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解析
| 共计 5 道试题

1 . 雪月花の時最も友を思ふ。」

これは川端康成氏がノーベル文学賞を受けた時、スウェーデン学士院で行った「美しい日本の私」という講演の中に挿入した詩の一行であった。

この詩句について、ある時私は、川端氏に誰の作かと尋ねたことがある。すると川端氏は、あの大きな眼をぎろりと光らせて、「そんなこと、知るもんですか」と、にべもない(冷漠无情)返事だった。だが私はまもなく、それが矢代幸雄氏の名著『日本美術の特質』から孫引きされた(间接引用)白楽天の詩句であり、原詩が少し間違って引用してあることを知った。

さらにまた、その詩が『和漢朗詠集』に収められていて、平安時代にその詩句は極めて人口に膾炙し、『枕草子』にはそれについての一挿話を書きつけていることに気づいた。

極めて日本人的な美意識とはいえ、その原作者は中唐の高名な詩人であった。最も白楽天の詩句など、特に日本人に好かれやすい性質を持っているのかも知れない。朗詠には「交友」の章に、「琴詩酒ノ友皆我ヲ抛チ雪月花ノ時最モ君ヲ憶フ」という対句として挙げられている。詩の題は「殷協律ニ寄ス」。江南で生活していた頃、琴、詩、酒をともに楽しんでいた友だちは、すべて私を見棄てどこかへ行ってしまった。自分は今一人になって、雪、月、花に対しながら、これをともに見て楽しむ友として、切に君(殷氏)のことを思う、というのだ。

この詩がもとで、日本では「琴詩酒」とか、ことに「雪月花」とか、言われるようになった。言わば、日本人の風雅思想の形成の上で、この詩句は大事な役割を果したと言える。それに、その後日本人が四季の代表的な景物を言う時、この三つに夏の時鳥をも加えて挙げるのが常で、今も私たちは何かというと雪月花と言っている。

1.文中の「雪月花」が表している季節の組み合わせとして最も適当なものはどれか。
A.雪―冬 月―秋 花―春B.雪―春 月―冬 花―秋
C.雪―秋 月―春 花―冬D.雪―冬 月―夏 花―春
2.文中の「そんなこと、知るもんですか」の意味は何か。
A.そんなこと、わかるわけがない。
B.そんなこと、わかるはずだ。
C.そんなこと、知らないわけがない。
D.そんなこと、知るものだ。
3.文中に「その詩句は…膾炙し」とあるが、説明として正しくないのはどれか。
A.その詩句は、多くの人々に知られていること
B.その詩句は、多くの人々に批判されていること
C.その詩句は、多くの人々に愛唱されていること
D.その詩句は、多くの人々がよく口にしていること
4.この文章の内容に合っているのはどれか。
A.白楽天は江南で生活していた時、『和漢朗詠集』を書いた。
B.白楽天は友人を見棄て自分一人で琴を弾いたり、詩を作ったりして遊んだ。
C.一人になった白楽天は雪月花を見て友人を懐かしく思った。
D.矢代幸雄氏は『枕草子』に「殷協律ニ寄ス」を書きつけている。
5.文章の内容に合っていないのはどれか。
A.川端康成氏はノーベル文学賞の受賞式での講演に白楽天の詩を引用した。
B.「雪月花」は日本独自の文化から生み出された日本人の風雅思想のことだ。
C.「雪月花ノ時最モ君ヲ憶フ」という詩が『和漢朗詠集』に載っている。
D.「雪月花」は自然を身近な生活の中に感じ取る日本人の美意識のことだ。
2024-03-23更新 | 11次组卷 | 1卷引用:2024届浙江省温州市普通高中高三下学期第二次适应性考试日语试题

2 . 彼の家の近くに小鳥屋があった。その小鳥屋に、ある日、1羽のオウムが来た。声はとてもきれいで、その声を聞くと一日中幸せだった。その上、そのオウムはいつも日本語で歌を歌っていた。彼の好きな歌①ばかりだった。毎日このオウムの歌が聞けたら、どんなにすばらしいだろうと彼は思った。そして、とうとう彼はそのオウムを買ってしまった。オウムは一日中歌い続け、彼は幸せだった。


そのうち、友達の家のパーティーに行くことになった。彼はオウムに新しいシャツとネクタイ、黒い服を着せて、パーティーに連れて行った。②友達を驚かそうと思ったのだ。③(             )、友達はみんな不満だった。

