A.おもしろくて | B.かしこくて | C.やかましくて | D.まずしくて |
A.あげて | B.くれて | C.もらって | D.して |
3 . 私たちは長い間、自分の目で見られるもの以外には美しさを感じることができませんでした。だから、自然の草花や風景、家具や道具、美術や建築など、目に見える対象だけに美しさを求めてきました。
ところが、科学が発達して、顕微鏡や写真機などの光学機械が制作されるようになると、今まで想像も付かなかった新しい世界を見ることができるようになりました。( ア )、機械の力によって、新しい美が次々と発現されたのです。
顕微鏡は、目に見えない微生物や虫、草、鉱物など小さな部分を、何千倍、何万倍もの大きさに写して、人間が今まで全然気付かなかった世界を、私たちの目の前に開いてくれました。
菜の花やモンシロチョウ(菜粉蝶)は春の田園の美しさの代表です。ところが、その花粉や、蝶の羽を顕微鏡で見ると、思いがけない(意想不到)形をしているのに、びっくりさせられます。そして、 こんなに美しいものかと、驚かされます。
雪でもそうです。白い雪の美しさや、山や木に積もった雪景色の美しさは、誰でも知っていることですが、顕微鏡で見た雪の美しさは、また格別(特殊)です。雪の結晶は、たいてい六角形をしています。しかも同じ六角形でもその種類はいろいろで、それぞれ違った模様を描いているのです。
私たちは科学の力によって、新しい美しい雪の世界を見ることができるようになりました。これらの雪や蝶の羽などは、どんな図案家の力も及ばないほどの美しさを持っています。
こうした美しさは、誰かが作ったものでもなく、自然のうちに、調和した美しい形ができあがっているのです。
さらに、このごろでは、電子顕微鏡で、金属の組織を拡大して見ることができるようになり、そこにも、私たちの想像も付かない美しい形が現れています。( イ )は、科学の進歩とともに、これからも私たちの前に、新しく発見されていくことでしょう。
1.文中に「自分の目で見られるもの以外には美しさを感じることができませんでした」とあるが、その理由は何か。A.目に見える美は一番だから |
B.科学が発達していなかったから |
C.新しい世界を見る意欲がないから |
D.新しい美を発現したくないから |
A.つまり | B.例えば | C.しかし | D.それに |
A.自分の目で見られる世界 |
B.何千倍、何万倍もの大きさに写した世界 |
C.目に見えない世界 |
D.顕微鏡や写真機などの光学機械の世界 |
A.白い雪の美しさ |
B.山や木に積もった雪景色の美しさ |
C.六角形をしている雪の結晶の美しさ |
D.思がけない形をしている雪の美しさ |
A.目に見える美 | B.描かれた絵の美 |
C.白い雪の美 | D.自然の中の美 |
4 . 突然の雨で、傘がなくて困ったり、慌てて傘を買ったのにすぐ晴れてしまった、という経験をした人は多いだろう。必要な時だけ傘が借りられたら、( ア )便利だろうか。
実は、それが可能な町がある。この町は、「弁当を忘れても傘を忘れるな」という言葉があるように、( イ )。そして、観光客の多い町でもある。傘がなくてもみんなが困らないように、最近この町のあるグル一プが「貸し傘」活動を始めた。
この傘は、観光客でも市民でも無料で自由に利用できる。現在 4、500 本以上がバス停やス一パ一、公共の建物などの「貸し傘」用の傘立てに置いてあって、必要な時はそれを借りることができる。返すのは借りたのと同じ傘立てでなくてもいい。
「貸し傘」を始めたグル一プでは、借りた傘は大切に使い、きちんと返してほしいと言っている。また、どこかに置いたままの「貸し傘」を見つけたら傘立てに戻すなどの協力もしてほしいと呼びかけている。
1.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.こんなに | B.そんなに | C.あんなに | D.どんなに |
A.突然雨が降った時に、すぐに傘を買うこと |
B.買っても使わなかった傘を、店に返すこと |
C.使いたい時にだけ、傘を借りて使うこと |
D.雨の日に、傘を差さずに観光をすること |
A.全然雨が降らない |
B.晴れる日がとても多い |
C.とても雨が多い |
D.あまり雨が降らない |
A.この町に来た観光客だけが利用できる。 |
B.「貸し傘」のグル一プの人だけが利用できる。 |
C.観光客なら、利用した傘を記念に持ち帰ってもいい。 |
D.利用した後は、「貸し傘」 用の傘立てのどれかに返せばいい。 |
A.傘を大事に扱い、「貸し傘」の活動がうまくいくように協力してほしい。 |
B.傘をどんどん借りて、「貸し傘」 の利用者が増えるように協力してほしい。 |
C.「貸し傘」の傘が不足しないように、できるだけ傘を集めるのに協力してほしい。 |
D.「貸し傘」の傘が返しやすくなるように、傘立てを増やすことに協力してほしい。 |
A.始まりました | B.始まります |
C.始まりませんでした | D.じまらなかった |
A.です | B.でした | C.ます | D.ました |
A.に | B.まで | C.も | D.で |
A.なん | B.なんじ | C.いつ | D.だれ |
10 . 最近、ある中学校が有名になりました。この学校は丘の上にあり、周りは急な斜面になっています。この斜面は人が入りにくく、草取りができないため、草がたくさん生えて虫も増え、みんな困っていました。
( ア ) 、学校はこの問題を解決するために面白い方法を考えました。1年に2 回、1ヶ月ずつ羊を借りてきて草を食べさせるのです。
去年の春、初めて4頭の羊が来ました。羊はどんどん草を食べたので、土地はすぐにきれいになりました。羊は秋にも来ましたが、春とは違うことがありました。来た羊は春と同じでしたが、草が減るのが遅かったのです。秋の草は少し硬くて食べにくかったようです。でも、しばらくすると土地はまたきれいになりました。
羊が来てよかったことは、土地がきれいになったことだけではありません。近所の人たちが毎日羊を見に来るようになり、ふだんは話す機会の少ない中学生たちとも次第に交流が生まれていったのです。
みんな、次に羊が来るのを楽しみにしています。
1.文中の( ア ) に入れるのに最も適当なものはどれか。A.また | B.たとえば |
C.そこで | D.それで |
A.中学校の周りの土地に虫がたくさんいるので、草取りがしにくいこと |
B.中学校の周りの土地の草が、いくら取ってもすぐ生えてきてしまうこと |
C.中学校の周りの土地が、入りにくくて草取りができないこと |
D.中学校の周りの土地に生えている草を、羊が食べてしまうこと |
A.妹におもちゃをあげる |
B.この薬を1日に3回飲んでください |
C.雨が降りに止み、止みに降る |
D.生活に苦しんでいるみんなのために、何をすればいいでしょうか |
A.来た羊の数が予定より少なかったこと |
B.春に来た羊とは違う羊が来たこと |
C.羊が来るのが予定より遅かったこと |
D.羊が春ほど早く草を食べなかったこと |
A.近所の人たちと中学生が、羊との交流を一年中楽しむようになった |
B.近所の人たちと中学生が、だんだん交流をするようになった |
C.近所の人たちや中学生が、自分の家の庭の草取りをするようになった |
D.近所の人たちや中学生が、自分も羊を飼いたいと思うようになった |