小学生の時、よく「将来の夢は何ですか」とか「将来は何をしたいですか」と 1 。それ 2 、みんなはエジソンのような発明家になりたいとか、アインシコタインのような科学者になりたいと答えていた。みんなはすごい夢を持っているんだねと思っていた。でも、エジソンやアインシコタインという名前がかっこいいからわたしもとりあえずそう答えて 3 かなと思った。確かに無難な答えだった。でもおもしろくない。
そう答えてみたのに、ほんとうにそう思っているという 4 。発明家や科学者になりたいと言い 5 、どんなことをしたらそうなれるのかさえ分からなかったわたし。いや、そもそも、それはほんとうの夢ではないのだ
さて、僕は中学生になって、そしていつの間にか高校生になった。高校生になると勉強のほうがとても忙しくなって、「将来の夢」のことなど 6 忘れてしまった。その頃はストレスも多く、放課後に漫画を読んでストレスを 7 。
そんな時に、漫画家ってすごいなと思った。漫画家は、きれいな画面 8 面白いストーリーを伝えること 9 、読者を感動させ泣かせたり笑わせたりすることができるのだから。わたしもちょっとやってみたい気分になっていた。それで、初めて自分の夢を持つようになった。漫画家になるにはどんな準備が必要なのか、どうしたらおもしろいストーリー展開ができるのかなと、いろいろな疑問をもって漫画家の自伝を読んだりした。漫画家になる 10 学校で学ぶ道もあることが分かった。
1.( )A.聞かせた | B.聞いた | C.聞かれた | D.聞いていた |
A.について | B.に対して | C.にとって | D.によって |
A.おこう | B.しまう | C.来る | D.ある |
A.わけにはいかない | B.わけではない | C.わけがない | D.ないわけにはいかない |
A.ても | B.から | C.のに | D.ながら |
A.すっかり | B.がっかり | C.しっかり | D.ぴったり |
A.困らせていた | B.溜まらせていた | C.持たせていた | D.発散させていた |
A.をはじめ | B.にかわって | C.を通して | D.をきっかけに |
A.によって | B.に基づいて | C.に関して | D.に比べて |
A.ように | B.ために | C.ことに | D.そちら |
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【推荐1】マラソン大会、チーズまつり、手品コンテスト…。住民による小さなイベントや趣味のサークル活動が、町の名物と呼ばれるほど大きく広がることがある。大浜市にもこのような名物がある。小学生親子バレーボール大会、「ひかりカップ」だ。今年は、県の内外から156チームが出場し、2日間で4000人もの人が同市をおとずれた。
この大会は、バレーボールの市民サークルが小学生のクラブと交流試合を行ったのが始まりだ。はじめは参加10チームの小さな大会だったが、この大会を広めることで町おこしができないかとサークルのメンバーたちは考えた。
商店街に協力を呼びかけてもなかなかこたえてもらえず、(1)大会当日の昼はお弁当を注文する、(2)県内からのチームは市内に泊まる。という参加ルールをつくることにした。(ア)、多くの店や旅館が協力してくれるようになった。これは農家にとってもいい宣伝になっている。お弁当にはすべて地元の食材を使うことになっているのだ。今では、大会中は町に人があふれ、まつりのようなにぎやかさだ。試合の帰りに市内を観光して帰る人も多い。町おこしは大成功だ。
「皆さんが楽しそうにプレーしていたのがいちばんうれしい。町の方々とボランティアの力を借りて、来年のよりよい大会にしたい」と会長の木村さん。サークルには、参加者からのお礼の手紙がたくさん届いているそうだ。試合結果と参加者の声はサークルのホームページで公開されている。
1.「このような名物」とは、どのような名物か。A.全国にも知られている有名なスポーツ大会 |
