政府は、3月13日、①成人年齢を20歳から18歳へ引き下げる民法改正案を閣議決定しました。改正案が国会で成立すれば、2022年4月から施行されることになります。現在の成人年齢は、1876年に定められました。今回の成人年齢の引き下げは、少子高齢化が進む中、若い世代の社会参加を早め、自立を促す(促进)狙い(目的)があります。
②成人年齢が引き下げられると、18歳から、親の同意無しでも携帯電話などの契約をしたり、クレジットカード(信用卡)を作ったり、ローンを組ん(贷款)だりすることができるようになります。これに対し、政府は、若い世代が悪質業者の被害に遭わないよう、消費者契約法の改正など、③環境整備に取り組んでいます。また、今年4月からは、関係省庁が連携(联合)し、高校などで実践的な教育が強化されます。
成人年齢の改正と同時に、④結婚できる年齢の規定も変更されます。現在の男性18歳、女性16歳という規定は、男女の結婚年齢が異なることに合理的な理由がないため、男女ともに18歳に統一されます。また、飲酒や噢煙、競馬や競輪(赛车)などの公営ギャンプル(赌博)ができる年齢は、現在の20歳以上という規定が維持されます。
1.文中に①「成人年齢を20歳から18歳へ引き下げる」とあるが、その民法改正案の理由になっていないものはどれか。A.少子高齢化が進んでいるから |
B.若い世代の自立を促したいから |
C.高齢世代からの要望があったから |
D.若い世代の社会参加を早めたいから |
A.タバコを吸うことができる。 |
B.銀行からお金を借りることができる。 |
C.親の同意を得た上でお酒を飲むことができる。 |
D.親名義のクレジットカードを作ることができる。 |
A.少子高齢化社会になっているから |
B.高校などで実践的な教育を強化するため |
C.消費者契約法などが高齢者に向いていないから |
D.若者が悪質業者の被害を受けないようにするため |
A.「現在」の規定では、男女ともに18歳から結婚できる。 |
B.「現在」の規定では、男女ともに20歳から結婚できる。 |
C.改正案では、男女ともに18歳から結婚できる。 |
D.改正案では、男性は18歳、女性は16歳から結婚できる。 |
A.成人年齢が20歳に定められたのは、1876年である。 |
B.18歳になれば、競馬や競輪などの公営ギャンプルができる。 |
C.18歳になっても、親の同意なしでは携帯電話の契約ができない。 |
D.改正案では、性別によらず、20歳になれぼ選挙権が与えられる。 |
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自分のやりたいことをするために、睡眠時間を減らせばいいという人もいるだろう。しかし、必要な睡眠時間は個人差がある上に、無理をすると苦痛も大きい。楽しいことをするために睡眠時間を削るのはそれほど苦しくないが、勉強のために睡眠時間を削るなど、なかなかできないだろう。
では、どうすれば時間ができるのか。大きく分けて二つの方法がある。
一つは、自分にとっての「無駄な時間を減らす」ことだ、大学に受かるための時間が必要ならば、それに関係のない時間を減らせばいい。これは必ずしも、食事や入浴の時間を削れというわけでない。当たり前のように過ごしている無駄な時間をなくせばいいのだ。
時間を増やす二つ目の方法は、「時間の密度を上げる」ことだ。時間の密度を上げるということは、1時間で5ページ勉強するのと10ページ勉強するのとでは、時間の密度が倍も違うということだ。見た目では勉強をやっていないのに「できる」人は、時間的に多く勉強していないだけで、人の何倍ものスピードで十分な勉強量をこなしているはずだ。
ここで出てくるのが、一見無駄に見える時間の効用である。1時間だけはテレビを見る、友達と電話で話すなど何でもいいのだが「遊び」があることで残りの2、3時間の密度がアップするなら、それは無駄な時間ではなく、投資の時間ということになる。つまり、自分にとって無駄な時間とは何か、どのように時間の密度を上げるかは、人によって違うため、それぞれで試しながら学んでいく必要がある。
1.文中に「なかなかできない」とあるが、何ができないのか。
A.寝ないで楽しいことをすること |
B.楽しいことをするための時間を作ること |
C.寝るための時間を作って、勉強もすること |
D.寝る時間を減らして、勉強の時間を作ること |
A.睡眠時間 | B.食事や入浴の時間 |
C.目標に関係のない時間 | D.大学に入るために勉強する時間 |
A.時間的に多く勉強する人の時間の密度は低い。 |
B.短い時間で多くの学習内容が理解できる場合、その時間の密度は高い。 |
C.何倍ものスピードで人と同じ量の学習内容が理解できる人の時間の密度は低い。 |
D.長い時間をかけて、いつもと同じ量の学習内容が理解できる人の時間の密度は高い。 |
A.テレビを1時間見ることで、情報量が増える。 |
B.遊びや投資の情報を得ることで、能率が上がる。 |
C.友達と電話で話すことで、会う時間が節約できる。 |
D.遊びをすることで、かえって勉強の集中力が高まる。 |
A.時間の密度を上げる努力をするよりも、無駄な時間を減らしたほうが能率が上がるはずだ。 |
B.時間をうまく使えるようになるには、焦らずにゆっくりと自分のペースで好きなことからやることが重要だ。 |
C.「できる」人のように、短い時間でより多くの勉強内容を十分に理解するには、投資の時間を減らす必要がある。 |
