2 . 昔、おばあさんと三匹の小豚がいました。
ある時、おばあさんが小豚たちに言いました。
「この家にはもう食べる物がないよ。みんなここを出て、幸わせをお捜し。」そこで、三匹の小豚は、それぞれに(各个)家を出ました。
初めに家を出た小豚は、藁(稻草)で家を造くりました。すると間もなく狼がやってきました。
「小豚や小豚。わたしを家に入れておくれ。」
「いやだ、食べられちゃうもの。」と、小豚が言うと、狼は笑って言いました。
「藁の家なんか、ふっふーのふーとひと吹きさ。」
そして、ふっふーのふーと藁の家を吹き飛とばして、小豚を食べてしまいました。二番目に家を出た小豚は、木の枝で家を造りました。すると、やはり狼がやってきて言いました。
「木の枝の家なんか、ふっふーのふーを二回さ。」
そして、ふっふーのふー、ふっふーのふーで家を吹き飛ばして、小豚を食べてしまいました。
三番目に家を出た小豚は、煉瓦で家を造りました。煉瓦の家は、狼が何回ふっふーのふーと頑張っても(努力)、吹き飛びません。
怒った狼は、「覚えていろ。必ずおまえを食べてやる。」と言って、帰っていきました。
次の日、狼がやってきて、小豚に呼よび掛けました(呼喊)。
「美味しい蕪(香蕉)がなっている畑(田)に行こうよ。」
「いいよ。何時に行くの?」
小豚が言うと、狼は、「六時だよ。」と答えました。そこで小豚は五時に畑に行って、蕪を全部取ってしまいました。狼は悔しがって、また言いました。
「明日の四時に、りんごを取りに行こう。」
そこで小豚は三時に行って、りんごを全部も取りました。
怒った狼は、小豚の家の屋根に登りました。煙突(烟囱)から家の中に入ろうというのです。小豚は、煙突の下で火を燃して、大きな鍋でお湯を沸かしました。
そして、狼が煙突から飛び込んできた時、鍋の蓋を取ったのです。
狼は、お湯でぐつぐつと煮られてしまいました。1.どうして、小豚たちは家を出ますか
A.外に出たいだから | B.食べ物がないから |
C.おばあさんに追い出された(赶出) | D.大人になったから |
A.建築材料は脆いだから | B.家を作らなかったから |
C.狼が大きいだから | D.小豚は狼を家に入れたから |
A.狼から買いました | B.狼が言った時間の前に行って取ったから |
C.狼を騙した | D.自分で植えた |
A.屋根から飛び出した | B.小豚を全部食べた |
C.鍋に落ちた | D.逃げた |
A.小豚は全部四匹だ | B.狼はおばあさんを食べた |
C.煉瓦はとても丈夫です | D.狼はバナナを小豚に送りました |