1 . 日本に来る前に、日本には無料で工場見学ができるところがあると聞いて、面白そうだと思いました。日本に行ったら絶対に行こうと思っていたのですが、先月ついに行くことができました。見学したのはアイスクリームの会社の工場です。工場では機械を使って材料を混ぜたり、型に入れたり、凍らせたりしていました。工場の人の説明は丁寧で、機械や商品の説明が書かれた資料もくれたので、よくわかりました。できたばかりのアイスも食べさせてくれました。工場見学は本当に楽しかったです。(ア)どうして無料で見学をさせてくれるのか分かりませんでした。
調べてみたら、工場見学は会社側にもいいことがあると分かりました。ある新聞の調査によると、工場見学をした人の大部分がそこで作られている商品を好きになり、会社に対するイメージも(イ)。実際に私も工場見学をした会社の印象が前より良くなりました。
日本には、ほかにも同じような工場見学ができるところがたくさんあるそうです。今、次に見学に行く工場を探しています。日本にいる間にいろいろな工場に見学に行ってみるつもりです。
1.筆者は見学した工場でしたことについて、正しくない説明はどれか。A.工場の人の説明を聞いた。 | B.できたばかりのアイスを食べた。 |
C.アイスクリームの材料を混ぜたりした。 | D.商品の説明が書かれた資料をもらった。 |
A.でも | B.すると | C.だから | D.つまり |
A.会社は見学に来た人に商品を買わせること |
B.見学した人はその会社の商品を好きになること |
C.工場見学に来た人は丁寧に商品の説明ができること |
D.工場見学に来た人はアイスクリームが食べられること |
A.悪くなったそうだ | B.悪くなりそうだ | C.よくなりそうだ | D.よくなったそうだ |
A.筆者は有料の工場見学を探している。 |
B.筆者はずっと日本に暮らしている人ではない。 |
C.筆者はアイスクリームを食べるために工場見学に行った。 |
D.筆者は工場見学をした後、会社に対するイメージが前ほど良くなくなった。 |
2 . オフィスビルのトイレ 1 、最近常識を超えたことが起きているようです。掃除をしている人の話 2 、最近トイレの個室の中にお茶のペットボトルやおにぎりの袋を 3 ことがあるそうです。 4 食べたり飲んだりしたあとに、ここに入って捨てたのではなくて、 5 ここで食べたらしいです。「えっ!トイレで食事?」 6 、実際にしたことがある人にインタビューして 7 ました。その人は「だって、会社の中で一人になれるのはここ 8 ないでしょう。 9 、中はきれいだし、ここで食べているととってもほっとするんです」と答えました。ストレス 10 自分を守る方法なのでしょうか。
1.( )A.には | B.とは | C.へは | D.では |
A.によって | B.によると | C.になると | D.とすると |
A.見つける | B.見つかる | C.見かける | D.見つめる |
A.そこで | B.ここで | C.どこかで | D.あそこで |
A.どうやら | B.どうして | C.どうやって | D.どうした |
A.と思っているかもしれませんが | B.と思うかもしれませんが |
C.と思ったかもしれませんが | D.と思わせるかもしれませんが |
A.しまい | B.みせ | C.み | D.おき |
A.だけ | B.ほど | C.ぐらい | D.しか |
A.それに | B.そこで | C.ついに | D.じつに |
A.に | B.は | C.から | D.で |
3 . 一人暮らしをしている人で、ペットとして犬や猫 1 飼う人が増えています。かれらの場合、うちに 2 (帰る)ば孤独な世界が 3 (待)っています。でも、ぺットがいれば 4 (寂しい)ないです。ペットはかけがえのない存在なのです。いっしょにお風呂に入ることもあるし、部屋で遊ぶこともあります。つまり、 5 (大切)パートナーなのです。
ところで、ある調査 6 こんなことが分かりました。20代の女性を対象に、「結婚したら、今いるペットはどうするのか」と 7 (聞く)たところ、ほとんどがいっしょに連れていく 8 答えたそうです。そして、連れていけないなら結婚 9 (する)ないかもしれないという人も少なくなかったそうです。例えば、いっしょに住むことになる彼のマンションがペット禁止なので、結婚するかどうか 10 (まよ)っているなどという女性もいたらしいです。
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4 . 父親が病気になったので、半年間も仕事 1 休んだ …というインド人に出会った。よくそんなに長期の休暇がとれたね、とわたしが 2 、く彼は怪訝な顔をしていた。父親の最期をみとるのは、息子 3 「あたりまえ」だと彼は言った。
