1 . 私の生まれたところは,人口が少ない小さな寂しい村です。村には働くところがないので,若い人たちは中学校を卒業すると、東京や大阪などへ働きに行きます。
この村は雪の多いことが有名なところです。毎年冬になると,おおぜいの人がスキーをしに来るので村はとてもにぎやかになります。しかし、一番楽しい時は若い人たちが帰ってくるお正月です。
1.若い人たちはなぜ村を出ますか。A.村で働きたくないから | B.村に働くところがないから |
C.村に人が多いから | D.村の生活はおもしろくないから |
A.雪の少ない時 | B.お正月の時 | C.夏休みの時 | D.村で働く時 |
A.働きに出ている人たちが帰ってくる時 | B.スキーをする人がたくさん来る時 |
C.東京や大阪へ働きに行く時 | D.村を出る時 |
A.大都市 | B.地方都市 | C.小さい町 | D.田舎 |
A.スケートをする人 | B.スキーをする人 | C.遊びに来る人 | D.旅行に来る人 |
A.から | B.まで | C.で | D.を |
A.重要で | B.重要 | C.重要だ | D.重要さ |
A.を | B.が | C.で | D.に |
A.が | B.と | C.に | D.で |
6 . 地球上のあらゆる生物は、地球の自転に合わせて体内時計を刻んでいますが、自転周期の 24 時間と同調しているわけではありません。
人間の体内時計も25時間説、28時間説など様々な研究報告があり、確定していませんが、「24時間より多少長く、25時間以内ではないか」という説が有力のようです。
人間の体内時計による活動モードは、起床後12~13時間程度、この時間帯は交感神経が優位になるため、新陳代謝が高められ、体温、脈拍、血圧も高めに保持されるので、脳や体がよく働きます。(ア)、起床後14~16時間たつと、お休みモードに突入し、徐々に眠気を感じてきます。
…(略)…それでは、体内時計と自転周期のずれ(偏差)をそのままにしておくとどうなるでしょう。前述のように、人間の体内時計の周期は地球の自転周期(約24時間)より長いため、睡眠覚醒リズムが次第に、(イ)。
やがては、深夜に就寝、昼まで寝ているというような昼夜逆転生活につながります。(ウ)、睡眠だけではなく、体温、ホルモン分泌、心拍数など生理的機能のリズムにも狂い(错乱,失调)が生じます。
こうなると、単なる夜更かしや朝寝坊という段階は過ぎ、社会的な生活を営むことも困難になり、健康障害も憂慮しなければなりません。現在、大きな問題になっている引きこもりや不登校、出社拒否の背景には、体内時計のずれが関与しているケースも少なくありません。こうなっては、もはや治療が必要なレベルです。
1.(ア)に入れるものとして、最も適当なものはどれですか。A.しかし | B.しかも | C.そして | D.あるいは |
A.うしろにずれてしまいます | B.前にずれていきます |
C.不安定になってしまいます | D.安定的になってきます |
A.でも | B.さらに | C.つまり | D.それなのに |
A.地球の自転周期と同調していません |
B.人間の体内時計は「24時間より多少長く、25時間以内ではないか」という説が間違いない |
C.人間は起床後12~13時間帯ではポジティブな活動モードが保持される |
D.人間の体内時計のずれが人間に何の影響もない |
A.交感神経を極力働かせないようにする |
B.辛くてもなるべく外出するようにする |
C.体内時計のリズムを自転周期に合わせる |
D.活動モードよりもお休みモードの時間を長くする |
7 . 本を読む習慣を身につけることは、そんなに簡単なことではありません。読書が好きになるにはどうしたらいいでしょうか。
私は昔、読書をしない人間でした。100 ページ以上もある本を読んでいると、必ず途中で眠くなります。今思えば、興味のない本を読んでいたことが原因でした。興味のない本は、頭が回らず、すぐに眠くなるのです。しかし、興味のある科学系の本を読む時は、眠くなることはありませんでした。本の内容が好きか嫌いか、自分にとって面白いかどうかが、読書に親しむための重要なポイントです。
高校三年生の時でした。本屋で好きな科学者の伝記を見つけました。大学受験を控えていて、人生について考えていた私にとって、それはその時一番興味のある本でした。それまで、自分で本を買って読むことがなかった私が、その本を自分でお金を出して買ったのです。家に帰ってすぐに読み始めました。内容にも興味があったし、自分でお金を出して買ったということもあって、その本に限っては、眠くならずにすらすらと最後まで読めました。そんな経験もあって、私が今まで本を最後まで読むことができなかったのは、興味のない本を無理に読んでいたからだという単純なことに気がつきました。そのころ私は宇宙に興味を持っていました。そこで私は、宇宙について書いてある本から読み始めました。やはり、興味のある内容に、自然と引き込まれ、眠くならずに本の内容に集中していきました。
そうなんです。自分の興味のある本を読んでこそ、夢中になって眠くならずに読めるのです。そうして読書が好きになっていきます。読書が好きになって、興味の範囲も広がってきて、ますますたくさんの本を読むようになります。読書を習慣にするには、まず、自分の興味のある本から読み始めるのがいいようです。
1.筆者が本を読む途中で眠くなったのはなぜか。A.100 ページ以上もある本だから |
B.興味のない本を読んでいたから |
C.筆者は昔、読書しない人間だから |
D.本を読んでいた時、外は暗くなったから |
A.高校三年生の課題本 | B.受験テクニック(技巧)の本 |
C.好きな科学者の伝記 | D.大学受験のための問題集 |
A.本の内容がやさしいか難しいか |
B.本の内容が好きか嫌いか、面白いかどうか |
C.本の内容が受験に関係しているかどうか |
D.本の値段が安いか高いか、自分のお金で買えるかどうか |
A.入学試験が近づいている | B.受験するのをやめようとしている |
C.受験勉強を中止する | D.受験の予定をメモ帳に書いておく |
A.本を買うお金がなかったから、読書の習慣が身につかなかった |
B.受験テクニック(技巧)の本ばかり読んでいると、受験に失敗する |
C.宇宙について書いてある本は、読書のが難しい |
D.興味のある本から読み始めると、読書の習慣を身につけやすい |
「ええ、ほんとうに( )ね。」
A.暑くてたまりません | B.暑いとは限りません |
C.暑いものではありません | D.暑いわけがありません |
A.もたなくて | B.もたないで | C.もっていない | D.もちません |
A.うえに | B.にもかかわらず | C.かわりに | D.ついでに |