昼夜に関わらず、一つに専念している人は科学者や研究者に限らず、一般の庶民にも持つ権利である。しかし、夢中になりすぎると、普段の生活に被害を及ぼし、自分の身が危険に陥ることも珍しくない。それには本人は止めようとはしない。いや、止めるのができないということはまさに恐ろしい。そういう現象は医学者に「XX依存症」と名付けられている。
文字どおりに、「XX依存症」は一度ある物事から離れたら、すぐ不安になったり、いらいらしたりして、身体及び精神にも異常が生じる状態と指す。その意味では、またの名(别名)は「XX中毒」である。現代人はまるで「XX依存症」と共存しているようで、「インターネット依存症」を始めとして、「アルコール依存症」や「ファストフード依存症」などはすでに日常生活にはありふれた現象となった。依存症は個人の健康にも普段の生活にも差し支え(阻碍)があることは承知の上だが、なかなか根治できないことも事実である。(ア)、依存症そのものは身体的な病気ではなく、心理的な病気であるからだ。
依存症に関しては、様々な治療法がある。その中で、電撃療法は人間性に悖る嫌悪療法として、よくマスコミ(大众传媒)に報道されている。とにかく、依存した物事との結びを乱暴に切ってしまうより、まず精神科医と相談し、別のことに注意力を移したほうがよさそうだ。人間の生きる数十年はほんの一瞬にすぎないからこそ、どんな物にも囚われることなく、自分の心にしたがって悔いのない人生を送るべきだ。
1.文中に「珍しくない」とあるが、何を指すのか。A.一般の庶民にも持つ権利のこと |
B.夢中になりすぎると、自分の身が危険に陥ること |
C.一つに専念している人のこと |
D.依存症は危険ですが、本人は止めようとしないこと |
A.食事や睡眠をしないで、オンラインゲームをする。 |
B.テストの前は、徹夜してインターネットで資料を調べる。 |
C.地下鉄に乗る時、人目を避けるために携帯で音楽を聞く。 |
D.朝から晩まで、コンピューターで会社のネット会議をする。 |
A.ところが | B.すなわち | C.なぜなら | D.そのうえ |
A.一時的に携帯を没収する。 | B.携帯の使用時間を制限する。 |
C.携帯を使用すると罰を与える。 | D.運動などのことをやって注意力を移す。 |
A.依存症になってもかまわなく、自分の心をちゃんと開く。 |
B.依存症は心理的な病気だから、電撃療法を選んだほうがいい。 |
C.物事に囚われることなく、自分の心に応じて自分なりの生活を送る。 |
D.依存症は根治できない病気だから、ほっといても大きな問題ではない。 |
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【推荐1】以下は、スポーツの指導者が子どもを叱ることについて書かれた文章である
叱ることの本来の目的は「叱られた原因を理解する」「自分の間違いに気づく」「うまくいかせるために次にとるべき行動がわかる」の三点です。
とくに重要なのが、次にとるべき行動がわかることです。叱られたことで、自信をなくして次の行動がとれなくなることは、「叱る」という本来の目的からはずれることになります。
(中略)
「叱る」とは、叱ることで子どもがどのような反応を起こすか、すべで計算されていること。「叱ることで子どもがどんな行動を起こすか」が、予想できていなければならない,ということです。そもそも (本来)叱ることは、子どもの成長が目的なのです。
( ア )、「怒る」は感情的な行為です。ときには怒りや憎しみを伴います。また、子ども自身を否定することにもなりかねません。指導者は「叱る」「怒る」の違いを常に自問自答することが大切です。さらには「君自身を否定しているわけではないのだよ、君のしたことを叱っているのだ」と伝えましょう。つまり、人格を含めてすべてを頭ごなしに(不分青红皂白)叱るのではなく、ポイントで叱るのです。
ここで、「叱る」うえでの注意点を一つ。叱ることが何度も続くと、叱られることに対する慣れが生じ、「いつものことか」と子どもが感じとり、指導者の本当にいいたいことが伝わらないということがあります。叱ることによって、得られる効果が半減しないためにも、指導者は日頃から注意深く、また意思を持って、みずからと向き合う必要があるのです。
1.子どもを叱るとき、指導者にとって必要なことは何か。A.なぜ叱るのかを子どもに伝えること |
B.次にとるべき行動を子どもに説明できること |
C.叱られた後の子どもの行動が予測できていること |
D.子どもが自信をなくさないように軽く叱ること |
A.できるだけ肯定的な言葉を使っている |
B.「叱る」と「怒る」を意識して使い分ける |
C.子どもの成長に合った叱り方をする |
D.怒りや憎しみを隠して叱る |
A.そうすると | B.それでは | C.それに対し | D.したがって |
A.「叱る」は肉体的な行為で、「怒る」は感情的な行為だ |
B.「叱る」は子どもの成長が目的で、「怒る」はその人自身を否定するのが目的だ |
C.「叱る」は相手にアドバイスをするもので、「怒る」は自分の怒りを感情的に出すものだ |