日本人は、会社のために単身赴任をする。経済的利益のために、家族がバラバラになるのもやむを得ない(不得已)と考える。その日本人の思考法が、日本を経済大国 4 のである。
しかし、子どもが父親の胸に顔を埋めて泣きじゃくりたい時期もあった 5 なのに、そのとき、父親は会社人間で家にいなかった。単身赴任でなくても、会社人間の父親が家にいる時間は 6 ない。子どもは 7 思いをしていた。
その父親ががんを宣告されて入院した。でも、子どもは見舞いに来ない。一度か二度やって来て、それでおしまいだ。子どもにすれば、俺だって会社がある、そうそう休暇はとれないよという 8 だ。
父親は病院の白い壁の中で最新技術の治療を受けながら孤独に死んでいく。その日本の父親と、六カ月も子どもに 9 死んでいけるインドの父親と、 10 真の意味で幸福だろうか 。
1.( )A.が | B.を | C.に | D.で |
A.言ったら | B.言ったと | C.言わば | D.言うなら |
A.に対して | B.に対する | C.として | D.とする |
A.にできる | B.にした | C.になる | D.になった |
A.ところ | B.こと | C.べき | D.はず |
A.ほとんど | B.ときどき | C.いつも | D.すっかり |
A.あたたかい | B.すずしい | C.さびしい | D.うれしい |
A.かわり | B.わけ | C.まま | D.かぎり |
A.看病されながら | B.看病しながら | C.看病させられながら | D.看病できながら |
A.どれが | B.どちらが | C.どこが | D.どのが |
5 . 2013年にユネスコ(联合国教科文组织)無形文化遺産に登録された「和食.日本人の伝統的な食文化」には、料理そのものだけではなく、自然を大切にする日本人の心に基づいた食文化も含まれます。
この10年で、海外では日本食レストランが増えています。農林水産省によると、2013年に約5万5千店だったのが、今年の調査では約18万7千店と、3 倍以上に増えました。
また、観光庁が今年1月から3月に行った訪日外国人への調査による1と、日本を訪れる前に期待していたこととして「日本食を食べる」が最も多く、8割を超えました。和食会議.事務局は、日本食への関心が高まっている理由の一つに「健康的な食事として注目されていること」を挙げます。(ア)、国内に目を向けると、農林水産省の22年度の調査では、和食や和食文化について教わったり、受け継いだりした経験が「ある」と答えるのは25.4%にとどまりました。
和食をめぐっては「調理が難しそう」「手間がかかる」などのイメージから、今後、家庭で和食を作る機会が(イ)ことが心配されています。和食会議.事務局は「次世代を担う中高生が、改めて和食のすばらしさを考え、日本の食文化をしっかりと受け継いでいってほしい」と話します。
1.この文章によると、この10年で、どんな変化が起こったのか。A.国内外では日本食レストランが増加している。 |
B.国内では約日本食レストランの5万5千店から18万7千店に増えた。 |
C.海外では、日本食レストランは3倍以上に増えた。 |
D.海外では日本食レストランがこれから増え続けていく。 |
A.なので | B.だから | C.それでも | D.しかし |
A.増えてしまう | B.多くなってしまう | C.減ってしまう | D.与えられてしまう |
A.国内外の人々は日本食への関心が高まっている。 |
B.日本食への関心は日本国内より海外のほうが高い。 |
C.日本国内では和食への関心を持っている人はいない。 |
D.国内外の人は日本食を楽しみにしている。 |
A.日本人なら誰でも和食を作ることができる。 |
B.和食を作られる外国人がますます多くなる。 |
C.和食は海外では健康食として注目されている。 |
D.今の中高生は日本の食文化をしっかり受け継いでいる。 |
6 . 計40日間の春運(春節〈旧正月、今年は2月10日〉期間の帰省.Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)は今月14日、20日目を迎え、半分となる節目を迎えた。総合運輸.春運業務特別チームの統計によると、春節から5日目となった14日の時点で、春運期間中に中国全体で移動した人の数は累計で延べ約45億人に達した。2023年同期と比べて、14%増、2019年同期と比べて11%増となった。
