ジョギングは、走ることを楽しむスポーツです。せっかくジョギングを始めても、2日か3日でやめてしまう人がいます。そういう人は、走る楽しみを見つけられないまま、走ることは苦しいものだと思ってしまうのです。
走る楽しみは、目標を少しずつ高めるにつれて生まれます。例えば「2キロを15分以内で走る」という目標を決め、それに向けて計画を立てる。目標のとおり走れたら、次の目標を決める。この繰り返しが走る楽しみを生むのです。
それには、計画をしっかり立てることが大切です。これからジョギングを始めようと思っている人は、次のようにするといいでしよう。まず、最初の1か月は、とにかく2キロを、1キロ10分程度の速さで走ることから始めます。これは、走るより歩くのに近い速さです。
これなら、初めて走る人にも難しくありません。疲れたら、歩いてもいいのです。次第に、1キロを8分、7分とスピードを上げていきます。1キロ7分の速さで走ると「歩き」よりも「走り」に近くなります。
次の1か月はかかる時問を気にしないで2キロを走り、次の1か月は3キロを走るというように、少しずつ距離を延ばしていきます。個人差がありますので、走る距離もスピードも、自分の力に合わせて無理のない計画を立ててください。1キロ5分の速さで走り続けられたら、マラソンの大会に出る力があると言っていいでしょう。
このように目標を決め、計画を立てて走ることで、ジョギングを楽しむことができるのです。
1.文中に「そういう人」とあるが、何を指しているか。A.ジョギングを始めたばかりの人 | B.ジョギングを始めてすぐやめる人 |
C.ジョギングを苦しいと思っている人 | D.ジョギングを楽しむことのできる人 |
A.一生懸命速いスピードで走るという目標 | B.一生懸命長い距離を走るという目標 |
C.今までより少し高い目標 | D.今までよりかなり高い目標 |
A.まず1キロを7分で走り、次第に速度を上げ、1キロを5分で走れるようにする。 |
B.まず2キロを10分で走り、次第に距離を延ばし、マラソンの距離を走れるようにする。 |
C.まず時間を気にせず1キロを走り、次第に距離を延ばし、3キロを走れるようにする。 |
D.まず歩くような速さで2キロを走り、次第に速度を上げ、少しずつ距離を延ばす。 |
A.走ることを楽しむから |
B.1キロ2キロという距離は遠くないから |
C.1キロを8分、7分とスピードが上げたいから |
D.1キロ10分程度の速さで走るより歩くのに近いから |
A.ジョギングのルール | B.ジョギングの楽しみ方 |
C.走ることの大切さ | D.走ることの難しさ |
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【推荐1】尊敬している人に褒められれば、すごく嬉しいと思うし、励まされれば頑張ろうと思うし、お礼を言われればやってよかったと思うし、窘められれば反省する。しかし、軽蔑している人に褒められても嬉しくないだろうし、励まされても「おまえが頑張れよ」と思うかもしれないし、叱られたら反発することもあるだろう。同じことを言っても、誰が言ったかによって意味は変わる。
チームを作る際にも「基点」になるのは自分なのである。そう考えれば、巷(社会,民间)で常識とされている「褒める」→「モチベーション(动机)が上がる」という方程式すら当てはまらないことがあるのがなぜか、よくわかるはずだ。
従来の組織行動は、誰が行っても同じ結果が出るという意味での狭義の「再現性(再次出现)」を求めるあまり、このことが盲点となっているように思われる。だからこそ、リーダーシップは最もよく研究されてきたにもかかわらず、わかっていないことが最も多い領域と言われる事態に陥っているのであろう。
自分に自信がある人ほど、心から尊敬する人のもとで働きたいと願うものだ。自分が培ってきた能力と限られた時間を、尊敬できる人のために、(ア)できるだけ意味あることに使いたいと思うのは自然なことだからだ。
(西條剛央『チームの力構造構成主義による“新”組織論』筑摩書房)
1.尊敬している人に励まされれば、人はどうなるか。A.やる気が出せる。 |
B.よかったと思って、別に何もしない。 |
C.以前したことを真剣に反省するようになる。 |
D.だんだん反発するようになる。 |
A.尊敬している人に窘められることもあるから |
B.尊敬していない人に褒められても嬉しくないから |
