子どもたちの教育に役立てて欲しいと、元教員の女性が茨城県稲敷市に2億円相当の株式証券を寄付した。亡くなった夫とともに教員として長く勤めた地域に、恩返しがしたかったという。
千葉県成田市の長谷川淳子さん(84)は現在の稲敷市内出身で、養護教諭として市内東地区や桜川地区の小中学校で勤務した。寄付は今年1月に87歳で亡くなった夫の義賢さんが言い出した。義賢さんも教諭として両地区の小学校で長く教えた。
(中略)
長谷川さんによると、義賢さんには、自分が経済的に苦労しながら学んだ経験や、より高い教育も受けたかったとの思いがあり、「大学院や難関大学(一流高校)をめざす子どもたちの役に立てれば」と話していたという。(ア)、長谷川さんは使い道については、「私は大学院にこだわらなくていいと思っている」と話す。
市は全額を基金にして、奨学金などに充てるため、必要な条例と予算を5日開会の市議会定例会に提案。来春をめざして具体的な貸与の要項などを決める。
今月1日にあった寄贈式では、寛信太郎市長が長谷川さんに、「大変(イ)。稲敷の子どもたちが立派に学べるよう、援助していく」と感謝の気持ちを伝えた。
1.長谷川淳子さんが寄付した理由について、正しくないのはどれか。A.子どもたちの教育に役に立てたいから |
B.長く勤めた地域に恩返しがしたいから |
C.夫の義賢さんの願いでもあるから |
D.市長の呼びかけで、寄付したいから |
A.今も教員として、小学校で働いている。 |
B.教員として、小学校だけで働いたことがある。 |
C.経済的に苦労しながら学業を続けた経験がある。 |
D.子どもたちの教育に役立てたいという思いは夫と一緒だ。 |
A.それで | B.ただ | C.例えば | D.そして |
A.ありがたい | B.うらやましい | C.申し訳ない | D.おもしろい |
A.2億円の現金を寄付した。 |
B.茨城県稲敷市の市民であれば、無条件でもらえる。 |
C.寄付金の条例や予算などはまだ決定していない。 |
D.長谷川夫婦は寄贈式で寄付金を支払った。 |
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【推荐1】以前、イラン(伊朗)の首都テヘランには、露天商が2500軒ありました。そこで買い物をする時のルールが三つあると聞きました。
まず、第一のルールは、ものの値段は交渉して決めなければなりません。「この花瓶、いくら?」と店の主人に聞いたとする。すると、彼の頭の中で、(ア)コンピュータが動き出す。この客はアメリカ人か、日本人か。お金があるかないか、ここで暮らしているかどうか、商品の値段を知っているか知らないか。そして、突然、「1万円」と言う。その時、相手の調子に合わせてはいけない、というのが第一のルールです。だいたい、普通の人は相手が「1万円」なら、こちらは6000円言うと。しかし、(イ)そんなことは言ってはいけません。自分の思った値段を言わなければなりません。安いものだと思ったら、「1000円」と言わなければなりません。
しかし、(ウ)それでは、交渉は成立しません。相手はかならず、ダメダメと頭を振ります。それなら、すぐに店を出ること。これが第二のルール。そして、3番目が一番大切なルールです。店を出たら後ろを振り向いてはいけません。すると、おじさんは必ず後を追っかけてきます。「私、きっと1万円と言いましたが、9000円でいかがでしょう」という話になります。しかし、1000円でなければ、買わないと決心して、歩いていくと、この時、やっぱり後ろからおじさんが追っかけてきますけれども、言うことが違います。
「さっき、あなたは1000円とおっしゃいましたが、2000円で、いかがでしょう」となります。振り向き賃が7000円になってしまうわけです。
1.これは何について書かれた文章か。A.テヘランの町の様子 | B.イランの買い物の仕方 |
C.買い物客の弱点 | D.テヘランの露天商の種類 |
A.頭でコンピュータを動かす。 |