B.親子で参加するスポーツ大会 |
C.市民だけが参加できる特別なイベント |
D.町の人々の活動から大きくなったイベント |
A.大会を行うことで、町をおとずれる人を増やす。 |
B.町のバレーボールチームを強いチームにする。 |
C.サークルと商店とで、町の新しいまつりを作る。 |
D.活動内容を増やしてサークルの名前を町に広める。 |
A.作った米や野菜を旅館の食事で使ってもらえるから。 |
B.多くの人に、自分の作ったものを食べてもらえるから。 |
C.お弁当に珍しい野菜などが使われているから。 |
D.大会の会場で地元の農作物を売ることができるから。 |
A.それでも | B.その結果 | C.これから | D.それとも |
A.大会を広く知ってもらうために、ホームページを作る予定だ。 |
B.参加人は、大会の感想を手紙に書いて送ってほしい。 |
C.町の人たちには、次の大会でもぜひ協力してほしい。 |
D.どの試合もよかったので、勝ち負けを決めたくなかった。 |
【推荐2】記者活動にいろいろな苦労があったが、中で三度の食事が大問題だった。東京に着任したばかりの頃は、外食をすることが度々だった。それも、タクシーで毎日少なくとも一度新橋の中国料理店に通ったのだが、あまりにも面倒なので、アパートの1階にあるスナックをよく利用した。カレーライス、ライスカレーの毎日で、カレー攻めに閉口した。
ある日、常々日本の政局の動きを丁寧に解説してくださる桑田さんが、思いがけなく、夕飯をご一緒しませんかとご自宅へ誘ってくださった。中国記者団のメンバーは合計7人で、すべて男性だった。みんなが単身赴任で、家族を(ア)一人で東京に行った。日本人の家庭訪問は初めての経験だった。願ってもないことだったので、みんな大喜びだった。しかし、全員が一団となって行くわけにもいかず、相談の結果は3人が選ばれた。
桑田さんのお宅は、東京都大田区北千束にあった。東京に来て初めて目にした日本人家庭の居間だった。畳の上に食卓が置かれ、客の座る場所に、中国へ取材に来られたとき、買い求めた毛皮が敷かれてあった。初めて見る床の間も珍しかった。その日、ご主人はもちろんのこと、奥様も大変喜んでくださり、心のこもったおもてなしをしてくださった。出されたお料理はすべて奥様の手製で、準備が大変だったに違いない。すべて珍しく、おいしかったが、煮物とみそ汁が特に印象的だった。(イ)、何よりも単身赴任のわれわれ3人が異国の地で久しぶりに家庭の温もりも感じた。
1.文中に「カレー攻めに閉口した」とあるが、その理由は何か。A.カレーがおいしかったから |
B.記者活動が忙しかったから |
C.毎日カレーばかり食べていたから |
D.中国料理店に通うことが面倒だったから |
A.伴う | B.伴わず | C.従う | D.従わず |
A.煮物とみそ汁での特別な招待 |
B.毛皮が敷かれない座る所での招待 |
C.簡単に準備された料理での招待 |
D.大変喜んで、手作り料理での招待 |
A.しかも | B.しかし | C.ところで | D.ところが |
A.桑田さんが誘ってくださったことが意外だった。 |
B.一度も日本人の家を訪れたことがなかった。 |
C.三人の私たちは単身赴任なので選ばれたのだ。 |
D.出されたお料理はすべて奥様の手作りだった。 |
【推荐3】子どもを持ったことのある人なら、三歳の子どもが電話に興味を持つことをご存じだと思う。会話がとてもおもしろい時期である。話しかければ返事をしてくれる電話に夢中にならないはずがない。言葉の発達と共に、うちの電話機は子どものおもちゃとなっていった。
初めのうちは、ジジババからの電話の途中で少し話をして喜んでいるだけであったが、そのうち掛かってくる電話にも出たがるようになった。(中略)
