勉強のパターンには二種類あります。スクールのようなところに通って学ぶパターンと、一人で学んでいくパターンです。
前者は、人の助けを借りて勉強していくため、自分が気がゆるみそうになっても続けられるというメリットがあります。ただし、スケジュールはスクールに合わせなければなりません。後者の独学のメリットは好きな時間に勉強できるということですが、一方で、独学には継続のための強い意志が必要となります。
(ア)、独学の成功・不成功には意志の力の強弱が関係しますが、意外にも、その段取りの悪さが命取りだったりします。
勉強する環境をどのようにこしらえるか、これは長時間継続する勉強の必須条件といえるでしょう。独学ができない人に共通しているのは、勉強の段取りの悪さです。
1.「自分が気がゆるみそうになっても続けられる」のはなぜか。A.人の助けを借りて勉強していくから |
B.意志の力が強いから |
C.段取りの悪さが命取りではないから |
D.スケジュールはスクールに合わせなければならないから |
A.出来ない時には人が助けてくれること | B.意志の力を全く必要としないこと |
C.いつでも好きな時間に勉強できること | D.気がゆるみそうになっても続けられること |
A.もちろん | B.たとえば | C.それに | D.なぜなら |
A.勉強する環境をどのようにこしらえるか | B.勉強の段取りがいいかどうか |
C.好きな時間に勉強できるかどうか | D.強い意志があるかどうか |
A.スクールのようなところに通って学ぶより独学のほうがいい |
B.独学よりスクールのようなところに通って学ぶほうがいい |
C.スクールのようなところに通って学ぶとしたら、強い意志がなくては続けられない |
D.独学の成功・不成功にもっとも関わるのはその段取りの悪さだ |
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【推荐1】ショッピングモールや、駅などの人が比較的に多い場所で走り回っている子どもを見たことがありますか。おそらく、多くの人がこのような子どもに迷惑をしているでしょう。それも無理ないです。なぜなら、多くの人がいるところで走り回ってしまっては、他人にぶつかることもありますし、ぶつかったことにより、怪我をしてしまうことや服が汚れてしまったり、様々な悪影響があります。それに、展示されている商品に触れてしまい、商品が壊れてしまう可能性もあります。( ア )このような子どもの親に限って子どもを注意しないことが多いのです。
そもそも、普段からしっかり注意できる親であれば、走り回ったりしないでしょう。しかし、子どもは親に言われないと悪いことなのかどうかが判断できません。そのため、親がしっかりとやってはいいことと、そうではないことの判断をして注意する必要があります。それができないのであれば、親になる資格はないと思っても言い過ぎではありません。
1.文中の「このような子ども」とはどのようなことを指しているのか。A.駅で大きな声で騷いでいる子ども |
B.人の多い場所で走り回っている子ども |
C.変な親に育てられた子ども |
D.商品を壊している子ども |
A.おかしくない | B.無理矢理だ | C.簡単だ | D.理解できない |
A.しかし | B.すると | C.とにかく | D.つまり |
A.親としての役割が果たせていないから |
B.親なのに子どもが嫌いだから |
C.親であるのに子どもを捨てているから |
D.親に向かって悪いことをしてきた人だから |
A.子どもは頭が悪いのは親のせいだ |
B.子どもは親以外の人でも迷惑をかける |
C.子どもには親がちやんと指導しなければならない |
D.変な親がいる子どもはとてもかわいそうだ |
【推荐2】日本では、子どもが小さいときから、家の「外」のルールや他人の「礼儀」などを、親が教えるべきだと考えられています。
( ア )、日本の親はよく子どもに、「ちゃんとあいさつをしなさい」「悪いことをしたら、素直に『ごめんなさい』と言いなさい」「年上の人には丁寧な言葉を使いなさい」「人の迷惑になることをしてはいけません」「わがままばかり言っていないで、我慢しなさい」などと、社会生活に関わるさまざまなことを教えます。この家庭での教育のことを、「しつけ」と呼びます。子どもの行儀が悪かったり、態度に問題があったりしたとき、多くの場合、それは子ども自身が悪いのではなく、( イ )の問題だとされます。
「親のしつけが悪い」という言い方は、子どもだけでなく、大学生や大人に対しても使われることがあります。子どもが大人になったら、親から独立した一人前の人間と考える欧米の文化と違い、日本では、いくつになっても、子どもの行動は親にも責任があると考えているのです。これは「内と外」の考え方とも関係があり、家(=内)というのは、世間・社会(=外)でちゃんと生きていくための教育の場なのだから、その人の「外」での行動は、「内」に原因があるということになるのです。
1.文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.それで | B.たとえば | C.それから | D.しかし |
A.社会のルールや他人の礼儀 | B.親の行儀が悪いこと |
C.内と外の関係のこと | D.親の責任のこと |
A.子どものしつけ | B.自分のしつけ | C.親のしつけ | D.大学生のしつけ |
A.大学生や大人の態度の問題があれば、自分の責任だ。 |
B.大学生や大人のしつけが悪ければ、親の責任だ。 |
C.大学生や大人は子どもにしつけを教える。 |
D.大学生と大人のしつけは親から学ぶ。 |
A.悪いことをしたら、ちゃんと「ごめんなさい」と言いなさい。 |
B.日本では、親はよく子どもにさまざまなことを教える。 |
C.「しつけ」について、日本の文化は欧米の文化と違う。 |
D.社会でちゃんと生きていくために、家庭の教育は大切だ。 |
【推荐3】若い時代は2度ないと言う。だから、若い時代を大事にせよ、といった意味である。
なるほど、その通りである。だが、皮肉屋(讽刺家)のわたしは、①このことばに反論したい。たしかに若い時は1度しかないが、中年だって、老年だって1度しかないのである。われわれは若い時代を大事にすべきであるが、同様に中年を大事にすべきであるし、老年を大事にしなければならない。②若い時代だけを特別視する必要はないのである。
わたし自身は先ごろ、53才になった。昔の呼称だと、もう立派な「老年」である。だから、悲観的に言っているのではない。わたしは、老年には老年のよさがあると思っている。人生のそれぞれの段階には、それぞれに違った人生の味がある。わたしはそう思っている。わたしたちは、それぞれの段階に特有の人生の喜びと悲しみを味わいながら生きたい。
( ア )、どうして若い時代だけが特別視されるのか!?わたしには不思議である。思うに、人々は若い時代を準備段階と考えているようだ。若いときにしっかりと学問や体験の蓄積をしておかないと、後になって困る。だから、若いうちから遊んでばかりしてはいけない。結局、若者に自制と禁欲を呼びかけているのである。
でも、わたしは③それは間違いだと思う。若い時代に、その時代特有の人生の喜びと悲しみを体験しておかないと、中年や老年になって、④その段階での人生の喜びと悲しみが味わえない。若い時代は決して準備段階ではない。若者はそのことを銘記すべきである。
1.文中の①「このことば」の指すものはどれか。A.若い時代は2度ないこと | B.若い時代を大事にすること |
C.中年だって大事にすべきこと | D.老年だって1度しかないこと |
A.自分が皮肉屋だから | B.若い時は1度しかないから |
C.老年のほうが人生のよさがあるから | D.若い時代と同様に中年、老年も大事だから |
A.しかし | B.それに | C.しかも | D.または |
A.若い時代を特別視しないこと | B.若いうちから遊んでばかりいること |
C.若者に自制と禁欲を呼びかけること | D.若い時代に学問や体験の蓄積をすること |
A.若い時代 | B.中年時代 | C.老年時代 | D.人の一生 |