8 . 最近、近所の花屋　1　閉店した。30年以上も「町の花屋さん」として好まれてきた店だ。

この店がオープンしたのは、私がまだ小学校に　2　（入る）前だった。私にとって店の思い出はそのまま子供のころの思い出と重なる。家族の誕生日　3　家にお客さんが来る時などには、母と一緒にこの店で花を　4　（買う）ていた。

小学校を　5　（卒業する）時には、こんなことがあった。クラス全員でお金を出し合い、担任の先生に花束を贈ることになった。「お礼の気持ちを表すために、見たことがないほど大きいのを贈ろう」と私たちは　6　（話し合う）た。しかし、小学生のお小遣いの中から集まったお金は少しだけだった。それで、私たちは　7　（どきどきする）ながら、「　8　（大好き）先生にあげるから、できるだけ大きい　9　（はなたば）を作ってください」と願った。おじさんは嫌な顔もしないで、特別大きなバラのはなたばを作ってくれた。

30年以上もきれいな花束を作り続け、　10　（暖かい）思い出を作ってくれたおじさんに、「ありがとう。お疲れ様でした」と言いたい。