A.寒い | B.暑い | C.冷たい | D.暖かい |
A.召し上がってください | B.いらっしゃってください |
C.いただいてください | D.うかがってください |
3 . と、もう夜の11時だった。
A.気にする | B.気に入る | C.気がつく | D.気を配る |
4 . 「三人寄れば文殊の知恵」という言葉がある。一人で考えても分からなかったのに、何人かで考えてみるとよく分かるようになるということである。今まで、そういう経験をした人も少なくないだろう。普段、私たちは自分の目の高さから物事を見ている。そして、自分以外の人も自分と同じように物事を見て、考えていると思い込みがち(容易自认为)である。しかし、実際はそうではない。同一の物事についても、全く正反対の見方がなされることさえある。このような違いに気づき、お互いに考えを出し合い、深めていくことで「文殊の知恵」がまとまっていくのである。
集団で考える際に、意見が対立することは珍しくない。たとえば、文化祭のクラス参加企画をどうするかを決める場合などである。A さんは、学校の近くの古墳について調査発表をしたいと言う。一方、Bさんは演劇をやりたいと言う。この場合、クラスとして両方をすることはできないので、どちらか一つに決めなければならない。ここですべきことは、安易な人気投票ではなく、きちんとディスカッションすることである。
「何のために討論をするのか」『新編国語総合』
1.「自分の目の高さ」とあるが、ここではどういう意味か。A.自分の身長が高い | B.自分なりの見方 |
C.見下ろすこと | D.上から目線 |
A.違う物事に対して異なる見方を持つ。 |
B.同じ物事に対して異なる見方を持つ。 |
C.自分以外の人は自分と異なる意見を持つ。 |
D.お互いに異なる意見を持ち、考えている。 |
A.相手の意見を否定する。 | B.相手の意見に合わせる。 |
C.自分の意見を強調する。 | D.意見を出し合うことで深める。 |
A.しかし | B.それに対して | C.そして | D.その代わり |
A.多数決で決める | B.言い合う | C.喧嘩する | D.討論 |
5 . 私は6月に日本人の友達の家に遊びに行って、泊めてもらいました。友達の家は新しいマンションの9階にありました。最初に、リビングで友達と友達のお母さんと3人でお茶を飲みながら話しました。それから、隣の部屋に案内 44 。そこは畳の部屋でした。畳は古い家にあるものだと思っていたのですが、新しいマンションにあったので驚きました。
友達と私は畳の部屋でDVDを見たり、ゲームをしたりして過ごしました。畳に座ると乾いた草のような香りがして、とても落ち着きました。 45 畳の部屋はリビングより少し涼しいと思いました。友達に聞いたら、畳には湿気を吸って湿度を下げる効果があるそうです。
夜になって、友達が畳の部屋の押し入れから布団を出しました。そして、今日は 46 で寝ようと言いました。
私は少し心配になりました。それまで、ベッド 47 寝たことがなかったからです。でも、実際に寝でみるととても気持ちがよく、ぐっすり眠れました。
畳の部屋で過ごすことで、私は畳のよさを知ることができました。私も畳の部屋がある家に 48 です。
1.A.されました | B.してあげました | C.していました | D.させてくれました |
A.それに | B.一方 | C.つまり | D.ところが |
A.部屋 | B.この部屋 | C.あの部屋 | D.その部屋 |
A.では | B.でなら | C.でだけ | D.でしか |
A.住むならいい | B.住むつもりだから | C.住んでみたい | D.住もうとすること |
9 . 動物には善悪の判断はない。( ア )思っている人が多いが、それはおそらく間違う。善悪のように感情により近い判断、それはどちらかと言えば、原始的な、つまり脳の下部から発するものであることは周知の事実である。犬にとっては、それはほぼ絶対に禁止である。それを許せば大のような肉食動物は仲間けんかで減る可能性がある。相手を殺すための身体的装置は十分に備えているからである。( イ )、腹を出して降参した相手を殺さないことは犬の道徳的な判断でないこと、( ウ )。
鯨はほとんど聴覚しか使わない。この巨大な動物にとって生きるためには、ほとんどそれで十分だった。その脳はきわめて発達するものの、聴覚的な理論思考しか受け付けない。だから、鯨は理論的かつ理論的に砂浜にのりあげる。聴覚的に存在しないものは鯨の世界にはあってはならないものだからである。鯨は長年、何を恐れることもなく、そうして大海原を自由に廻ってきた。それは鯨の正義といってよいであろう。
あってはならないと言われるものはこの世にたくさんある。だが、私はそれを言われるたびに、鯨の自殺を思い出す。この世にあるものはあるものである。あってはならないから撲滅するというのはきわめて理論的だが、それは時によっては鯨の自殺ではないか。
1.( ア )の中には何を入れますか。A.こう | B.そう | C.ああ | D.どう |
A.それなら | B.それから | C.そして | D.それに |
A.誰もが言える | B.誰が言えるか | C.誰が言えないか | D.誰もが言っている |
A.動物には善悪の判断がないということ |
B.動物には善悪の判断があるということ |
C.動物には善悪の判断は感情に近いのであるということ |
D.動物には善悪の判断は原始的なものであるということ |
A.この世にあってはならないものは撲滅すべきだ。 |
B.この世にあってはならないもののほうが存在している。 |
C.この世にあるものには存在するだけの何らかの理論的な思考がある。 |
D.この世にあるものが理論的に存在しないものばかりである。 |