1 . コンクリート(水泥)の建物が多くなったが、木造住宅に郷愁を感じる人は少ない。木 1 作ったものは、 自然の感じ 2 する。   しかし、木造住宅には木造住宅の問題がある。最近、ある建築家が 3 (書く) たものを読んだ。木造住宅を作る時は、コンクートの基礎の上に木の土台を付け、その上に 4 (床)を付けるが、湿気対策として、コンクリートの基礎と木の土台の間に空気の通る道を作る。そうしないと、湿気が 5 (たまる) て、 よくない。 もう一つは白アリの問題である。 白アリは湿気が好きで、湿気の多い土台を食べてしまうので、薬品で 6 (ふせ)いだり、白アリ 7 強い木材を選ぶようにしたりする必要がある、 ということであった。

湿気が原因であるが、湿気の多い土地に住んでいると、いつの間にか湿気に慣れてしまう。クーラーが普及して、湿気に悩まされることが 8 (少ない) なり、梅雨の時などは別として、あまり気が 9 (付く)ないでいることが多い。しかし、住宅の専門家にとっては、湿気は実に大きな問題である。住宅に限らず、商品の製造や保管に当たる人も、それぞれ湿気に苦労しているに違いない。消費者はときどき専門家の話を聞くようにしないと、自分の生活している環境を 10 (知る)ずにいることになると感じた。

2 . 世の中にはさまざまな言い伝えがあります。例えば、夜中に口笛を吹いたら蛇がくることや、ご飯を食べてすぐに横になると牛になるというような言い伝えがあります。これらは現実的に考えてみると、おかしいです。夜中に口笛を吹いても蛇がやってきたこともないですし、ご飯を食べてすぐ寝転んでも牛になったこともありません。では、このような言い伝えはなぜ昔から現在までずっと続いているのでしょうか。

それはおそらくこういうことです。夜中に口笛を吹くと、他の人に迷惑になります。迷惑をすると、怒られるのが当然です。つまり、夜中の口笛がうるさい、と蛇のように怖い人が怒ってくるということではないでしょうか。( ア )、食べてすぐ横になると牛になるというものは、食べてすぐに横になると太っています。そのため、牛のように大きな体になってしまうよ、という意味であると捉えることができます。つまりこのような言い伝えは、何かしらの根抛があるため、現在までずっと言い伝えられてきているのではないでしょうか。

3 . 雑誌やテレビでは、様々な興味深い情報が紹介されています。その中で、「○○はこうしたほうがいい」や「○○は間違っている」という表現をしている場合があります。私は、これをなんとなく苦手としています。

先日、「最近の女子はみんな小学生から化粧をしている」という記事を見かけました。しかし、私の娘は小学生ですが、化粧品すら持っていません。このように雑誌で言われることにより、娘のような子は「普通じゃない」と思われてしまいます。あたかも全員がそう、というような記事が書かないでほしいと考えます。また、テレビでは「時間がある主婦の方」という表現をされたりしますが、これもやめてほしいです。時間のある主婦もいるかもしれませんが、中には忙しい主婦だっています。このように、勝手なイメージで決めつけたような表現をするのは、そうでない人に失礼ではないかと考えます。ですから、発信する側はもう少し注意してほしいと思います。

4 . 私は今人間としてやってはいけないことをしようとしています。これをしてしまっては、身体に変化が起こってしまうし、次の日には別人のように顔がはれてしまうのです。しかし、やはり人間というものはその欲望を満たさないことには眠ることも仕事にいくこともできません。「はらがへっては戦はできぬ」という言葉があるように、この食欲を満たさなければ、私は明日仕事をうまくできないと思います。そうです、私は今ラーメンを食べようとしています。

普通に昼間であればこんなに悩む必要もないのですが、今は午前2時です。今食べてしまうと、太ってしまうし明日顔がむくむので、会社でなにか言われるかもしれません。しかし、これを食べないことには私は仕事ができる気力が復活しません。先程も申し上げたように、「はらが減っては戰ができぬ」という言葉のとおり、お腹が空いていたら仕事はできないと思います。そして、私はこのように自分を言い聞かせながら箸を手に取りました。