「どうしてオウムなんて連れてきたんだ?」

「まあ、このオウムの歌を聞いてくれよ。このオウムは日本語で歌を歌えるんだ。」

「そんな、まさか。」

友達は誰も信じなかった。彼は友達の1人にこう言った。

「じゃ、賭けをしよう。日本語で歌わなかったら一万円払うよ。でも、もし歌ったら、君は一万円払うんだ。」

「いいよ。払うよ。」

友達は一万円取り出した。すると、[僕も賭ける。」と言う人が増えて、20人になった。彼はオウムに言った。

「さあ、歌ってくれ。お前のいい声を聞かせてくれ。」

しかし、オウムは歌わなかった。彼は慌てた。結局、彼は賭けに負けてしまった。家に帰ると、彼はナイフを出して、オウムに言った。

「さあ、④今日の夕食はオウムのサンドイッチだ。」

すると、オウムは言った。

「まあ、待ちなさい。」

「待つとどうなるんだ。」

「次のパーティーでは、みんな少なくとも10万円は賭けると思いますよ。」


注:「オウム」:鹦鹉
1.文中の①ばかりの使い方と同じのはどれか。
A.授業中ずっと話してばかりいて、先生に怒られた。
B.会議室には3人ばかりの学生がいる
C.できたばかりのケーキはとても美味しそうだ
D.日本語ばかりでなく、フランス語もできるなんて、すごい
2.文中に②友達を驚かそうと思ったとあるが、どんなことで驚かそうと思ったのか。
A.オウムを買ったこと
B.オウムに日本語を話させること
C.オウムに服を着せること
D.オウムに歌を歌わせること
3.文中の③(             )に入れるのに最も適当なものはどれか。
A.だからB.しかしC.そしてD.それで
4.文中の④の今日の夕食はオウムのサンドイッチだという表現の意味はどれか。
A.オウムの作ってくれるサンドイッチを食べるんだ
B.オウムの買ってくれるサンドイッチを食べるんだ
C.オウムにサンドイッチを食べさせるんだ
D.オウムを食べるんだ
5.このオウムは結局どうなったかと思うか。
A.やはり彼に食べられた
B.やはり友達の前で歌を歌った
C.次のパーティーで利用される
D.次のパーティーで賭けをする
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名校

3 . 昔、楚国に非常に貴重な真珠を手に入れた男がいた。彼はそれを売ってお金を儲ける(赚)つもりだった。真珠がいっそう貴重に見えるために、彼は真珠にふさわしい櫃(椟,木盒)を作りました。それは表面にきれいな模様が彫られていたし、五色の石と素敵な羽の毛で巧みに飾られていたものだった。まごとにそれ以上見事な櫃はないということだった

男は真珠を櫃の中に入れ、両手で捧げながら市場へ売りに行った。ある鄭国からの男はそれを見たとたん、すぐにまぶしい(光彩夺目)ほどきれいな櫃に気を引かれてしまった。それで、櫃を持って真剣に見た後、大変気に入ったので、つい高い値段で買い取った。鄭国の人は櫃を開けたら、ぴかぴか輝いていた真珠が見えた。しかし、彼は真珠に興味がなさそうに、それを取り出し、売主に渡り返してしまった。( ア )、空っぽな櫃を持つてとっさに(立刻,马上)姿が消えてしまった。

しばらくの間、売主はそれはいったい何なのだろうかとわけが分からなかった。最後、彼は真珠を見つめながら、溜息を吐いた。「もし、人々はみんなこの買主のように、ただ外見を重んじて中身を軽んじるなら、気の毒な真珠よ、もしかしてお前は埃の中に埋められるよりよい運命はないだろう。」と独り言を言った。

