A.広島 | B.京都 | C.大阪 | D.江戸 |
2 . 汗をかくと、下着が濡れて気持ちが悪い。そのままにしておくと、風邪を引くこともある。運動をする時を除いて、誰でもあまり汗はかきたくないと思っている。しかし、汗をかくことは大切なことなのだ。暑い時に汗をかくと、その汗が蒸発するので、体の温度が下がる。そうなると、私たちはあまり汗をかかなくなる。汗は体の温度を一定にする働きがあるからだ。それがなければ、体の中の温度はとても高くなってしまうだろう。つまり、私たちは激しく体を動かすことが難しくなってしまうのだ。1時間以上も走り続けるマラソンの選手は、死んでしまうだろう。汗がかけるということは、すばらしいことだと言わなければならない。
私たち人間は、かなりの時間、運動を続けることができる。これは、まさに汗のおかげなのだ。では、ほかの動物はどうしているのだろうか。ライオンやねこなどは5分間も続けて走ることはできない。彼らは音を出さないように近付いて獲物を襲う。だから、彼らはそれでいいのだ。体温がものすごく上がるほど、走る必要はない。
では、ほかの動物はどうしているのだろうか。犬は走った後では必ず口を大きく開けている。犬は体の中の温度を(ア)ためにそうしているのだ。人間も汗をかかなければ、犬のようにしなければならないのかもしれない。
もちろん、馬のように汗をかく動物もいる。けれども、同じ汗でも私たちのものは、動物とはちがう時にかくことがある。馬は生活に必要だから走る。これは汗をかかない動物もそうすることは変わらない。ライオンは狩りに必要だから走る。獲物になる動物たちも襲ってくる獣から逃げるために走る。つまり、動物は生活の必要から走る。だが、人間は必要がない時でも運動をする動物だ。人間は楽しみのために運動する。スポ一ツをするのである。だから、スポーツは最も人間らしいことの一つということもできるのだ。
1.下線の「それがなければ」とは、何のことなのか。A.体温を下げるために運動をしなければ |
B.体温を一定に保つために、汗をかき続けなければ |
C.汗をかくなどして、ちょうどよい体温にしなければ |
D.汗をかくなどをして、体温の上下がなければ |
A.あまり疲れるから。 |
B.あまり汗をかきすぎて、呼吸もうまくできないから。 |
C.体温が高くなりすぎるから。 |
D.急に心筋梗塞がおきるから。 |
A.長い時間走り続けること。 | B.長い時間走り続けられないこと。 |
C.汗をたくさんかくこと。 | D.汗を全然かかないこと。 |
A.走った後の状態に保つ | B.走る前の状態に保つ |
C.高くする | D.気温と同じようにする |
A.生活の必要から走るということ。 | B.汗をかかないこと。 |
C.あまり激しい運動をしないこと。 | D.1時間以上運動し続けることができないこと。 |
3 . 日本人の風呂好きは有名だ。(ア)自分の家に泊まり客が来たら、まず「お風呂に(イ)入りませんか。」と勧める。外国人は自分が汚いと思われたのかと気分を悪くすることがありますが、これは遠来の客に疲れを取って(ウ)うという心遣いからである。風呂といえば温泉が思い浮かぶ。日本には、およそ1000か所の温泉があるという。昔から温泉はいろいろな病気に効果があると言われ、親しまれてきた。そして、ここ数年来、いろいろな保護施設(エ)の開発も進んでいる。滝風呂、薬草風呂などと工夫をしたり、レジャー(休闲)施設や娯楽施設を作ったりしている。夏ならテニスやゴルフ、冬ならスキーなどが出来るところもある。
風呂は「裸の付き合い」と言われ、以前は大切な社交の場の役割を果たしてきた。それがいまでは職場での厳しい競争の中で、ストレスと戦う現代人が心身をリラックス(放松)させ、リフレッシュ(恢复精神)するための場になろうとしている。
1.文中の(ア)に入れるのにもっとも適当なものはどれか。A.たいてい | B.たくさん | C.かなり | D.とても |
A.だけ | B.たり | C.でも | D.とか |
A.くれよ | B.あげよ | C.やろ | D.もらお |
A.について | B.に対して | C.につれて | D.にとって |
A.外国人は風呂を勧められると、喜んでいる。 |
B.温泉へ行く人は増えたが、風呂へ行く人は減った。 |
C.温泉も風呂も昔から日本人に親しまれてきた。 |
D.風呂は「裸の付き合い」と言われているから、いやな人も少なくない。 |
写作要点:
1.表明自己的观点。
2.就观点进行阐述。
3.写出对未来的展望。
写作要求:
1.字数为 300~350 字。
2.格式正确,书写清楚。
3.使用“です・ます”体。
5 . 少し前のことですが、こんな記事を新聞で読んだことがあります。小学三年生の子どもを毎日プ一ルに連れてきている母親の話。なぜ、そんなことをするのか。「将来の受験のために体力を作るのです」というのが、その答えです。子どもの時代は受験のための待ち時間にすぎない、ということなのです。受験地獄という言葉があります。教育の歪みも、いまでは、ここまで来たのか。――これが、その記事を読んだ時の率直な印象でした。
