1 . みなさんがアニメを楽しむように、今から約 400 年前の江戸時代(1603-1868)の人々にとって、歌舞伎はとても 51 (身近)で人気のある娯楽でした。ストーリーは、恋・友情・家族愛などを中心とした内容で、人々は 52 (泣く)、笑ったりしながら、歌舞伎を楽しみました。私たちは今も、生の舞台を楽しむことができます。
人の心を表すストーリーには、昔も今も共通する点がとても多いので、歌舞伎は決して難しいもの 53 (です)。歌舞伎の言葉は、今の言葉とは 54 (ちが)いますが、似ている部分もあります。また、演技 55 音楽、舞台の力で、想像しながら見ている 56 、内容が伝わってきます。さらに、音声(语音翻译讲解)のサ一ビスもあるので、説明を 57 (聞く)ながら見て味わうこともできます。
「歌舞伎は聞いたことはあるけど、実際には 58 (見る)ことがない」という方がほとんどだと思いますが、約 400 年続いてきた歌舞伎には、日本人の感じ方、 59 (考える)方などがたくさん込められています。
これから、みなさん 60 少しずつ歌舞伎の楽しみ方をお伝えしたいと思います。
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2 . ある外国人女子学生が長野県の民家に同居し、調査活動をしていた。その家の大家さんは親切な人で、いろいろと面倒を見て 41 。私は、その学生に日本語を教授する仕事を引き受けていたが、ある日彼女は 42 ことを言い出した。
「おととい、大家さんと喧嘩をして、大家さんはそれから一言も口をきいてくれなくなった。一体 43 でしょうか」というのである。事情を詳しく尋ねてみると、 44 、おととい大家さんから借りていたストーブが何かの加減で故障してしまったので、持って行き、壊れましたと渡した途端、大家さんは不機嫌になって 45 というのである。私はそのとき、実際にどんな言葉づかいをしたのかを確かめてみた。返答は「この前から借りていたストーブが壊れてしまいました」である。
そこで、私はそのストーブの故障の原因 46 尋ねてみた。そうすると、その女子学生は「理由はよく分からないが、その朝、火を 47 とするとつかなくなっていたんです。だから壊れましたと言いました」と言うのである。
「壊れた」と「壊した」は、文法的に言えば、他動詞表現と自動詞表現の差に過ぎない。しかし、コミュニケーション上問題になるのは、どちらを選択する 48 ということが、物と人との関係の中で、相手に対する自分の態度を明確に表してしまう 49 。彼女はその点 50 考えが及ばなかったわけである。
1.( )A.くれていた | B.もらっていた | C.あげていた | D.やっていた |
A.こんな | B.そんな | C.あんな | D.どんな |
A.なに | B.どこ | C.どちら | D.どうして |
A.本来は | B.実は | C.元は | D.実際は |
A.あった | B.いった | C.おいた | D.しまった |
A.にとって | B.につれて | C.について | D.しまった |
A.つける | B.つけた | C.つけろう | D.つけよう |
A.か | B.に | C.で | D.が |
A.というのである | B.といったからである |
C.ということである | D.といったことである |
A.にでも | B.にまで | C.までに | D.までで |
3 . 夜勤中、真夜中にちゃんとした食事をすべきか、それともおやつで小腹を満たすべきか、一体どちらが良いのだろう?
サウスオーストラリア大学の研究者は、健康な日勤の成人44人を3つのグループに分け、実験室内で昼夜逆転した生活を1週間続けてもらうという実験を行った。つまり、彼らは、日中のほとんどの時間を眠って過ごし、夜から明け方まで目を覚ましていた。被験者は全員、24時間内に十分なカロリーを摂取し、朝食と夕食の時間は同じ時刻とした。第一グループは、真夜中にもう1回満腹になるようなしっかりした食事をし、その食事による摂取カロリーを1日のカロリー総量の30%とした。第二グループは、真夜中に、チーズ・ビスケット・リンゴなどのおやつを取り、それらのカロリーは総カロリーの10%とした。第三グループは、夜中に食事を一切摂らず、朝食と夕食以外に、昼間におやつを食べた。研究者は、真夜中の食事後、被験者にさまざまな項目のテストを実施したほか、被験者に空腹度、直感的反応、眠気の程度の自己評価をしてもらった。
(ア)、最も眠気を覚えておらず、反応が最も機敏で、テストの成績が最も良かったのは第二グループだった。第二グループは、運転シミュレーション時の事故発生率が最も低く、食事の量について最も満足度が高かった。第三グループの成績は第一グループより優れており、より眠気を感じていなかった。
1.研究者はどのように実験を行ったか。A.被験者はすべて朝食と昼食の時間を同じ時刻とした。 |
B.夜勤の成人に昼夜逆転の生活を 1 週間続けてもらった。 |
C.日勤の成人を 3 グル一プに分け、昼夜逆転の生活をさせた。 |
D.被験者はよく昼間に目を覚まして、夜間にほとんど眠っていた。 |
A.うどん | B.ごはん | C.イチゴ | D.おかゆ |
A.そのため | B.その上に | C.その他に | D.その結果 |
A.第二位の成績は第三グル一プだった。 |
B.最も悪かったのは第二グル一プだった。 |
C.第三グル一プは第二グル一プほどよくなかった。 |