1.文中の楚国の男の人が真珠を売ろうとしたのはなぜか。
A.櫃を売るからB.櫃を買うから
C.お金を儲けるからD.もっと貴重な真珠を手に入れるから
2.文中に、「まごとにそれ以上見事な櫃はないということだった」とあるが、何の意味か。
A.もっとも高い櫃である。B.本当にすばらしい櫃である。
C.思ったよりきれいな櫃である。D.真珠ほど珍しくない櫃である。
3.文中の鄭国の男の人が櫃を買ったのはなぜか。
A.櫃がきれいで好きだからB.櫃の中の真珠を手に入れたいから
C.櫃がまぶしくて高いからD.櫃を高い値段で他の人に売りたいから
4.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。
A.さてB.それからC.ちなみにD.また
5.文中に「溜息を吐いた」とあるが、それはなぜか。
A.真珠が買主の不注意で壊されたから
B.櫃があまりにも美しくて、売り惜しんだから
C.真珠が思ったとおりに高い値段で売り出せなかったから
D.買主は櫃の外見に引かれ、真珠の本当の価値を見失ったから
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名校
4 .  「文は人なり。」という言葉があります。文を読むと、それを書いた人の人柄がわかるという意味です。声についても、同じようなことが言えないでしょうか。(ア)「声は人なり。」よい声はよい人柄から生まれる。ただし、ここで言うよい声とは、いわゆる玉を転ばすような、きれいな声を言うのではありません。わたしは北原白秋が自作の詩を朗読するのを聞いたことがあります。そして、心の底から感動しました。すばらしい声だと思いました。といっても、白秋の声がけっして「きれい」というほどの声ではありません。それどころか、どちらかと言えば、にごった、だみ声でありました。しかし、そのだみ声で読む詩に、私は心を打たれました。そのだみ声がすばらしくよい声に聞こえたのです。よい声は、よい人柄から生まれるのだと強く感じました。
 だから、よい声を出すには、まず自分の人柄を磨かなければなりません。難しい言葉で言えば、全人的な意味での教養をたいせつにし、自分を一歩ずつ高めていく努力が必要だとされているのです。と同時に、ありのままの自分を素直に表すような努力もしなければなりません。ありのままの自分を素直に表す真実の声を出すには、どうしたらよいでしょうか。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。
A.けれどもB.実はC.もちろんD.つまり
2.文中に「すばらしい声だと思いました。」とあるが、その理由はどれか。
A.きれいな声だったから。
B.にごった、だみ声だったから。
C.心を打たれた声だったから。
D.優しい声だったから。
3.文中に「心を打たれました」とあるが、その理由はどれか。
A.詩を朗読する声を聞いて、白秋の教養が素直に伝わってきたから。
B.詩を朗読する声を聞いて、白秋の詩作のすばらしさが素直に伝わってきたから。
C.時を朗読する声を聞いて、白秋の声がすばらしくてきれいだと思ったから。
D.時を朗読する声を聞いて、白秋の声がにごった、だみ声だと思ったから。
4.文中に「全人的な意味での教義」とあるが、その意味にふさわしいのはどれか。
A.世界各国に共通する学問
B.偏りのない広い知識と豊な心
C.ありのままの自分を素直に表す心
D.自分を高めていくための両親の教え
5.この文章の内容に合っているものはどれか。
A.ありのままの自分を素直に表すような努力が一番重要だ。
B.自分を一歩ずつ高めていく努力が一番重要だ。
C.イメージアップをするために、だみ声を真似したほうがいい。
D.よい声を出すには、自分の人柄を磨かなければならない。
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名校
5 .  子供の活字離れを防ぎ、読書で心を豊かに育てる狙いの「子供の読書活動推進法」が昨年12月施行された。子供の読書活動推進を「国や自治体の責務」とし、保護者には子供の読書の機会を増やすよう求めている。「毎日新聞」も昨年1月から、「親子の心の触れ合いになれば」と、童話の連載「読んであげて」を始めた。さまざまな情報が溢れる中で、なぜ今、子供の読書を重視するのか考えたい。   
   作家の柳田邦男さんの講演を聴く機会があった。息子を25歳で亡くしてから児童文学に興味を持ち、特に絵本に傾倒しているという柳田さんは(ア 興味深い)話を紹介した。
   東京の病院に急性脳症で脳死状態になった2歳の男児が入院していた。悲しみにくれる母にはもう一つの悩みがあった。8歳の姉と5歳の兄に、弟の死をどう(      )いいのだろうか。相談を受けた小児科医は、イギリスの作家、スーザン・バーレイの『忘れられない贈り物』を2人に読み聞かせる。死を迎える森の穴熊とほかの動物との暖かい交流を描いた物語。話が終わった時、2人の子供は目に(   ウ )涙を浮かべ、「死」の重さを理解するという実話だ。
1.「活字離れ」のもっとも適切な意味は次のどれか。
A.識字率が低い。
B.書籍の利用率が低下する。
C.文字を読み書きする能力が弱い。
D.文字媒体の利用率が低下する。
2.「子供の読書活動推進」の目的は次のどれか。
A.読書で親子の心の触れ合いを深める。
B.読書で心の豊かな子供を作る。
C.読書で人間の交流を強める。
D.読書で人間と動物の共存を理解する。
3.、アの「興味深い」の正しい読み方は次のどれか。
A.きょうみぶかいB.きょうみふかい
C.しゅみふかいD.しゅみぶかい
4.イの(   )に入れるのは次のどれか。
A.分かったらB.分からせたら
C.分かるならD.分からせるなら
5.ウの(   )に入れる言葉は次のどれか。
A.おおいにB.おおくC.いっぱいD.とても
共计 平均难度:一般