C.尊敬している人に対して反発することもあるから |
D.誰が何を言っても聞きたくないこともあるから |
A.褒めても必ずしもモチベーションが上がるとは限らないこと |
B.モチベーションを上げるためには褒める必要があるということ |
C.褒めることとモチベーションは無関係だということ |
D.褒めれば褒めるほどモチベーションが下がるということ |
A.ところが | B.そのため | C.あるいは | D.それにしては |
A.尊敬している人に殴られても大丈夫だ。 |
B.チームを作るとき、仲間のことが「基点」になる。 |
C.給料さえ高ければどんな人にでも力を尽くして頑張れる。 |
D.自信がある人はだいたい尊敬している人のもとで働きたい。 |
【推荐2】青春は、さまざまな可能性を含むはっきりしない命である。何になるか分からない。何かになれそうだという気がする。さまざまな夢を抱き、ロマンチックになる( 31 )、誰にも共通した点だ。しかし、青春の夢は想像に終わることが多い。空想的にあるものになり得ると思い、想像の中で自分を英雄化したりして、結局そのまま終わることが多い。青春の夢は大切だが、夢を少しでも実現させるためには、どれだけの努力と苦痛が必要なのか、若者は知らない。青春の不幸はそこにある。
例えば、手近な例として、読書を考えてみよう。読書というと、いかにも地味だが、この地味なことが青春を養う実は最も大きな糧なのである。青春の危険は、地味な内的着実さを欠く点にある。むろん、享楽を求め遊ぶことが面白いのは当然だが、着実に一冊の本を精読し、一年か二年も時間をかけてきびしく探求する習慣を持つことが何よりも大切である。きびしさの欠如、これが、あとになって致命傷となる。気分としての青春に陶醉するのは( 34 ) だ。
1.文中の( 31 ) に入れるのに最も適当なものはどれか。A.には | B.とは |
C.では | D.のは |
A.青春はさまざまな可能性を含む |
B.青春の夢は想像に終わる |
C.夢を実現させるためには努力と苦痛が必要だ |
D.青春は不幸だ |
A.緩やかでない様子 | B.激しくない様子 |
C.思うようにならない様子 | D.研鑽を追求する様子 |
A.危険 | B.困難 | C.愉快 | D.安易 |
A.青春の夢は想像に終わることが少ない。 |
B.青春は何も考えずに目標を成し遂げることが大切だ。 |
C.自分が好きなことを目標にしたら、努力しなくてもいい。 |
D.青春は、さまざまな可能性を含むはっきりしない命である。 |
【推荐3】日頃から「もし何かあったら」という意識を高めることが、突然のリスクを未然に防止することに役立ちます。
今年の七月、猛暑が続き、Mさん宅ではエアコンの使用頻度が高まりました。同じエアコンを十数年使用しており、Mさんは冷房の効きが悪いことに気づいていましたが、「まあ、大丈夫か」と放置していました。
ところがある日、エアコンが壊れてしまったのです。急いで業者の人に見てく(ア)ところ、「今の冷房が古くて部品の量産もう終了しました」と言われました。Mさんはたくくさんの店舗へ部品を探しに行きました。猛暑のためにエアコンはすでに売り切れ状態でした。「もっと早く見てもらえばよかった」と後悔したのでした。
会社や職場などの場合でも、連携、伝達のミスや業務上の過失など、どこか見えないところに隠れているものです。リスクに対応するためにも、予め対策を立てるおくことが必要です。
何かあった時に備え、リスクを最低限にするように注意しましょう。
1.「何かあったら」とはどういう意味ですか。A.なにかいいことがあったら |
B.過失、ミス、不注意による大変な結果になったら |
C.エアコンの部品が壊れたら |
D.リスクを防止することができたら |
A.猛暑なのでエアコンはすでに品切れ状態でした |
B.電気代が高すぎるため壊れてしまいました |
C.亲者の人に壊されました |
D.古くて使用頻度が高いため壊れてしまいました |
A.くれた | B.さしあげた | C.もらった | D.やった |
A.遭遇 | B.风险 | C.担心 | D.责任 |
A.リスクに対応するため、エアコンは十年内必ず捨てて、新しいエアコンを買うこと |
B.リスクに対応するために、生活、職場、社会で細かいことにもっと注意したほうがいいこと |
C.リスクはどこか見えないところに隠れているものです |
D.猛暑にエアコンをあまり使わないように注意すること |