8 . ぼくはフランス人です。ぼくはまだ日本に慣れず、日常生活でも日本語でもたいへん 1 ころ、いろいろな場面で、周りの人が「頑張って」「頑張ってください」「頑張ってね」と声をかけて 2 。そのようなこと 3 、最初は非常に驚いたのです。ほかの国では、そういう経験があまり からです。 日本では乗り物の乗り方が分からなくて困っている時、周りの方の「頑張れ〜」視線を感じます。 まったく知らないぼくのために心配してくれているのです。ぼくのようにあまり 5 付き合いのない 6 にも、励ましのエール(声援) を 7 。暖かいなあと感じます。

日本に最初に来た時、「頑張って」と身近なみなさんに 8 、それがプレッシャー (压力)だった時もあるのです。こんなに頑張っているのに、 自分はそんなに頑張っていない 9 見えるのだろうか、 と。でも今は、その言葉が励ましの意味だけでなく、むしろ「いつでも助けられるように見てあげていますよ」という暖かい気持ちを表す言葉なのだということが分かって 10 。