D.第一グル一プは第三グル一プほどよくなかった。 |
A.睡眠と夜勤 | B.夜勤中の食べ物 |
C.食事と日勤 | D.規則正しい食生活 |
4 . 警察官だった父は、65 歳で仕事を辞めた後、外出したがらなくなった。とても仕事に熱心だったし、休日でも「出勤しなさい」という命令がいつあるかわからなかったので、趣味もなかった。新しいことにチャレンジすることもなく、母が旅行にさそっても効果はなかった。
そんな父が変化したきっかけは、うちに子犬が来たことだ。友人の家で産まれた子犬を私がもらったのだ。子犬の世話は父の役割になった。
私が子どものころ、わが家では「タロ」という名前の犬を飼っていた。家族の中でタロを最もかわいがっていたのは父だ。どんなに忙しくても時間を作ってタロと遊んでいた。父は犬が好きなのだ。でも、タロが死んだとき、仕事のせいですぐに帰って来ることができなかった。父はそのことが忘れられなくて、それ以来犬は飼わなかった。しかし今は環境が違い、時間があるので子犬のそばにずっといることができる。
(ア)父はよく笑うようになった。ひまがあれば子犬の写真を私の携帯電話に送ってくる。「小さいのに力があるから、家具をかまないように教えるのが大変だよ」と楽しそうに話してくれた。
1.文中に「外出したがらなくなった」とあるが、なぜそうなったか。A.時間があっても、特にやりたいことがないから |
B.母と一緒に、旅行に行くのは好きじゃないから |
C.警察官の仕事が好きで、また戻りたいと思っているから |
D.仕事が忙しく、いつ出勤の命令があるかわからないから |
A.タロが亡くなったこと |
B.タロのような犬は飼わなかったこと |
C.仕事でタロと遊ぶ時間が少なかったこと |
D.タロに最後に会えなかったことが忘れられない |
A.子犬が来てから | B.子犬が産まれてから |
C.子犬を大切にしてから | D.写真を撮るのが楽しいから |
A.愛しい気持ち | B.怒りの気持ち |
C.恨みの気持ち | D.大切な気持ち |
A.父は退職したら、もう一度子犬を飼った。 |
B.父はひまがあるので、子犬の世話をやりたがっている。 |
C.子犬のおかげで、父はさらに生活を楽しむことができた。 |
D.タロより今の子犬のほうが可愛くて、父はよく笑うようになった。 |
5 . 自分は隣人とほとんど会話が出来ません。何を、どう言ったらいいのかわからないのです。(ア)考え出したのは、道化でした。
それは自分の人間に対する最後の求愛でした。自分は人間を極度に恐れていながら、それでいて、人間を、どうしても思い切れなかったらしいのです。そうして自分は、この道化の一線でわずかに人間につながる事が出来たのでした。
表では、絶えず笑顔をつくりながらも、内心は必死の、それこそ千番に一番の兼ね合いとでもいうべき危機一髪の、油汗流してのサーヴィスでした。自分は子供の頃から、自分の家族の者たちに対してさえ、彼等がどんなに苦しく、またどんな事を考えて生きているのか、まるでちっとも見当つかず、ただおそろしく、その気まずさに堪える事が出来ず、既に道化の上手になっていました。つまり、自分はいつのまにやら、一言も本当の事を言わない子になっていたのです。
1.文章に「隣人とほとんど会話が出来ません」とあるが、それはなぜか。A.人間を極度に恐れているから |
B.なにをどういうかわからないから |
C.人間をどうしても思い切れないから |
D.道化で人間につながることができないから |
A.また | B.ただし | C.それで | D.そこで |
A.人間 | B.自分 |
C.道化 | D.会話 |
A.お客様に対して失礼なことは言ってはいけない。 |
B.子供ひとりに対して月に 800 元の生活費が必要だ。 |
C.物価が上がっている。それに対して、給料が減っている。 |
D.雪の多い東北地方に対して、閩南地域は冬でも晴れた日が続く。 |
A.作者は道化で身近の人とうまく繋がっている。 |
B.作者は人と接する時、心も表もこころよくなる。 |
C.作者はつねに家族の苦しさや考え事を熱心に考えている。 |
D.作者はいつの間にか、本当のことを言える子になっていた。 |
1.女の人はどうしてテストの途中で教室を出ましたか。
A.教室が暑かったから |
B.テストが難しかったから |
C.急にお腹が痛くなったから |
A.一生懸命勉強した |
B.アイスクリ一ムを食べた |
C.朝ご飯をたくさん食べた |
A.残念 | B.楽しい | C.恥ずかしい |
1.女の人は何を始めようと思っていますか。
A.英語 | B.日本語 | C.中国語 |
A.水曜日か木曜日 | B.水曜日か月曜日 | C.木曜日か金曜日 |
A.中国 | B.イギリス | C.決めていない |
1.女の人の病気は今どうなりますか。
A.もう治った |
B.まだ治らない |
C.わからない |
A.はい、行く |
B.いいえ、行かない |
C.わからない |
A.病院へ行く |
B.風邪薬を飲む |
C.四川料理で風邪を治る |
1.さくら病院はどこにありますか。
A.白いビルの横 | B.高いビルの前 | C.白いビルの裏 |
A.日曜日 | B.月曜日 | C.火曜日 |
A.怪我をしたから |
B.学校が休みだから |
C.お見舞いに行くから |
1.女の人の出身地はどこですか。
A.京都 | B.東京 | C.北海道 |
A.故郷の島 | B.北海道の雪 | C.京都の紅葉 |
A.冬休み | B.4歳の時 | C.小学校の時 |