中学校の授業も3時ごろ終わりますが、その後、クラブがあります。生徒たちはテニスや野球などいろいろ好きなことをすることができます。
高校は義務教育ではありませんが、中学生の95パーセントが高校に入ります。高校に入るためには入学(にゅうがく)試験(しけん)を受(う)けなければなりません。やさしい高校も難(むずか)しい高校もあります。高校も3年です。
大学は普通4年ですが、医学のコースは6年です。2年間の短期(たんき)大学もあります。大学では、みんな好きなことを勉強します。もちろん入学試験を受けなければなりません。試験は難しいので、一生懸命勉強しなければなりません。
注释:パーセント:百分率 受ける:接受
一生懸命:拼命努力 ~なければなりません:必须
1.日本の義務教育は何年ですか?
A.十六年です。 | B.三年です。 | C.六年です。 | D.九年です。 |
A.六歳から。 | B.八歳から。 | C.七歳から。 | D.九歳から。 |
A.五時間か六時間。 | B.五時間。 | C.六時間。 | D.八時間。 |
A.二年です。 | B.四年です。 | C.何年でもいいです。 | D.六年です。 |
A.日本の小学校は六年です。そして中学校も六年です。 |
B.日本の大学は全部4年です。 |
C.日本の小学校も中学校も授業はたいてい3時ごろ終わります。 |
D.日本の大学は全部とても難しくて一生懸命勉強しなければなりません。 |
2 . 現代の日本において、晚婚化・未婚化が進んでいるという話を聞いたことがある方は多いでしょう。また、実際に周囲を見回して、年齢や原因に関係なく、独身の人が多いなという実感をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
実際のところ、厚生労働省の調査によると、平均婚姻年齢は平成7年に男性29.8歳、女性27.3歳でした。(ア)、平成27年には男性33.3歳、女性31.1歳となっています。
このことにはどのような原因があるのでしょうか。内閣府の調査では「過去に婚姻経験はなく現在も未婚」の方に対し、「現在結婚していない理由」を選択式で尋ねています。その結果として、次のような原因が浮き彫りになってきました(浮现)。
「男女の格差がなくなった」「良い結婚相手と出会えない」「独身生活に魅力がある」「結婚生活を送ることに経済的な不安がある」「子育てに不安がある」など。それらの晚婚化・未婚化の理由には、社会的背景による結婚に対する意識の変化が関係しているのかもしれません。
この現状に対し、政府や自治体は「結婚した後の住居や子どもをもつための動きを支援する」「結婚と、そこにつながる出会いをサポートする」という対策を講じていました。
晚婚化・未婚化を原因とする少子高齢化は社会全体の課題でもありますので、結婚を前向きに考えたい方へ向けた幅広い支援があるべきです。
1.文中の「晚婚化・未婚化が進んでいる」の原因として考えられないのはどれか。
A.男女の社会的地位が平等になったから。 |
B.良い出会いに惠まれないから。 |
C.結婚後、男女の格差が生まれてしまうから。. |
D.結婚して安定した生活が送れるかどうか不安だから。 |
A.ところで | B.それから | C.したがって | D.それに対して |
A.平均婚姻年齢の推移 | B.晚婚化・未婚化 |
C.男女の格差 | D.結婚に対する不安 |
A.結婚をするうえでの経済格差を解消する。 |
B.若者たちの結婚に対する意識を変える。 |
C.結婚して生活するに必要な生活費を支援する。 |
D.結婚相手と知り合うきっかけを支持する。 |
A.晚婚化・未婚化は少子高齢化によって生じる社会の課題だ。 |
B.結婚に前向きになれない人を批判するべきだ。 |
C.積極的に結婚を考えている人を支え助けるべきだ。 |
D.結婚に不安を感じる人は政府に援助を求めるべきだ。 |
3 . 夏休みが終わって最初の日曜日、小学五年生になった娘が「今年の夏は寒くてプールに行けなくて、水泳の練習ができなかった」と突然言い出した。新学期になったら、すぐ二十五メートル泳ぐテストがあります。娘はどうしても合格しなければならないのだと言いました。
