最近、子供としっかりとコミュニケーションができない親が増えている。
子供の年齢が高いほど、あまり子供と話をしない親が多いのである。ある調査では、小学生の子供を持つ親で、子供とよく話をすると答えた人は59%を占めた。( ア )、高校生の子供を持つ親で、子供とよく話をすると答えた人は38%しかいなかった。親の中には、子供の学校での様子を知りたいときに、直接子どもと会話せずに、先生に連絡をして確認をするという人も少なくない。子供は、思春期(青春期)を迎えると、いろいろなことからストレスを受けて、親に対して反抗的になることがある。では、もし自分の子供が反抗的になったら、どうすればいいだろうか。私は、まず、子供の話に耳を傾けるべきだと思う。しっかりと話を聞いてあげなければ、子供も心を開かないものである。( イ )、批判的な言い方も避けるべきである。子供が反抗的になったら、親は感情的にならないで、子供の意見をしっかりと聞いてあげることである。
1.文中に「先生に連絡をして確認をするという人も少なくない。」とあるが、その理由はどれか。
A.子供がゲームばかりしているから。 |
B.子供の学校での成績が悪いから。 |
C.子供としっかりとコミュニケーションが取れないから。 |
D.子供が反抗的だから。 |
A.あるいは | B.それでは | C.しかし | D.または |
A.親のことが嫌いだから。 |
B.学校で先生に怒られたから。 |
C.体と心のバランスが崩れたから。 |
D.いろいろなことでストレスを感じているから。 |
A.ところが | B.しかし | C.また | D.でも |
A.反抗的な子供は、厳しく指導するべきだ。 |
B.子供が反抗的なのは、学校の指導に問題があるからだ。 |
C.子供が反抗的な時は、怒ったりしないで、きちんと話を聞くようにする。 |
D.最近、子供とコミュニケーションを取れない親が増えている。 |
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【推荐1】( ア )はどんな気持ちで勉強や仕事をしていったほうが幸せだろうかという視点で考えてきましたけれど、今からは、そうではなくて、社会の制度のあり方として、どんなものがよいだろうかという点を考えてみます。
一つの提案は、もう少し進学のプロセスを考えてはどうか、少し大胆にいうと、高校から直接に大学へ進学するのを原則禁止して、いったん社会に出て働くことにしてはどうか、ということを考えています。
よく言われていることですが、日本の大学は、大学入試のゴール地点になってしまっていて、そこで何を学ぶのか、どこでどんなことを身につけるのかという意識がかなり希薄(稀薄,不足)です。一方では、大学を出てから働き始めた多くの人が、大学時代にもっと勉強をしておけばよかったと後悔したり、残念がったりしている姿をよく見かけます。これはとてももったいないことだと思います。
このようなことを言うと、ならば、大学でもっと勉強をさせようにすればいいじゃないか、それは大学でちゃんと教えていない君たち教師の責任じゃないか、という叱りを受けそうですし、確かに反省すべき点は多々あると思います。けれども、現状では大学生がなかなかやる気を持てないという面もあるように感じています。
それは、実社会で実際の仕事などを経験してみないと、その学間の重要性や必要性を実感できないという面があるからです。特に経済学のような学問はそういう傾向が強いように思います。
1.( ア )に入れるのに最も適当なのはどれか。A.これから | B.これまで | C.それから | D.それまで |
A.大学に行かないで、直接に働くこと |
B.教師たちがちゃんと責任を取って教えること |
C.高校を出て、先に働いてみてから、進学すること |
D.大学で生徒に好きなとおりにやらせること |
A.勉強できる環境では勉強の必要性に気づけず、卒業後に気づくこと |
B.苦労して大学に入っても、大学の勉強が合わない学生が多いこと |
C.本当に勉強したがっている卒業生が大学に入り直せないこと |
D.在学中の学生が、後悔している卒業生の姿を見ることができないこと |
A.大学生 | B.大学の教師 | C.叱っている人 | D.社会人 |
A.大学進学者の数を少なくするため |
B.大学の授業をもっと深い内容にするため |
C.大学生が就職するようにするため |
D.大学に入ってから後悔しないようにするため |
【推荐2】今年の年賀状に偶然、ウオーキングについて言ったものが2通あった。「昨年ウオーキングに挫折してしまった」というものと、「今年は早朝ウオーキングに励みたい」と決意を語ったものだ。
もちろんこの「ウオーキングはただ散歩ではなく、健康のための運動だ。しかし、続けるのはそれほど簡単ではない。もともと人類が歩行するのは、そこに移動という目的があったからだ。移動が目的であり、歩行は手段にすぎなかったとも言える。だからこそ車や通信システムなどの道具が生み出されたのだ。それでは体が弱るので、今になって人はしかたなくウオーキングするのである。①ここのところが、辛い!
