7 . 現代は忙しく、また情報がありすぎて疲れる社会だと言われている。特にコンピューターを使った仕事をしていると、体ではなく脳ばかり使う。体は休みを取れば回復するが、脳の疲れはなかなか取れない。脳の疲れを取るのに一番いいのはもちろん寝ることだが、そのほかにも動物と一緒に過ごしたり、自然の中で植物の緑の香りを嗅いだり、笑ったりすることだそうだ。これらは心を落ち着かせたり楽しい気分にしてくれる。
脳は疲れすぎると脳そのものが駄目になってしまう。そうなると脳が疲れたままの状態が続くことになる。脳の中の血液が減って脳が十分に動かない。これはもう病気と言える。こうならないように脳には疲れを感じて知らせる部分があるそうだ。疲れを知らされたらすぐに休むことだ。そうすれば脳が回復する。しかし、面白い、楽しい、好きなことなどをしている時などは、それを続けようとする力のほうが強くなる。だから、つい休まないで続けてしまう。すると、疲れすぎて疲れを知らせる部分まで働かなくなる。結局、病気になり回復まで長い時間が掛かる。こうなってしまうと薬を使わなければならないが、十分に寝ることも大切だ。さらに、上記のようなことをすることも病気を早く治す効果がある。
1.
脳が疲れるとどうなるか。A.面白い楽しい、好きなことしかできなくなる。 |
B.疲れすぎると疲れたことを知らせてくれない。 |
C.疲れすぎると脳が壊れて元に戻らない。 |
D.疲れるとすぐに病気になってしまう。 |
2.
脳の疲れを取る方法はどれか。A.最もいいのは寝ることだが、ほかにもいろいろな方法がある。 |
B.寝ることほどいい方法はないが、好きなことをするのもいい。 |
C.結婚したり子供を産んだり幸せな時間を過ごす。 |
D.寝なくても自然に疲れが取れるように森の中で暮らす。 |
3.
文中「これら」の指すことではないのはどれか。A.動物と一緒に過ごすこと | B.好きなことをすること |
C.植物の緑の香りがすること | D.笑ったりすること |
4.
疲れすぎて病気になったらどうしたらいいか。A.薬を飲んでいればいい。 |
B.薬より寝るほうがいい。 |
C.薬だけでなく、よく寝ることも大切だ。 |
D.薬の前に他の方法をやってみたほうがいい。 |
5.
疲れについての説明が正しいのはどれか。A.脳の疲れほど体の疲れは簡単に取れない。 |
B.体は休めば元気になるが、脳は休んでも疲れが取れない。 |
C.好きなことをしている時は脳は疲れない。 |
D.脳の疲れのほうが体の疲れより取れにくい。 |