D.「叱る」は自分の憎しみを出すもので、「怒る」は相手のしたことを否定するものだ |
A.叱る効果を高めるには、日頃から子どもと向き合う必要がある |
B.本当にいいたいことを伝えるには、あきらめずに何度も叱ることが大切だ |
C.効果的に叱るには、叱ることに慣れることが大切だ |
D.効果的に叱るには、伝えたいことをしっかり考えておく必要がある |
【推荐2】日本は1950年代後半から経済の成長が著しく、供給がどんどん増加し、国民一人あたりの所得も上がってきました。この時期を境にして、需要と供給のバランスが逆転しました。現在の日本は完全に供給が過剰になり、需要が不足している時代です。
ものを作る企業はこういうときにどうするでしょうか。なんとか買ってもらって、利益を生み出さなければなりません。他の企業に負けないで自分たちの作った商品を買ってもらうためには、他と違うこと、いわゆる差別化をしなければいけません。
( ア )宣伝が必要になります。新聞の折り込み広告、ダイレクトメール(邮送广告)、テレビといったメディアから毎日送られてくるコマーシャルを見るとわかります。コマーシャルを熱心にする商品ほど消費者の取り合い(争夺)が激しい商品と言ってよいでしょう。
供給過剰状態を解消するには、需要を作り出せばよいわけです。普通の状態では消費者が100のものを消費するところを、いろいろな工夫によって120とか150とか、場合によっては200も300も消費者が使うように仕向けます(促使)。あるいは10年間使えるものを、2年、3年で新しいものに買い替えたいと思うようにもっていきます。こうして消費者が買った商品がいずれごみになるわけですから、ものを作ること、売ること、そして買うこと、使うことはごみを出すことになります。供給過剰を解消しようとする経済活動がそのままごみを増やす行為になっているわけです。
(中略)
供給に対し、需要を増やそうとして実際それに成功しているのは生産者です。ごみを増やす主導権を取っているのは消費者ではなく生産者と言えるでしょう。
1.文中に「こういうとき」とあるが、どういうときか。A.生産が多すぎて、消費が少ないとき |
B.生産が少なすぎて、消費が多いとき |
C.生産も消費も多すぎるとき |
D.生産も消費も少なすぎるとき |
A.他の企業に負けないようにすること |
B.他の企業の商品を軽く見て悪口を言うこと |
C.他の企業の商品との違いを出すこと |
D.他の企業の商品を買わせないこと |
A.それに | B.さて | C.なぜなら | D.そこで |
A.他の企業に商品に勝つには、宣伝が必要であること |
B.メディアから毎日コマーシャルが送られてくること |
C.企業は利益を生み出さなければならないこと |
D.日本は需要と供給のバランスが逆転していること |
A.消費者がものを長く使う行為 | B.企業が供給を作り出す行為 |
C.企業が需要を作り出す行為 | D.消費者が供給を工夫する行為 |
【推荐3】「子供の頃、学校から帰ったかと思うと、カバンを放り出して表(屋外)に飛び出した。仲間と一緒になって埃とか泥だらけになって、暗くなるまで遊びに夢中になっていたものだ。家に帰ると、暖かい食卓と両親の笑顔が待っていた。そこにあったのは幸福感そのものだった。」お年寄りの方は昔の子供時代をこのように懐かしみます。
今の子供たちは豊かに暮らしているにもかかわらず(尽管)、こうした幸福感を失いつつあるのです。どんな遊びをするにも、時間と場所がなければならないというのに、今の子供たちには遊ぶ時間にしても、場所にしても、ほとんどありません。広場にはビルが立ち並び、道路は車で塞がれていて、昔の町並みがすっかり変わりました。親は、遊ばないで勉強しろと喧しく叱ります。「家にいてもつまらない。」と言ってしまう子供さえいます。
子供たちも大人になると、さまざまな困難にぶつかりますが、小さなことにでも、幸福感を感じ取れるならば、困難は乗り越えられると言われています。(ア)、遊ぶことによって得られた幸福感ごそが、生きる力になるのです。行政も家庭も子供の遊びを考え直す時に来ています。子供は国だけではなく、地球の宝なのです。
1.お年寄りにとって、幸せな子供時代でないのはどれか。A.放課後、友だちと自由に遊べる子供時代 |
B.遅くまで遊んでいても親に叱られない子供時代 |
C.毎日、インターネットでゲームばかりしている子供時代 |
D.家に帰ると、食事を用意して笑顔で迎えてくれる両親がいた子供時代 |
A.遊ぶ時間も場所もほとんどない。 |
B.両親の笑顔を見る時間が多くなった。 |
C.親の子供時代より勉強が楽になった。 |
D.さまざまな困難にぶつかる機会がない。 |
A.つまらなそうだ。 | B.かわいそうだ。 |
C.しあわせそうだ。 | D.うらやましそうだ。 |
A.けれども | B.または | C.それで | D.つまり |
A.子供たちの遊びの意義を考え直す必要がある。 |
B.子供たちの遊びの時間を考え直す必要がある。 |
C.大人はできるだけ自分の子供と遊んだほうがいい。 |
D.どんな場合でも、毎日子供を十分に遊ばせなければならない。 |