2 . 福岡市博物館にはあるお宝があります。一つの小さな金印でナ。日本の教科書に必ず登場するたいへんポピュラー1な国宝だそうです。
金印ですから、もちろん金でできています。大きさというと、一辺は2、3センチしかなく、重さは108グラムです。どうですか。思っていたよりずっと小さいでしょう。では、こんなに小さな金の塊2がどうして日本の国宝になったのでしょうか。不思議ですね。その秘密は金印の底に彫刻された文字にあります。全部で五つの文字があります。「漠委奴国王」です。読み方は「かんのわのなのこくおう」だそうです。そうです。中国の教科書でも習ったことがあり、今から約二千年前、漢の光武帝が委奴国王に授けた3ものです。二千年にわたり中日交流のシンボル4です。
実はこの金印についてまだ分からないことがあります。例えば、いつどこで誰によって発見されたとか、いくつかの説がありますが、まだ意見が統一されていないようです。それから歴史書を読んでみると、そこにはもう一つの金印が日本に渡っていると書かれていますが、一体どこにあるのかまだ誰も分かりません。その金印はどんな形をしているのか、どんな文字が彫刻されているのかなど、想像するだけでわくわくしますよね。
今度福岡に行く機会があったら、ぜひこの金印を見に行ってみてくだきい。そうだ。この金印のレプリカ5はお土産としても買えますよ。 ちょっと買いたくなりますね。
注:1.受欢迎的 2.块 3.授予 4.象征 5.模型、伪造品
1.
金印の特徴に合わないものはどれですか。A.とても小さい | B.とても軽い |
C.たくさんの文字が彫刻されている | D.中国の皇帝が日本の国王に与えたもの |
2.
現在の金印についてはっきりと分かっていることは何ですか。A.いつ発見されたのか | B.誰によって発見されたのか |
C.どこで発見されたのか | D.誰が誰にあげたものか |
3.
作者によればこの金印のいちばん大きい価値はどこにありますか。A.とても古いものです。 | B.金でできているものです。 |
C.中日交流のシンボルです。 | D.教科書に登場しています。 |
4.
その金印ってどんな金印ですか。A.まだ発見されていない | B.重さは108グラムである |
C.福岡市博物館にはある | D.金印の底に「漠委奴国王」という五つの文字が彫刻された |
5.
この文章の内容に合わないものはどれですか。A.金印が小さいですが、意義が大きいです。 |
B.金印のレプリカはお土産として買えます。 |
C.福岡博物館に行けば金印の複製品を見ることができます。 |
D.金印は日本の国宝でも中国の国宝でもあります。 |