1 . 秋田犬は、秋田県原座の日本犬の一種である。日本犬種のうちに唯一の大型犬種である。
元は「大館犬(おおだていぬ)」 51 呼ばれていたが、1931年7月 52 国の天然記念物に指定された際に「秋田犬」として指定されたことから以後この名称が一般化 53 (する)。
日本人の間では忠犬ハチ公のエピソード(逸闻)で最も 54 (有名)話であり、主人に忠実な家庭犬の品種として、 55 (広い)知られている。平成には秋田県下 56 中心にペットとしての愛好者が多かった。「あきたいぬ」と 57 (読)まれており、藩政時代から「マクギいぬ」、「おおだていぬ」、「あきたいぬ」と変遷しつつ呼ばれてきた。一部自治体では「特定犬」に指定され、檻の中での飼育が義務化されていた。
昭和25年頃から昭和末期の1980年代にかけて秋田犬を 58 (さつえい)した438本の動画によると、かつては耳が折れ曲がっていたり、体毛にプチ模様(斑点)があったりする洋犬の特徴を持った秋田犬がいたことが分かった。このように歴史的に他犬種の影響を 59 (受ける)きた犬種ではあるが、2004年にアメリカ合衆国の研究チームが犬とオオカミでのDNAを比較した調査によると、調査対象になった世界の85種類の犬種の中で、秋田犬は3番目のオオカミに 60 (近い)犬種であることが判明していた。
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2 . 依頼メールを送るときに気を付けて 41 ポイントについて確認しておきましょう。
1)内容を明確に伝える
何かをお願いしたいときは、情報を整理し、お願いしたい内容を明確にした 42 依頼メールを書きましょう。相手に余計な 43 をかけないように判断材料を揃えておけば、結果としてやりとりは短くなります。
2)なぜ依頼したいのかを説明する
相手に何かを求める場合には、 44 理由を伝える必要があります。依頼する目的や人選の背景、何を期待しているのか 45 を伝えるとともに、自分の立場や目標についても説明を添えて 46 。
3)リアクションの期限を伝える
期限がある場合、「いつまでに回答がほしいか」という期限を相手に 47 伝えておくことは、相手にとっても、依頼する側にとっても大切なことです。「お時間のあるときに」と書かれていると、重要度が低いという印象を 48 、後回しにされかねないからです。ただし、「無理な期限設定や返事は当然」というような書き方は失礼ですので避けましょう。
4)相手への謝意を忘れない
相手にお願い事をする際のメールは、あくまでも相手の立場を考えて書くことが大切です。「恐れ入りますが」などのクッション言葉や、「 49 」という配慮を感じさせる言葉を使いながら、 50 の気持ちを忘れず、ひとつひとつの文章を丁寧に書きましょう。
1.A.たい | B.ほしい | C.あげたい | D.やりたい |
A.うえで | B.うえに | C.うちで | D.うちに |
A.挨拶 | B.期間 | C.手足 | D.手間 |
A.その | B.それ | C.そこ | D.そちら |
A.さえ | B.など | C.ばかり | D.だけ |
A.おいたほうがいいでしょうか | B.おいてもいいですか |
C.おいてはいけません | D.おいてもかまいません |
A.なかなか | B.ゆっくり | C.たいへん | D.ちゃんと |
A.送れて | B.与えて | C.広げて | D.高めて |
A.よろしくお願いいたします | B.失礼いたします |
C.ごめんください | D.おめでとうございます |
A.謝罪 | B.感謝 | C.理解 | D.礼儀 |
3 . 魚の漢字はとてもおもしろいので、これから紹介します。まずはイワシです。日本の海でよく取れるので、昔から食べられています。イワシはあまり大きい魚ではありません。そのため、大きい魚や烏などに食べられないように集まって、群を作って泳ぎます。また、イワシは水から出すとすぐに死んでしまいます。とても弱い魚なので、漢字は「魚」と「弱」で「鰯」になりました。
次はカレイという魚です。カレイは体が薄くて、目が体の右側にあります。あまり泳がず、いつも海の下の方にいて、体の色を変えることもできます。
変な顔、変な形ですが、とてもおいしい魚です。カレイの漢字は「鰈」です。体が薄くて、形が「葉」に似ていることから、この漢字になったそうです。
魚+枼(葉)=鰈(カレイ)
タラは、冷たい海の深いところにすんでいます。口が大きく、その下には長いひげが1本ある魚です。いろいろなものを食べるので、1メートル(m)以上になることもあります。タラは漢字で「鱈」と書きます。海に雪は降らないのに、どうしてでしょうか?それは、タラの体は白いのです。また寒い場所で、雪が降る時期によく取れるから、とも言われています。
魚+雪=鱈(タラ)
カツオは海の中を、すごい速さでおよぎ回れる魚です。今は刺身だけでなく、いろいろな方法で食べられています。でも昔は、交通も不便で冷蔵庫もありませんでした。だから、干したりカツオ節にしたりして、食べることが多かったそうです。カツオは干したりカツオ節にしたりすると、とても堅くなります。カツオ節は堅すぎて、薄く削ずらないと、食べることができません。世界一堅い食べ物とも言われています。
