【推荐1】「人の話を聞いてるのか！！」

あなたは先生や上司などからこんなことを言われた経験はないだろうか。

実は先日、ある喫茶店で、上司らしい人は部下らしい人に対して、このように怒鳴っている光景を見ました。その部下はずっと少し下の方を向いて、まじめに上司の話を聞いているかのように思えた。しかし、上司は怒った。

（ ア ）、それは上司が一生懸命いろいろアドバイスをしているのに、部下がまったくメモを取っていなかったからではないか。

通常、メモというのは自分のために取るものである。大事なことをメモしておくことによって、記憶力を完全させるからだ。しかし、メモの効用というのは、実はこれだけではない。

私の経験からすると、聞き上手と言われる人は、必ずと言っていいほど、人の話を聞くときはメモを取っている。頭に残せる容量は案外（意外）少ないもので、人が一度に記憶できる項目は、5~7個という研究結果もあるそうだ。会話の時間が長くなればなるほど、記憶すべきことが増える。それで、メモは必要になるのだ。時には、「すみません、もう一度お願いします」とか、「それはどういう漢字を書くんですか」など質問してまでメモを取るのである。

もちろん、これには先ほどの記憶力の補全（补充完整）という意味もあるが、実は「あなたの話を真剣に聞いていますよ」という意味もあるのだ。

【推荐3】自分が本当に何をやりたいのか、わかる人がいるのでしょうか。私の知り合いはスポーツジム（健身房）へ行くのは車、受付からトレーニングルーム（训练室）へ行くのはエレベーターを使い、帰りにはケーキセットを食べています。痩せたいのか太りたいのか、自分でもわかっていないに違いありません。

このような例は多くあります。我々は働いているときは休日が欲しくなり、失業すると働きたくなります。働きたいのか働きたくないのかわかりません。家にいると旅行したがり、旅行から帰ると「家が一番」と言います。旅行したいのか家にいたいのかわかりません。

（63）自分が今何をやりたいかがわかっても、その気持ちが何年も続く保証はありません。現実的に考えましょう。仕事は歯磨きと同じで、「好きでもないのにする」ものです。やりたいことではないからといって歯磨きをやめますか。大部分の人は生活のために好きでもない仕事をしています。ただ、続けるうちに、会社の中でなくてはならない存在になってやりがいを感じたり、その仕事が好きになる可能性もあります。

仕事も恋人も高望みする（好高鹫远）と選べません。「本当にやりたい」仕事を求めるより、働きやすければ十分だと考えたほうがうまくいきます。