1 . (四)
「井の中の蛙」という言葉があります。知識や経験があまりなく、広い世界があることを知らない人のことを言うのです。知識や見識が限られているので、自分が狭い世界にいることにはあまり気が付きにくいのです。
人は誰でも「井の中の蛙」にはなりたくないでしょう。(ア)、今もう一度 考えると、「井の中の蛙」というのは、実は誰でも必ず通る道なのです。なぜなら、 生まれた時は、みな知識も体験もゼロの状態だからです。成長をするにつれ、親や友達、先生からたくさんの知識や常識を教えていただきます。「知りません」という発言に恥ずかしさを感じていることもあるでしょう。実は最初は誰でも井の中の蛙なのですから、井の中の蛙であることに恥ずかしさを感じる必要はありません。本当に恥ずかしさを感じるべきところは「謙虛さを忘れること」なのです。
謙虚になれば大丈夫です。人は知識がどんどん吸収できるようになるからです。さらに知識を増やして、広くそして深く考える力が身につき、井の中から脱出できます(逃脱)。また、井の中から外に出るためには、他人に引き出してもらう必要があります。「助けの手なんていらないぜ」と思っている人は、いつまでも井の中から抜け出せないのです。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.しかし | B.それに | C.それで | D.ところで |
A.「井の中の蛙」になるかどうかは年齢に関係がないから |
B.生まれた時は、みな知識も体験もゼロの状態だから |
C.親や友達、先生からたくさんの知識や常識を学ぶべきだから |
D.「井の中の蛙」になったことに恥ずかしさを感じているから |
A.「知りません」という発言 | B.井の中の蛙であること |
C.知識や常識を学ばないこと | D.謙虚を忘れること |
A.井の中の蛙であること | B.知識や常識を学ばないこと |
C.謙虛を忘れること | D.「知りません」という発言 |
A.知識などをどんどん吸収すること |
B.他人に引つ張ってもらうこと |
C.新知識を吸収し、見識を広めること |
D.他人の助けをもらわず自分で体験すること |
乙:はい、かしこまりました。今、呼んで 。
A.いらっしゃいます | B.くださいます | C.いただきます | D.まいります |
A.おげば | B.くれば | C.いけば | D.みれば |
A.しまい | B.おき | C.み | D.いき |
A.したままだ | B.したことだ |
C.したほどだ | D.したものだ |
A.そうだ | B.ようだ | C.らしいだ | D.のみたい |
A.に | B.を | C.が | D.で |
パソコンは常に改良され、新しい機種が発売され続け、各社の競争も激しくなっている。①そのような中、使用者(ユーザー)によく知られているパソコンメーカー(厂家)はどこだろうか。また、よく使われているパソコンはどのメーカーの製品だろうかなど、興味のあるところである。
そこで、今回パソコンメーカーの認知度と実際のパソコンの使用数、パソコンの満足度の調査が行われ、次のような結果となった。
一番知られているメーカーはA.社、ユーザーが一番満足しているパソコンは、ノート部門では(ア)、デスクトップ部門では(ア)だった。このことから分かるように、みんなが知っているからと言って、そのパソコンのユーザーの満足度が高いとは言えない。またH社のように、多くの人が使っている②にもかかわらず、認知度は低いメーカーも見られた。
詳しくは、次の表のとおりである。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | ||
認知度 | A.社 | D社 | J社 | K社 | E社 | |
使用度 | A.社 | D社 | H社 | I社 | B社 | |
満足度 | ノート | B社 | F社 | A.社 | D社 | J社 |
デスクトップ | C社 | G社 | D社 | A.社 | K社 |
A.パソコンは、生活の一部になっている。 |
B.パソコンメーカーは、1社だけである。 |
C.どこのメーカーのパソコンが使われているか、興味が集まっている。 |
D.ペソコンメーカーは、競争が激しい。 |
A.C社B社 | B.A社A社 | C.A社C社 | D.B社C社 |
A.から | B.のに | C.し | D.ので |
A.認知度が高いパソコンは、ユーザーの満足度も高い。 |
B.E社は、認知度が高く、使用数も5位までに入っている。 |
C.使用数は多くないが、認知度あるいは満足度が上位のメーカーもある。 |
D.すべての項目で5位までに入ったのは、A.社だけである。 |
という純子の高い声でテーブルにつくと、筑前煮があった。いろいろな野菜を鶏肉と一緒に煮てあり、けっこう本格的に作られているようだ。
「すごいじゃないか。お前、こんな料理をいつ覚えたんだ?」
「へへー、( ア )、夕子おばさんに教えてもらったんだ。」
それはわたしの好物であり、妻の得意料理だった。妻が亡くなってから今日までの1年半、わが家の食卓に姿を見せたことがなかった。今日はわたしの誕生日( イ )、純子が頑張って作ってくれたのだろう。まだ小学6年生だというのに、自分の寂しさを隠して、わたしのことを気遣って(担心)くれているのだ。
こんなことを考えていたなんて。「お父さん、今日は簡単なものにするね」と言っていたのに。わたしは胸が熱くなり、しばらくの間、箸を動かすことができなかった。
1.文中に「できた」とあるが、できたのは何か。
A.鶏肉の料理 | B.筑前煮 | C.いろんな料理 | D.本格的な料理 |
A.この間 | B.その間 | C.このうち | D.そのうち |
A.だが | B.だと | C.なので | D.なのに |
A.料理を覚えること |
B.わたしと一緒に食事すること |
C.わたしの好物の筑前煮を作ること |
D.簡単な料理を準備すること |
A.熱が出て箸を動かす力がなくなったから |
B.亡くなった妻を思い出し、寂しくなったから |
C.寂しい娘を気遣って、落ち着かなかったから |
D.自分のことを心配してくれる娘に感動したから |
A.にとって | B.を始める | C.につれて | D.をきっかけに |