堅くなる魚なので、カツオの漢字は「鰹」です。
魚+堅=鰹(カツオ)
1.この文章によると、「イワシ」の漢字は次のどれか。A.鰯 | B.鱈 | C.魚 | D.弱 |
A.体が薄い。 | B.1メートル(m)以上になれる。 |
C.体の形は葉の形みたいだ。 | D.漢字は「鰈」となる。 |
A.群れを作っておよぐ魚 |
B.体の色を変えることもできる魚 |
C.口が大きく、その下には長いひげが1本ある魚 |
D.すごい速さでおよぎ回れる魚 |
A.すごく速く泳げる魚だから | B.生きているうちにも堅い魚だから |
C.干したら堅くなる魚だから | D.冷蔵庫で堅くしたから |
A.魚の紹介 | B.魚と漢字 | C.漢字の紹介 | D.魚の名前 |
4 . ひとりの人間の中には、変わりたいと怒む気持ちと、変わりたくないと望む気持ちの両方が共存しているように思います。中学校のクラス会で、「変わらないね」と言われてにっこり。「変わったね」と言われてにっこり。そのくせ、どちらの場合もこころのどこかがちょっぴり不満だったり。そんな体験ありませんか。矛盾しているみたいだけど、よく考えると矛盾していないのです。変わりたいと望む気持ちは、成長したいという欲求からきています。変わりたくないと感ずる気持ちは、自分の個性に対する誇りから発しています。人間は、無意識のうちに向上心と自尊心をしっかり携えて生きているのですね。それほどのパワーがありながら、どうして停滞気味の現状から抜け出せず、変わらなくちゃ、とくよくよ悩むのでしょうか。
それは、自分が自分に与えた理想にこだわりすぎているからです。人は誰だって、かっこいい自分でありたいと思っています。
その向上心はすてきです。(ア)、使い方を間違えると危険です。理想を基準にして考えると、まだまだ自分はかっこいい女でありません。けれど少しでも自分の期待に応えなくては、と過剰に無理をしはじめます。他人に対しては、自分を自分以上に見せたり、時には自分以下に見せたりするでしょう。
「理想の私」はみんなに好かれる私でなければならないので、受けのいいイメージを自分に与えることになるのです。そのイメージは虚像です。虚像にフィット(迎合)しようとすると、次第に自分本来の姿を変形させるかもしれない。なので、「理想の私」より本当の自分を受け入れたほうが楽になるのではないでしょうか。
1.「体験」について正しいのはどれか。A.「変わらないね」と言われて嬉しい気持ちになる。 |
B.中学校のクラス会に、不満がある人がいる。 |
C.白分の中で何かが矛盾している経験がある。 |
D.中学校のクラス会に参加したことがある。 |
A.それはクラス会に参加する人の自由だから |
B.人間は無意識のうちに向上心と自尊心をしっかり携えて生きているから |
C.成長したいとの欲求を持つ人もいれば、自分の個性に対する誇りを持つ人もいるから |
D.変わりたくないと望んでいるから、「変わったね」の言葉に不満があるから |
A.だから | B.そのため | C.でも | D.それに |
A.変わりたいと望む気持ちは、成長したいという欲求からきている。 |
B.変わりたくないと感ずる気持ちは、自分の個性に対する誇りから発している。 |
C.人は誰だって、かっこいい自分でありたいと思っている。 |
D.虚像にフィットしようとしても、自分本来の姿を変形させない。 |
A.理想の自分になりなさい。 | B.真実の自分を受け入れなさい。 |
C.変わりなさい。 | D.変わらないでください。 |
5 . 福沢諭吉と言えば、著書『学問のすすめ』はあまりにも有名です。日本文学史の最低限の一般教養として、中学時代にセットで覚えた、という方も多いのではないでしょうか?そしてこの本の冒頭の、有名な一節まで覚えている、という方もいらっしゃることでしょう。『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』の一文です。
その一文を、福沢諭吉が平等をうたった言葉、と解釈している人は少なくありません。
しかし実はこの一文、最後の締め(结束语)まで達していない、ぶつ切り状態のものが、世に知れ渡っているのです。正しい全文は『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず、と言へり』です。福沢諭吉が、アメリカの独立宣言の序文『すべての人間は、生まれながらにして平等である』を意訳して引用した上で、「と言われている」と伝聞で締めています(结尾)。「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」は、福沢の考えですらなかったのです。そしてその後には、まったく逆の意味の主張が続きます。
詳しく説明すると長い話になるので意味だけをお伝えすると、「しかしながら実際には賢い人と愚かな人、貧しい人と富んだ人、身分の高い人と低い人がいて、雲泥の差がついている」という意図の文章が続きます。これこそが、諭吉の意図した主張で、「だからこそ、その不平等な差を埋めるため、生まないために、勉強して自分を磨くことをお勧めする」と説いているのです。