次に彼は、番号を押して自分で電話を掛けることに興味を覚えたようである。ジジババの家と、うちの子と話をするのを楽しみにしてくれる叔母にかぎって掛けさせることにして、この二軒の電話番号を#01と#02の短縮番号にしてあげた。彼はほとんど毎日どちらかに電話をした。
「ぼくのなまえはあおきいくまです」「四さいになったらおおさわようちえんにいくんだよ」とか、「きょうねおにくとおやさいいっぱいたべたの。あとね、えーとね……」
などなど、彼のおしゃべりにつき合っている叔母もたいへんだなと横で聞いていて思いつつ、好きにさせておいた。
「またおでんわしてねっていってた」「ごはんをいっぱいたべてねっていってたよ」「おばさんはひとりですんでいてさびしいんだって。ぼくとおはなしするのがたのしみだって。ぼくにあいたいって」
久しぶりにこの叔母に会う機会があった。
「いつも子どもが長々と電話してすみません」
「あーらやだ。何言ってんのよ、ちっとも電話してくんないじゃない。子どもは元気?」彼は毎日この叔母と電話で話をしていたのではなかったか。その夜、#02に電話してみた。見知らぬ人が電話を取った。
「あなたがお父様ですか。いつもお坊ちゃまからかわいいお電話をいただいております。いつかご挨拶をと思っておりましたが、遅くなって申しわけございません。私は、✕✕と申すものです。いつもこの時間になるとお電話がこないかと心待ちにしております。最近はそれはもう毎日のようにお電話をくださいますので一日電話がこないと風邪でもひいたのではないか、もしや事故にでもあったんじゃないかとかやきもきしてしまうのですよ。今まで眠れない日がおおございましたのに、電話の向こうで“バイバイ”って言ってくれた日はぐっすりと眠れるようになりました。
主人をおととしガンで亡くしがっくりきていたところに、頼みだった息子夫婦も半年前に交通事故で亡くなりましてね、孫も一緒だったんです。生きていればもうじき四歳になるはずでした。幼稚園もきまっていましたのにねえ。そんな時にお宅のお坊ちゃまからお電話をいただきまして、初めは死んだはずの孫からかと思いました。一回だけの幸運な間違い電話のつもりでいたら何度もくるようになりまして、最初は、たどたどしかったのに今ではもう立派にお話もできるようになって……。もしご迷惑まったらいやとは言えないだろう。叔母の家の電話番号を短縮番号に入力する時のミスだったようだ。新たに本当の叔母の番号を#03にいれた。そして彼は今でも#02に電話をしているようである。
(青木晴彦「電話」『第11回NTTふれあいトーク大賞100選』NNT出版による)
1.①「出たがるようになった」とあるが、何をしたがるようになったのか。A.電話での大人の会話に自分も参加すること |
B.電話番号を押して、自分から電話をかけること |
C.大人が電話で話している間、外に遊びに行くこと |
D.相手とつながっていない電話をおもちゃにして遊ぶこと |
A.おばさんか見知らぬ人 |
B.おじいさんかおばあさん |
C.おじいさんかおばあさんかおばさん |
D.おじいさんかおばあさんか見知らぬ人 |
A.母が子どもを友達と遊ばせておいた。 |
B.叔母が子どもに電話で話させておいた。 |
C.親が子どもに電話をかけさせておいた。 |
D.ジジババが子どもを自由にさせておいた。 |
A.子どもから全然電話がかかってこないから |
B.親とはよく会うが子どもとは全然会わないから |
C.子どもからときどきしか電話がかかってこないから |
D.親とはよく会うが子どもとはときどきしか会わないから |
A.この人の孫 |
B.この人の息子夫婦 |
C.電話をかける子どもの親 |
D.電話をかけてくる子ども |
A.主人と同じ病気で亡くなった。 |
B.ともだちと同じ幼稚園に入った。 |
C.おばあさんと一緒に電話で話した。 |
D.息子夫婦と一緒に交通事故にあった。 |
A.めったにかかってこないから |
B.孫のような子どもの声が聞けたから |
C.ちょうど待っていた電話だったから |
D.自分から電話をかけなくてもいいから |