。 |
A.アルコ一ルは治たいから |
B.体温が上がり過ぎるから |
C.アルコ一ルが蒸発しないから |
D.アルコ一ルが蒸発する時,体の熱も奪われていくから |
A.注射をする時,冷たく感じること |
B.消毒すること時,冷たくなく感じること |
C.汗が蒸発すること,体の熱も奪われていくこと |
D.アルコ一ルが蒸発する時,体の熱も奪われていくこと |
A.まだ | B.また | C.でも | D.だから |
A.人間の体は自然に調節できるから |
B.人間は格好の考えによるものだから |
C.古くからの習慣によって衣服も違うから |
D.人間の体は自然の調節に限りがあって,体温をいつも変わらないようにすることができないから |
A.だめ | B.だめだ | C.だめな | D.だめに |
A.あると | B.いると | C.すると | D.くると |
A.をはじめ | B.にはじめ | C.がはじめ | D.ではじめ |
A.らしい | B.そうな | C.のような | D.みたいな |
「はい、おかげさまで。父は明後日外国へ旅行に 予定です。」
A.参る | B.いたす | C.おっしゃる | D.いらっしゃる |
A.もの | B.わけ | C.こと | D.よう |
9 . みんなが欲しいものを何でも手に入れようとしたらどうだろうか。でも、そんなことはしようと思ってもできっこない話なのだ。というのは、地球上に存在する全工場をフル稼働しても、無限にたくさんのものをつくることはできないし、人間の技術もまだそこまで進んではいないからだ。
労働者の数だって限られている。機械設備も限られている。農産物をつくるにも、農地には限りがある。みんなが大きな家に住みたくても住めないのは、土地が足りないというだけでなく、そんなことをすればたちまち、地球上の森林から木が切り出されて、あっという間に地球は丸裸になってしまうからだ。
つまり、最も大事なことは、私たちの欲望は無限だけれど、工場や機械設備、労働力、森林、農地、住宅地、石油など、商品を生産するための経済資源は有限だということである。経済資源が有限だから、私たちの欲望のうち、( ア )欲しいもののうち、一部分しか手に入らないのだ。別の言い方をすると、経済資源が有限なので生産されるものも有限ということになる。だから、私たちの手に入る「所得」も有限。すなわち、商品を買うための予算も有限ということになる。
このことを説明するのに、経済学では「稀少性」という言葉を使う。「稀少性」とは、人間の欲望をすべて満足させるだけの経済資源は地球上には存在しないという厳しい現実を示すじつに簡潔な言葉である。
稀少な経済資源を使って、人間の生活をどうやって豊かにすることができるのか。このことこそ、経済学の最も大きな目標である。
1.「そこまで」は何を指すか。A.人間の欲望をおさえること | B.物を速く安く作り出すこと |
C.物を限りなく作り出すこと | D.世界中の工場を一斉に動かすこと |
A.物を無限に手に入れること | B.農産物をたくさん作ること |
C.土地をどんどん開発すること | D.だれもが大きな家に住むこと |
A.そして | B.つまり | C.すると | D.たとえば |
A.欲しい物をすべて手に入れることはできないこと |
B.欲しい物をすべて手に入れようとは思わないこと |
C.物を作り出す工場も農地も多いほどよいこと |
D.物を作り出す工場も農地も不足していること |
A.稀少性の原理 | B.経済学の目標 | C.資源の有限性 | D.欲望の無限性 |
10 . 楽しくてつい食べすぎてしまうことは、誰にもあることだ。
特に、年末年始は飲み会が多い時期だ。①__、体を調節することで、体重を管理することができる。
食べ過ぎた分のエネルギーは、12時間~2日間で体脂肪に変わる。12時間後には食べ②増えてしまうかも知れない体脂肪は、食べ過ぎてしまった後の食事に気を付けることで管理できる。
この期間は、無理に3食食べる必要はない。食べ過ぎてしまった次の日の朝は、野菜ジュースなどの水分だけ取り、昼食も蕎麦やうどんなど軽く食べ、夜は野菜中心に食べる。これを2日くらい続ければ、余分なエネルギーが調節されやすくなる。
このように、たとえ1日食べ過ぎてしまっても、諦めずに調節し、上手なコントロール(控制)を続けることで、食べ過ぎても太らないようになる。
1.①___には何を入れるか。A.しかも | B.それで | C.しかし | D.あるいは |
A.食べ過ぎたもの | B.食べ過ぎたエネルギー | C.体重 | D.体脂肪 |
A.好きなものだけ食べる。 | B.軽く食べる。 |
C.野菜だけ食べる。 | D.3食しっかり食べる。 |
A.食べ過ぎた次の日から2日間、食事をコントロールする。 |
B.甘いものはできるだけ食べない。 |
C.食べ過ぎた次の日の昼はたくさん食べる。 |
D.毎日肉や魚、野菜を中心に食べる。 |
A.食べ過ぎたら、必ず太る。 |
B.食べ過ぎても体を調節すれば太らない。 |
C.余分なエネルギーは食べてすぐ脂肪になる。 |
D.昼食に蕎麦やうどんを食べると太る。 |