だって人類文明は、怠惰な暮らしを追求することで発達してきたのだから。何事も楽して達成できるように道具を生み出し、技術を発展させてきた末に、今この現代社会が存在する。しかしとうとう、どう工夫してもいかなくなったのだなあ、人間の体のほうがね。
ウオーキングのような単調な運動は、どんな激しいスポーツよりも、②競けることがむずかしい行為だ。勝ち負けや記録といった競争原理は働かないし、他人の賞贊を得られるわけでもない。健康やシェイブアップ(塑形)のためと信じて、黙々と行うしかない。第一、文明を発達させてきた原理にも逆行する③反文明的行為でもある。
それを貫徹できるのは結局、強い自己愛なのだろう。自己愛もまた文明を発達させる大切な原動力だった、と思う。そう考えれば、毎日欠かさずウオーキングする人々は④やっぱり偉い、と私は応援をしたくなってしまうのです。1.①ここのところとはどんなところか。
A.移動の手段として歩行を使いたくないから文明を発達させるのに、結局、歩行をしなければならないというところ。 |
B.歩行はもともと移動という目的を達成するための手段であったのに、今では歩行自体が目的になっているというところ。 |
C.健康のために歩行以外の移動手段を生み出したのに、そのせいでかえって身体が弱ってしまったというところ。 |
D.人類は長い間怠惰な暮らしを続けてきたのに、現代になってからわざわざ運動しなければならないというところ。 |
A.文明に反する行為だから。 | B.歩行は手段にすぎないから。 |
C.人間は怠惰なものだから。 | D.動機を高める要因が少ないから。 |
A.ウオーキングは自然との調和を求める行為だから。 |
B.人類文明の発展は怠惰な暮らしを追求することにある。 |
C.ウオーキングには高度な技術が必要だから。 |
D.文明社会では運動は必要ないとされているから。 |
A.文明に反する怠惰な習慣を克服しただけでなく、自己愛の原理で文明を発達させるために力を尽くしているから。 |
B.技術を発展させるだけでなく、強い自己愛で自分を高めるという二つの原理で文明を発展させる力になっているから。 |
C.反文明的なことを続けるのは自己愛からだが、結局、自己愛もまた文明を発達させる別の原動力になっているから。 |
D.強い自己愛を捨てて難しいことを続けているだけでなく、文明を発達させる大切な原動力になっているから。 |
A.批判 | B.無関心 | C.辛い | D.応援したいという気持ち |
【推荐3】ことわざとしての「馬鹿は風邪を引かない」の意味は本当に馬鹿な者が風邪を引かないわけではなく、「馬鹿な者は鈍感なため、冬に風邪を引いても気づくことはなく、夏になってからやっと気づく」、(ア)「風邪を引いても気づかないほど愚鈍」と解釈されている。しかし、日常の会話においては文字通り「馬鹿は風邪を引かない」との意味で、周囲で風邪を引かない人間に対して「馬鹿は風邪を引かない」、風邪を引いた人間に対し「馬鹿は風邪を引かないはず」などと、冗談の(イ)扱われる。また、よく風邪を引きやすい人間から、風邪を引きにくい人間に対する、ある種の妬みや羨みとする意見もある。
似たような表現に「夏風邪は馬鹿が引く」と言うことわざがあるが、前述の「冬に引いた風邪を夏に気づく」から転じたものである。こちらにも文字通り「夏風邪を引く者は恐か者」と言う意味が後から付け加えられている。
また、「阿呆は風邪を引かない」の意味は「愚かな者は何も考えないで、のんびりと生活するため、体調を崩すことがない」、「愚かな者は心配事がないため、体が丈夫である」などと解釈されている。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.または | B.ただ | C.とくに | D.さて |
A.そうに | B.ように | C.ために | D.らしい |
A.馬鹿は風邪を引かない。 | B.夏風邪は馬鹿が引く。 |
C.阿呆は風邪を引かない。 | D.愚かな者は体が丈夫だ。 |
A.阿呆は鈍感だから |
B.阿呆は風邪に気づきにくいから |
C.阿呆は心配事がないため、体が丈夫だから |
D.阿呆はのんびりできないから |
A.「馬鹿は風邪を引かない」と言うが、馬鹿は本当に風邪を引かない。 |
B.「阿呆は風邪を引かない」と言うが、阿呆は絶対に風邪を引かない。 |
C.「馬鹿は風邪を引かない」と「阿呆は風邪を引かない」とは同じ意味である。 |
D.「夏風邪は馬鹿が引く」と言うことわざは「冬に引いた風邪を夏に気づく」から転くじてきたものだ。 |