D.時間をうまく使えるようになるには、自分でいろいろやってみて、無駄な時間を判断して、時間の有効活用術を身につけなければならない |
【推荐2】今までは、どちらかというと、どんな心持ちで勉強や仕事をしていったほうが幸せだろうかという視点で考えてきましたけれど、そうではなくて、社会の制度のあり方として、どんなものがよいだろうかという点を考えてみます。
ひとつの提案は、もう少し進学のプロセスを変えてはどうか、少し大胆にいうと高校からダイレクトに大学へ進学するのを原則禁止して、いったん社会に出て働くことにしてはどうか、ということを考えています。
よく言われていることですが、日本の大学は、大学入試のゴール地点になってしまっていて、そこで何を学ぶのか、そこでどんなことを身につけるのかという意識がかなり希です。いっぽうでは、大学を出てから働き始めた多くの人が、大学時代にもっと勉強をしておけばよかったと後悔したり残念がったりしている姿をよく見かけます。①これはとてももったいないことだと思います。
このようなことを言うと、ならば、大学でもっと勉強をさせるようにすればいいじやないか、それは大学でちゃんと教えていない君たち教師の責任じゃないか、というお叱りを受けそうですし、たしかに②反省すべき点は多々あると思います。(ア)、現状では大学生がなかなかやる気を持てないという面もあるように感じています。
それは、実社会で実際の仕事などを経験してみないと、その学間の重要性や必要性を実感できないという面があるからです。とくに経済学のような学問はそういう傾向が強いように思います。
1.①これはとてももったいないこととあるが、何がもったいないのか。A.勉強できる環境では勉強の必要性に気づけず、卒業後に気づくこと。 |
B.苦労して大学に入っても、大学の勉強が合わない学生が多いこと。 |
C.本当に勉強したがっている卒業生が、大学に入り直せないこと。 |
D.在学中の学生が、後悔している卒業生の姿を見ることができないこと。 |
A.大学生 | B.大学の教師 | C.叱っている人 | D.大学を出てから働き始めた人 |
A.大学進学者の数を少なくするため。 |
B.大学の授業をもっと深い内容にするため。 |
C.大学生がやる気を持てるようにするため。 |
D.大学に入ってから後悔しないようにするため。 |
A.ところで | B.または | C.それで | D.けれども |
A.数学 | B.経済学 | C.文学 | D.自然科学 |
【推荐3】会話の技術は、運転技術とよく似ています。ボーッと運転をしていると、事故を起こしやすいです。たとえば、数人で楽しく盛り上がっているときに、突然入ってきて、自分の話を始める人がいます。あれは、高速道路に加速しないで進入してくる車のようなもので、本人は気づかなくても、入った途端にクラッシュ(碰撞)して入るのです。
グループに加わりたいときは、まず黙って話を聞くことです。うなずきながらエンジンを温め、他の車と速度を同じくして会話に加わると、流れにうまく乗ることができます。
(ア)、自分の話ばかりしないように注意すること。人は誰でも、自分の話をしたがっているのですから。会話は、ボールゲームのようなものです。サッカーでもバスケットボールでも、一人でボールを独占していたら、次からは遊んでもらえなくなります。
みんなで話しているとき、自分がどれだけ話をしたのか、常に意識していることも必要です。特に、大勢で話しているときは、発言しない人により多くの意識を配ってください。おとなしい人は無視されがちですが、同じ場にいることに敬意を払って、その人にも話を振らないと。
深く思いますけれど、会話ほど、個人のレベル差が大きいものはありません。充実した会話をしたいのであれば、それなり(相应的)の準備や練習は必要なのです。私は練習することで得るものは大きいと思いますよ。その中に、人生を変える出会いや幸運が潜んでいるのではないでしょうか。
1.文中に「会話の技術は、運転技術とよく似ています」とあるが、なぜそう言うか。A.会話も運転も高い技術を身につけるのが一番重要だから。 |
B.会話も運転のようにほかの人と歩調を合わせることを求めるから。 |
C.運転の時、他の車に注意が払える人は会話でも他者に敬意が払えるから。 |
D.運転の時、事故を起こさない人は会話のときもよく流れにうまく乗るから。 |
A.運転中、エンジンを温める時、まずうなずくこと |
B.運転中、スピードを上げる時、うなずかなければならないこと |
C.会話で、静かに自分の話をしながら他人の話題に移るのを待つこと |
D.会話で、まず他人の話を聞きながら、会話に加わる準備をすること |
A.または | B.だから | C.そのうえ | D.それとも |
A.自分の話ばかりしないで、発言が少ない人にも注意しなげれなならない。 |
B.発言が少ない人は技術が低いから、話せないように注意しなければならい。 |
C.他の人にも意識を配って、彼たちの質問を無視しないように注意するべきだ。 |
D.おとなしい人は無視されがちですが、その人を会話に入らせないようにしたほうがいい。 |
A.会話の時、いつも他の人に話しかけるのが重要だ。 |
B.運転の技術を身につけた人は上手に会話に加わることができる。 |
C.会話の時、自分の発言量を意識しながら、おとなしい人にも話してもらったほうがいい。 |
D.会話はボールゲームのようなもので、自分の話ばかりしたら、他の人は次からは話してもらえる。 |