1.『学問のすすめ』について正しくないのはどれか。A.これは福澤諭吉によって書かれたものだ。 |
B.日本ではあまりにも有名だ。 |
C.この本の冒頭の、有名な一節として覚えられている。 |
D.日本文学史の最低限の一般教養として誰でも覚えている。 |
A.天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず |
B.『学問のすすめ』 |
C.天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず、と言へり |
D.すべての人間は、生まれながらにして平等である |
A.「天は……人を造らず」は福沢諭吉が平等をうたった言葉。 |
B.「天は …人を造らず」はアメリカの独立宣言の序文から引用された言葉。 |
C.「天は……人を造らず」は「すべての人間は、生まれながらにして平等である」という意味の言葉。 |
D.「天は …人を造らず」は実際に福沢諭吉が不平等を訴えた言葉。 |
A.「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」は最後の締めまで達している。 |
B.「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」は、福沢の考えだった。 |
C.この世では、様々な人がいて、人々は雲泥の差がついている。 |
D.実際には賢い人だけは勉強して自分を磨くことが必要だ。 |
A.「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」を強調したい。 |
B.不平等な差を埋めるため、自分を磨くことをお勧めする。 |
C.人間は平等だから、自分の権利を守るべきだと強調する。 |
D.人間は実に不平等していることを世間に伝える。 |
6 . 『ドラえもん』ののび太は、何をやってもいいことがない。テストは0点だし、犬にかまれるし、買ったばかりの漫画をジャイアン(胖虎)に取り上げられる。
でも、あんなに何度もつまずき(受挫)ながら、決して人生をあきらめないのが、のび太のいいところだ。年に数回は「今の自分より少しはまし(更好)になりたい」と一念発起し、宿題をやろうと机に向かってママを驚かす。考えてみれば、芯は(ア)のかもしれない。
作者の藤子・F・不二雄さんが雑誌で、くるくる回る床庭(理发店)の看板を人に例えていた。上へ上へと夢を迫いながら、実は同じ場所にいる。「しまいには、その『上昇の夢』さえ忘れてしまう。そうじゃなくて、挫折しても明るく夢を見続ける『自分を見捨てない人』に共感してほしい」。きっとのび太のことだろう。
卒業シーズンが近づく。多くの高校生は、3月上旬に別れの時を迎える。希望の道へ進む人、涙をのんだ人。さまざまだろう。この一歩で残りの人生も決まると、若いうちはそう思うかもしれない。でもそんなことはない。大事なのは「自分を見捨てない」ことだ。
1.筆者から見ると、のび太はどんな人なのか。A.何でもできない人 | B.いつも良い成績を取れる人 |
C.決して人生をあきらめない人 | D.動物に親しくなれる人 |
A.強い | B.弱い | C.少ない | D.多い |
A.のび太 | B.藤子・F・不二雄 | C.筆者 | D.ドラえもん |
A.希望の道へ進む人、涙をのんだ人さまざまがいること |
B.ただ一歩で残りの人生が決まったこと |
C.大事なのは「自分を見捨てない」こと |
D.多くの高校生は、3月上旬に別れの時を迎えること |
A.人は成長とともに「上昇の夢」を忘れてしまう。 |
B.ドラえもんの物語を紹介したい。 |
C.のび太の長所を紹介したい。 |
D.大事なのは自分をあきらめないことだ。 |
7 . 私の生まれたところは,人口が少ない小さな寂しい村です。村には働くところがないので,若い人たちは中学校を卒業すると、東京や大阪などへ働きに行きます。
この村は雪の多いことが有名なところです。毎年冬になると,おおぜいの人がスキーをしに来るので村はとてもにぎやかになります。しかし、一番楽しい時は若い人たちが帰ってくるお正月です。
1.若い人たちはなぜ村を出ますか。A.村で働きたくないから | B.村に働くところがないから |
C.村に人が多いから | D.村の生活はおもしろくないから |
A.雪の少ない時 | B.お正月の時 | C.夏休みの時 | D.村で働く時 |
A.働きに出ている人たちが帰ってくる時 | B.スキーをする人がたくさん来る時 |
C.東京や大阪へ働きに行く時 | D.村を出る時 |
A.大都市 | B.地方都市 | C.小さい町 | D.田舎 |
A.スケートをする人 | B.スキーをする人 | C.遊びに来る人 | D.旅行に来る人 |
A.から | B.まで | C.で | D.を |
A.重要で | B.重要 | C.重要だ | D.重要さ |
A.を | B.が | C.で | D.に |