例年と比べると、今年の春運の前半には以下のような特徴が浮き彫りになっている。
春節に合わせて今月10日から17日までが8連休となっている中国。連休期間中、自動車で移動する人が大幅に増加しており、その規模は過去最多となっている。特に帰省や旅行のために中・長距離移動する人が増えている。8連休中、長距離旅行と短距離旅行の両方が増えているほか、南方エリアの人々が雪を見るために北上する一方で、北方エリアの人々が「避寒」のために南下するという現象が色濃くなっている。(ア)、高齢者が子供が働いている地域に行って一家団欒を楽しむ「逆向き春運」も目立つようになっている。多くなっているのは、四川省や河北省、湖北省、湖南省といった地域の人々が、北京、西安、天津、成都、長沙といった一、二線都市に向かうパターンだ。
1.今年の春運について合っているのはどれか。A.計40日間の春運はまだ半分立っていない。 |
B.春節から5日目の移動した人数は2023年ほど多くない。 |
C.春節から5日目の移動した人数は2019年より多くなった。 |
D.総合運輸.春運業務特別チームの統計は2月10日に行われた。 |
A.自転車で移動する人の規模 | B.長距離移動する人の規模 |
C.帰省したり旅行したりする人の規模 | D.自動車で移動する人の規模 |
A.それで | B.そこで | C.ただ | D.また |
A.北京の両親はその子供が働いている四川省に移動する。 |
B.北京の子供はその両親がいる四川省に移動する。 |
C.四川省の両親はその子供が働いている北京に移動する。 |
D.四川省で働いている子供はその両親がいる北京に移動する。 |
A.長距離移動する人は増えているが、短距離移動する人は増えていない。 |
B.今年「避寒」のために南下する北方ェリアの人々が前と同じぐらいだ。 |
C.今年は「逆向き春運」は多くなってきて、春運の主流になっている。」 |
D.北上する南方の人もいれば、南下する北方の人もいる。 |
7 . 日本人は……自分に不要な物 1 人にあげる。
もちろん、相手に対する気配りもあるが、「これ、わたしに要らなくなったから 2 (もらう)ください」と言ってあげる。それがなくなると自分が 3 (困)るような物は、他人にはあげない。だから、わりと気軽にもらうことが 4 (する)のだ。
それとは逆に、欧米人は相手が 5 (ひつよう)とする物をあげる。
だから、たとえば新築祝い 6 時計をプレゼントする 7 (ようだ)ときには、相手の家を見てから、その部屋に 8 (ふさわしい)デザインの時計を贈るのだ。
したがって、日本人が欧米人に、「つまらない物ですが……」 9 言って贈り物をすると、彼らは怒る。つまらない物 10 自分にふさわしいと評価されたと受け取るのだ。注意しなければならない。
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8 . 今日は「間違った敬語」というテーマで話していきます。仕事や目上の」」人との会話では、間違った敬語を使うと、相手に不快感を与えたり、印象を下げてしまう可能性があります。というわけで、誤用しやすい敬語を一緒に見ていきましょう。
(1)「よろしかったでしょうか」
この表現、接客などでよく耳にするかもしれませんが、実は間違いです。過去形を使うのは過去のことを尋ねる時です。現在のことを尋ねたい場合は、「よろしいでしょうか」が正しい表現です。
(2)「とんでもございません」
「とんでもないです」や「とんでもないことでございます」が正しい表」」現です。「とんでも」という言葉は存在していないため、「ございません」とつけると文法的間違いです。しかし、現在ではあまりにも広く使われているため、文部科学省が「相手の褒めや賞賛などを打ち消すときに使っても良い」と認めています。
(3)「了解しました」
上司や目上の方に対して「了解しました」と言うのは、少しカジュアルすぎる(过于随意)表現です。「承知いたしました」や「かしこまりました」が、より丁寧な表現とされています。仕事の進行をスムーズに、そして礼儀正しく伝えたい時に覚えておきたいフレーズです。
(4)「~して下さい」
これもよくある間違いです。「下さい」は物をもらう時に使う表現です。「飲み物を下さい」などと使います。何かをしてもらいたい時は、「~してください」とひらがなで書きます。
1.「よろしかったでしょうか」と「よろしいでしょうか」について、正しく使われているのはどれか。A.先輩、飲み物はお茶でよろしいでしょうか。 |
B.さきの映画はよろしいでしょうか。 |
C.いらっしゃいませ、3名様でよろしかったでしょうか。 |
D.お時間少しだけよろしかったでしょうか。 |
