8 . みなさんの中にも「牛乳は栄養価が高い、カロリーが高い、飲むと太る」というイメージを持っている人が多いと思いますが、それは大きな誤解です。牛乳は「栄養素密度」が高く、少ないカロリーで効率良く様々な栄養をとることができます。さらに、牛乳摂取量が多い人ほど体脂肪が低いという調査結果もあり、「牛乳は飲むと太る」という定説はすでに過去のものとなっています。しかも、「牛乳を飲むとコレステロール(胆固醇)が上がる」ということももちろん間違います。牛乳100gに含まれたコレステロールはわずかに12mgです。これは男性750mg、女性600mgという1日摂取目標においては微々たる量なんです。また、牛乳の摂取量が増えることによって、血の中の余分(多余的)なコレステロールを肝臓に運ぶ機能を持つよいコレステロールが増加したという報告もあります。
牛乳にもカルシウム(钙)が豊富に含まれています。短気な人、またはいつもイライラしている人は「カルシウム不足」が原因かもしれません。カルシウムが不足すると神経伝達が順調に行われなくなり、イライラし、集中力や持続力を欠くことになります。カルシウムは体を正常に働くための大切な栄養素です。
牛乳に対する間違ったイメージを正しく、その優秀な効能をきちんと理解することだ。家族の健やかな未来のために、もっともっと積極的に牛乳を飲んでいきましょう。
1.
文中の「ほど」と同じ意味なのはどれか。A.この漫画は、見れば見るほど面白いです。 | B.遅刻するにもほどがあるのよ。 |
C.その本は、半分ほど読みました。 | D.別にそれほど面白くないぞ。 |
2.
文中の「これ」の指すことはどれか。A.牛乳100gに含まれたコレステロールの量 | B.100gの牛乳 |
C.コレステロール | D.カロリーの量 |
3.
文章によると、どうしてある人はイライラするか。A.神経伝達が崩れたから | B.牛乳が嫌いだから |
C.集中力や持続力が不足だから | D.カルシウム不足だから |
4.
文中の「間違ったイメージ」に含まれていないのはどれか。A.牛乳を飲むと太ること |
B.牛乳のカロリーが高いこと |
C.牛乳を飲むとコレステロールが上がること |
D.牛乳にカルシウムが豊富に含まれていること |
5.
この文章で筆者の一番言いたいことはどれか。A.牛乳の栄養が豊富です。 |
B.牛乳が体にいい食品で、皆はどんどん飲みましょう。 |
C.牛乳の効能が優秀です。 |
D.牛乳は生活では不可欠な食品です。 |