B.店のコンピュータが動き始まる。 |
C.コンピュータを使って値段を計算する。 |
D.頭の中でいろいろと判断する。 |
A.そんなことを言ったら自分の思った値段にならないから。 |
B.そんなことを言ったら自分の思った値段になるから。 |
C.そんなことをいったら相手はびっくりするから。 |
D.いつでも6000円と言わなければいけないから。 |
A.「1万円」と言うと | B.「6000円」と言うと |
C.「1000円」と言うと | D.「安いもの」と言うと |
A.振り向くと7000円安くなります。 |
B.振り向くと7000円高くなります。 |
C.振り向くと値段が7000円になります。 |
D.振り向くと7000で買わなければなければなりません。 |
【推荐2】先日、母親は押入れの奥から驚くべきものを出してきた。その時僕は母親と差し向かいで、お茶を飲みながら昔の話に花を咲かせていた。大学時代の僕が、いつもシコシコ原稿を書いていたという話題になった時、母親は急に何か思いついたような顔(ア)して、「そういえばあなたの…あれは何、カードみたいなものがいっぱいあるけど」ということを言った。何のカードなのか僕自身にも全然分からなかったので、ちょっと見せてくれと頼んだところ、押入れの奥から風呂敷に包んだ500枚近いカードを出してきたのである。
一目見て、僕はそれが何であるのかを思い出し、声を上げそうなほど驚いた。それは僕が19歳から20歳(イ)の約1年半、勉強のつもりで記していた日記のようなカードである。俗に“京大式カード”と呼ばれるものである。当時の僕はこれを使って、まず個人的な読書カードを作り始めた。短編小説を1篇読んでは、1枚の京大式カードに読後感を記していたのである。半年もしないうちにカードはかなりの枚数になり、だんだん面白くなってきたので、今度は自分なりの小説論とか、自分の書いている小説の欠点、あるいは退屈しのぎに思うことなどをここに記すようになった。
十数年を経った今、このカードを改めて読んでみると、その勤勉さ、その情熱には頭の下がるものがある。20歳の僕が本当に心から、何が何でも小説家になりたいと願っていたことが、よく分かる。僕は、20歳の原点に還るべく、再び京大式カードをつけてみようかと考えている。
1.(ア)に入る言葉は次のどれですか。A.を | B.に | C.が | D.で |
A.にかんして | B.にたいして | C.にかけて | D.にわたって |
A.1篇読んだだけで日記を記した。 |
B.1篇読むごとに日記を記した。 |
C.1篇読んでから日記を記した。 |
D.1篇読んだらすぐに日記を記した。 |
A.京大式カードに小説の読後感を書くこと |
B.小説をたくさん書くこと |
C.若さを失わないように努力すること |
D.目的に向かって勤勉に情熱を注ぐこと |
A.筆者には母親は物持ちがよいという印象がある。 |
B.筆者は20歳のとき小説家になりたい夢があった。 |
C.筆者は今でもカードをつける習慣がある。 |
D.筆者は母親に驚かされたことがあった。 |
【推荐3】昨日、私は電車で学校へ行きました。7時半ごろでしたから、電車の中はとても込んでいました。乗るのも降りるのもたいへんでした。
駅を出る時、財布がなくなったと気付きました。すぐ戻って、あちこち探しましたが、ありませんでした。
駅員に「どうしましたか」と聞かれましたが、「財布がなくなりました」と言いました。駅員は「電車の中に落としたかもしれません。『忘れ物センター』に聞いてください。」と言ってくれました。私は「有難うございます」とお礼を言って、すぐ「忘れ物センター」に行きました。そこで、財布が見つかりました。
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B.電車の中は人でいっぱいですから |
C.学校に遅刻しましたから |
A.電車にいる時 | B.駅を出る時 | C.学校に着いた時 |
A.電車の中 | B.改札口 | C.忘れ物センター |