A.これは文法的間違いだ。 |
B.「とんでもないです」は正しい表現だ。 |
C.「とんでもないことでございます」は正しい表現だ。 |
D.今は「とんでもございません」を使う人がいなくなる。 |
A.了解しました | B.承知いたした | C.かしこまった | D.かしこまりました |
A.ここに名前を書いてください。 |
B.雨が降りそうなので、傘を持って下さい。 |
C.りんごとバナナを5つずつ下さい。 |
D.ペンとノートにしてください。 |
A.問違った敬語を使ってもかまわないので、気にしなくてもいい。 |
B.間違った敬語を使うと、悪い印象をもたらすかもしれない。 |
C.間違った敬語を使っても相手に不快感を与えない。 |
D.間違った敬語を使うと、仕事がなくなるかもしれない。 |
9 . ある日、私は学校から帰ると、机の上に置いてあったおやつを食べてしまいました。夕食のとき、父親に声をかけられました。
「ゆうた、おやつを食べたのは君だったんだね。それは僕のものだったんだよ。」
「別にいいだろうか。」
しかし、父親は(ア)表情で「他人のおやつを勝手に食べてはいけない。」と言いました。「親子なのに?」
「他人のものを大切にしよう。小さいうちにそれを意識しないと。次からは気をつけてね。」私は父親の言葉を心に留めました。友達がたまに学校におやつを持ってくるけど、その誘惑に何度も負けそうになりましたが、父親の言葉を思い出して、自制心を保つことができました。また、家族全員で食事をするときにも、他人のお皿や料理に手を出さないように気を付けるようになりました。
その後、私は段々理解しました。自分のものが他の人に触られたくないと同様に、他人から尊重を得たい場合、まず相手を尊重することを学ばなければならないということを。父の言葉は正しかったです。
1.文中に「父親に声をかけられました」とあるが、それはなぜか。A.夕食を食べなかったから | B.机を片付けなかったから |
C.学校から帰ってくるのが遅かったから | D.父のおやつを食べたから |
A.厳しい | B.楽しい | C.嬉しい | D.恥ずかしい |
A.学校におやつがあること | B.友達がおやつをくれること |
C.父の言葉を忘れること | D.勝手に友達のおやつを取ること |
A.他人のものを勝手に使ってはいけない。 |
B.他人から尊重を得るためには、相手を尊重する必要がある。 |
C.自分のものを大切にするだけでなく、他人も大切にするべきだ。 |
D.相手が自分を尊重してくれないなら、自分は相手を尊重する必要はない。 |
A.言葉の力 | B.おやつの争い | C.尊重は小さいことから | D.親子関係の正しいあり方 |
10 . 風邪の季節になった。ふと、昔、祖母に教わった諺を思い出した。
「風邪と客は大事にすればすぐ帰る」
この場合の客は、商売の顧客ではない。顧客にすぐ帰られたら大変だ。顧客は引き留めておきたい。
そうではなくて、すぐに帰ってほしい居候(他人の家に身を寄せ、養ってもらうこと)的な客がいる。この客を退散させるには、大事に大事に扱ったほうがよい。そうすると、客は逆に居心地が悪くなって、早く帰る。そして風邪も同じであって、大事に扱ったほうが治りが早い。そう祖母は教えてくれた。もっとも、祖母が教えてくれたのが、風邪の治し方であったか、居候の退散法であったか、忘れてしまったが……。
(ア)、風邪に関して言えば、われわれは風邪をひいたとき、早く治ればいいのに とばかり考えて、風邪そのものを大事にしない。大事にしないという表現はおかしいが、嫌だ、嫌だと思ってしまい、風邪とじっくり付き合う気持ちになれないでいる。だが、私たちが風邪とじっくり付き合って、ゆっくり休養しながら風邪の治療に専念するならば、きっとそのほうが風邪の治りが早いであろう。それが「風邪と客は大事にすれば帰る」の意味である。
1.「風邪と客は大事にすればすぐ帰る」の客はどんな客を言っているのか。A.すぐに帰ってほしい居候的な客 | B.商売の顧客 |
C.風邪を引いた客 | D.引き留めておきたい客 |
A.風邪を大事にすればすぐ帰ること | B.客を大事にすればすぐ帰ること |
C.風邪と客を大事にすればすぐ帰ること | D.風邪の治し方のこと |
A.しかし | B.ところが | C.ところで | D.だから |
A.風邪の治療に専念すれば、きっと風邪の治りが早い。 |
B.風邪が嫌だと思わなければ、きっと風邪の治りが早い。 |
C.風邪を大事にしないとどんどん悪化していく。 |
D.風邪が自然に治るから、大事にしなくてもいい。 |
A.伝統的な諺 | B.風邪と客 | C.顧客の接し方 | D.祖母に関する思い出 |