娘が今日プールに行きたがるとよく分かっています。でも、妻は団地のダンスのグループに入って、練習に行きました。高校一年生になった息子は、夏休みの宿題がまだ残っているので、今部屋で宿題をしています。結局、付き合えるのは私一人しかいないのです。
「よし、お父さんと二人で行こう、特訓だ。」私はそう言ってしまいました。
本当は最近、早急に提出しなければならないレポートがあり、ずっと座っていて、少し運動不足かなと感じています。私にとって、プールに行こうという誘いは、天の助けのようなものかもしれません。自分一人なら多分プールには行かないでしょうね。
1.娘は泳ぎに行きたがっている理由は何か。A.夏休みの宿題をしたくない | B.お父さんと一緒に行きたい |
C.泳ぐテストに合格したい | D.水泳に興味がある |
A.水泳の練習 | B.ダンスの練習 | C.夏休みの宿題 | D.レポートの提出 |
A.筆者 | B.妻 | C.息子 | D.娘 |
A.ずっと娘に付き合っていなかったから |
B.ずっとレポートを書いていたから |
C.夏休みで長く休んだから |
D.早急にレポートを提出したいから |
A.これから自分一人で行く |
B.天の助けのようなものじゃない |
C.レポートを書く時間がかかる |
D.ずっと座っている筆者にとっていい |
4 . 林さんとケルトさんは今度の金曜日に自己紹介をします。2人は自己紹介の文章を書きました。
(林)初めまして、わたしは林です。中国から ① 。わたしは美味しい食べ物が好きです。中国料理はいろいろ食べました。でも、日本料理は ② 知りません。日本で日本料理を ③ です。どうぞよろしくお願いします。
(ケルト)皆さん、こんにちは。わたしはゲルトです。今、学校の近くに住んでいます。家の近くにスーパーや地下鉄があります。 ④ 。わたしは日本語があまり上手ではありません。皆さん、学校で ⑤ 勉強しましょう。
注:でも:但是
1.① のところに一番いいものを入れてください。
A.来ます | B.来ました | C.行きます | D.行きました |
A.たくさん | B.そう | C.あまり | D.いつも |
A.食べる | B.食べません | C.食べました | D.食べたい |
A.とても便利です | B.とても不便です |
C.あまり便利です | D.あまり不便です |
A.また | B.いつも | C.とても | D.一緒に |
5 . 約束の時間を守らないで、他人に迷惑をかけることは悪いことだとされている。それなのに、どうして私たちはこんなに時間にだらしがないのだろうか。その理由は、私たちが、時間を無駄にしたり、無駄にされたりすることを気にしていないからだと思われる。
10人の会議に、10分遲れて来た人は、他の9人の人たちから10分ずつ、合計90分の時間を奪い取ったわけだが、当人は大したことだと思わず、10 分ぐらいの時間の無駄は、ほとんど気にしない。これがいけないのだと思う。
もしこれがお金だったら、人々はこんなに平気でいるわけにはいかないだろう。つまり多くの人にとって、時間はお金ほど大切ではない。しかし、自分にとって大切ではないからと言って、他人もそうであると考えることは( ア )だろう。
大体、時間を正確に守らないのは、忙しすぎる人と、暇すぎる人に多いようだ。前者は、他人は自分ほど忙しくないから、少しぐらい待ってもらっても許されるだるうと考え、後者は他人にも暇な時間がたくさんあると考えているかもしれない。
しかし、これからの若い人は、他人の時間を大切にすることを学ぶ必要もある。そうでなければ、満足した共同生活を送ることができなくなる恐れがある。それは人々がだんだん忙しくなり、それだけに自分の時間をますます大切にするようになるからだ。
1.文中の「時間にだらしがない」とは、どういう意味か。A.時間を厳守する | B.時間を守らない |
C.時間にうるさい | D.時間に余裕がない |
A.他人 | B.10 分遅刻した人 |
C.私たち | D.90分遅刻した人 |
A.誤り | B.異なり | C.损失 | D.被害 |
A.暇すぎる人は他人は自分ほど忙しくないと思っているから |
B.若い人は、他人の時間を大切にすることを学ぶ必要があるから |
C.忙しすぎる人は他人にも暇な時間がたくさんあると考えているから |
