1 . 最近、電子辞書の使用がよく見られるようになっている。電子化社会において、それは珍しくない。現在、様々な道具が人間の生活を一層便利にさせるにしたがって、それらの道具は体積がより小さく、操作がより簡単になり、使う時間もより短くなりつつある。
電子辞書もそのように設計されてきた。片手で握るので持ち運ぶには便利である。(ア)、そんなに小さい一台の中に辞書が何冊も入っているが、重量が一冊の辞書よりずっと軽い。また、紙の辞書を使う時、読み方が分からない場合は単語を調べるに手間がかかる。偏と部首の画数をまず確かめなければならなく、残った部分の画数も知っておき、最後に両者をマッチして単語のページ数を確認できる。その反面、電子辞書を使えば、知らない単語は簡単な手書き入力だけで分かれる。
しかし、単語を調べる時間が電子辞書によってかなり短くなるので、私たちは電子辞書依存症になりがちという恐れがある。それで、分からない単語や文法が出てくるとすぐに、電子辞書に助けを求めやすくなる。月日の経つうちに、私たちは勉強中に出た問題、特に基礎的な単語や文法の意味、その答えを探る思考がだんだん衰えていくと想像できないわけではない。
電子辞書は便利なことは便利であるが、頼りすぎないようにしたほうが日本語の勉強により役立つ。
1.
昔の電子辞書はどうだったか。A.体積も小さいし、操作も便利だった |
B.使う時間が短くて、便利だった |
C.体積は大きくて、そんなに便利ではなかった |
D.持ち運びやすかった |
2.
文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。3.
電子辞書の説明について、正しくないのはどれか。A.一台の電子辞書には何冊の辞書も入っている |
B.重量はかなり軽い |
C.使うときは、偏と部首をまず確かめる |
D.知らない単語を簡単に手書き入力したら調べられる |
4.
筆者は電子辞書についてどう思うか。A.電子辞書依存性になりやすいから、適当に使ったほうがいい |
B.分からない単語が出てくる時、電子辞書に助けを求めたほうがいい |
C.電子辞書に頼り過ぎないように、使わないほうがいい |
D.紙の辞書を使ったほうがいい |
5.
この文章はどのような本にあると思うか。A.小学生向け教材 | B.歴史小説 | C.雑誌 | D.政治経済学 |