もちろん、限られた人生ですから、未来のために長い目を持ち、しっかり準備すること は、大切です。しかし、それが行き過ぎますと、現在という時が、つねに固有の意味を失 って、将来のための準備の時になってしまう。そうすると、現在を本当に大切に生きるこ とが、見逃される恐れが出てくるのではないでしょうか。もしそんな形で、それぞれの時 期に固有の意味を持った人間形成ができないのなら、うまく成長できず、幼児的な人間が
作られるだけではないでしょうか。そして未成熟の大人になり、老化していくだけの人生 になるのではないでしょうか。
実際、最近の子どもたちは勉強に追われて遊ぶことを忘れ、学校でもクラブ活動をあま りしたがらないということをよく聞きます。そこからはいろいろな問題が出てくるように 思えるのです。
普通、子どもたちは遊ぶ時に自分で創意工夫して、想像力を働かせ、豊かな世界を創り 出すものです。たとえば、部屋の隅にぶら下がっている使い古した箒を誇ると、それが馬 に化ける。あるいは広場に転がっている板切れが魔法の鏡に化ける。そのように、子ども たちは、もともと自由な創意を加えて楽しく遊ぶ術をよく知っている世代です。自由な遊 びを通して彼らは想像力を養い、また集団の行動を通して仲間作りの力や、あるいはリー ダーシップの能力を開発されもするのです。
こうした遊びの世界や自由に遊ぶ喜びを忘れるということは、子どもの時代に身につけ るべき社会性や創造性が失われてしまうことを意味しています。ひいては、非個性的な人 間になってしまうのが落ちでしょう。
1.下線の「ここ」の指すところはどこか。A.教育が歪んでくるところ |
B.受験地獄という言葉が作られるところ |
C.小学三年生の子どもを毎日プ一ルに連れてくるところ |
D.子ともの時代は受験のための待ち時間にすぎない、と考えるところ |
A.未来のことを頭に置きながら、若い時から準備すること |
B.限られた人生を大切にして毎日を楽しく過ごすこと |
C.未来のことを頭に置きながら、若い時から体力を作ること |
D.未来のために長い目を持って人生の計画を立てること |
A.若い時、毎日の努力によって生まれた意義 |
B.現在ではなく未来という時点にだけ人生特有の意義 |
C.それぞれの時期に習うべきものを身につける体験や楽しさなど |
D.将来のためにしっかり準備していろいろと体験するおもしろさ |
A.現在を大切にして生きていく形 |
B.現在を大切に生きることを見失う形 |
C.将来のことより現在のことを重視する形 |
D.将来のための準備を急ぐより現在を大切にする形 |
A.子どものころから将来の受験に備えて体力を作るのは大切なことである。 |
B.人生というものは、その時その時を大切にして生きることが必要である。 |
C.人間は、幼少から創造性を持っていなければ、人生の意味を失ってしまう。 |
D.子どもに自由な遊びをさせるため、クラブ活動は極力控えるべきである。 |
6 . 私はレストランで働きながら日本の大学で経済の勉強をしている。私の勉強は難しい。 仕事は大変だ。それは、重い荷物を持って、山の道を登っていくようだ。まだ山の一番上は見えない。上まで後どのくらいあるのだろう。止めたくなるときもある。休みたくなるときもある。雲やひどい雨で、前の道が見えなくなるときもある。しかし、私は(ア)。そんな私を笑う人がいるかもしれない。(イ)私はかまわない。なぜなら、私はその人のためではなく、自分のためにがんばっているのだから。(ウ)の上に着いたらきっと気持ちがいいだろう。そこの空気はきっと晴れているだろう。今の苦しい生活を忘れられるだろう。そこからはいろいろなものが見えるだろう。私はそれを楽しみにして、毎日がんばっている。これからも少しずつ前に、そして少しずつ上に歩いていくつもりです。
1.下線の「それは」何のことか。A.仕事 | B.勉強 | C.仕事と勉強 | D.山に登ること |
A.行かない | B.止まらない | C.登らない | D.見ない |
A.だから | B.そして | C.それとも | D.それでも |
A.人 | B.山 | C.道 | D.自分 |
A.これからも毎日山を登るようにします。 |
B.これからも毎日散歩するようにします。 |
C.これからも目標に向かって頑張ります。 |
D.これからも山の上を歩くようにします。 |
「はい、 いただきます。」
A.拝見して | B.ご覧になって | C.拝見させて | D.ご覧にならせて |
A.うかがい | B.うかがう | C.うかがった | D.うかがって |
A.おっしゃい | B.お話しし | C.お言いになり | D.申し上げ |
A.始める | B.出す | C.がちだ | D.合う |