D.人々がもっと忙しくなって、自分の時間をもっと大切にするようになるから |
A.自分を中心に考えよう | B.自分の時間を大事にしよう |
C.他人の時間も大切にしよう | D.満足した共同生活を送ろう |
中学生の時は、いちばん背が伸びやすいそうです。特に男の子は1年間で 30cmも背が伸びる人もいます。背が高くなりたかったら、嫌いなものもたく さん食べて、バランスのいい食事をしなければなりません。背が伸びること にいい飲み物は、牛乳です。牛乳の中のカルシウムから強い骨ができるそう です。サッカーやバスケットボールなどのスポーツをすることも大切です。 運動をすると、体が强くなります。そして、たくさん寝ましょう。日本に「寝る 子は育つ」という有名な言葉があります。夜、わたしたちが寝ている間に、 体の中では骨や肉を作っているそうです。たくさん寝れば、大きくなること ができて、長く生きることもできるでしょう。
注释:いちばんノ最 背が伸びる/长个子 特に/特别
なければなりません/必须 カルシウム/钙 骨/骨骼
育つ/成长
1.中学生の男の子は、半年で30cmも背が伸びます。2.背が高い人は、嫌いなものをたくさん食べなければなりません。
3.背が高くなりたかったら、いろいろなものをバランスよく食べましょう。
4.ミルクは背が伸びることにいいです。
5.強い骨はカルシウムからできるそうです。
6.スポーツをした後、ミルクを飲みたくなります。
7.スポーツをすれば、体が強くなります。
8.「寝る子は育つ」という言葉は日本で有名です。
9.体の中で骨や肉を作っている時、わたしたちは寝ません。
10.たくさん寝ると、長く生きることができるだろうと思います。
7 . 2000年から2001年にかけて、全国紙( )有名な新聞が、基本の活字を少し大きなものに変えました。地方紙も同じだったと思います。高齢者人口の増加が原因でしょうが、新聞を読む人の総数の中で、老眼鏡を必要とする人の割合が増えたからです。
新聞だって「お客様は神様」でしょうから、その「神様」のニーズに沿って紙面を変えるということは、とうぜんのことです。その案内の記事では、これまでの活字と新しい活学を比較して、いかに見やすくなったかがしめされていて、わかりやすく納得できるものでした。そして、各社ほとんど同じことを書いていたと思いますが、紙面の大きさは変えないわけだから、「文字が大きくなったら、文字数を減らさねばなりません。そこで、記事は要点をおさえ(把握重点)簡略化して適切化をはかる」というような説明になっていました。なるほどと思う一方、これまではそうでなかったのかなとも思いました。
大きな活字の本も出まわるようになってきました。とくに辞書は同じ内容で同じデザインで大きな版(尺)のものが出て、老眼鏡なしでも利用できるとありがたがられています。ただサイズが大きくなったら、大きく重いという欠点もありますが、その快適さに換えられないという人には問題になりません。
1.文中の( )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.に対して | B.にとって | C.として(作为) | D.とともに(随着…发展) |
A.文字を大きくすることで要点がわかりやすくなること |
B.小さい文字が読みにくい高齢の読者が多くなったこと |
C.紙面に余裕ができるように記事の表現を簡略化したこと |
D.高齢者から情報を絞ったほうがよいという意見があったこと |
A.新聞の重さは重くなってしまった |
B.老眼鏡を必要とする人の割合が増えた |
C.字がもっと見えるようになって、高齢者たちは喜んだ |
D.文字数が減ってしまって、簡略になった |
A.以前の紙面は活字の大きさを内容ほど重視していなかった |
B.以前の紙面は高齢の読者のニーズに十分こたえていなかった |
C.以前の紙面は重要な情報が簡潔にまとめて書かれていなかった |
D.以前の紙面は読者が納得できるほど詳しく説明していなかった |
A.本を軽くするために活字が小さくなったこと |
B.老眼鏡を持っていないと少し読みにくいこと |
C.活字が大きくなって情報が少しだけ減ったこと |
D.文字が拡大されて辞書が以前より重くなったこと |