1 . イライラ(焦虑)や、憂鬱、怒りやすくなるなどの感情は何もストレスだけが原因ではない。ストレス以外に体の栄養バランスの乱れも大きく影響してくる。精神的なストレスは、気分転換や運動などでも解消できるが、栄養バランスの乱れは食生活が大切だ。
空腹時は特にイライラしやすい。空腹により、集中力も散漫になり、学業、仕事にも影響してくるものだ。原因は脳の働きに必要不可欠なブドウ糖の不足である。ブドウ糖が不足すると脳の働きも鈍り、判断力、集中力等が低下する。そうすると、脳は攻撃性ホルモン(荷尔蒙)のアドレナリンを分泌する。よって、空腹時はイライラするというわけだ。また、ビタミンCが不足すると、ストレスを抱えやすくなる。人間がストレスを抱えたときに、体はストレスに対抗するため副腎皮質ホルモンの分泌を促す。この副腎皮質ホルモンの原料にビタミンCが使われている。(ア)、ビタミンCが不足すると、うまくストレスを解消できずに溜め込んで(堆积)しまうというわけだ。
そして、血液中に一定濃度で含まれているカルシウム(钙)の濃度が減少すると神経がうまく働かなくなり、神経や感情のコントロール(控制)が乱れ、イライラの原因となる。だから血液中のカルシウム濃度が低下すると、カルシウム濃度の調節機能が乱れる恐れがある。その場合はカルシウムをいくら摂っても仕方がないので、早く病院に行ったほうがいい。
1.文中に「空腹時は特にイライラしやすい」とあるが、その原因は何か。A.空腹時は、神経や感情が乱れているから。 |
B.空腹時は、集中できなくなり、間違えやすいから。 |
C.空腹時はブドウ糖が不足し、攻撃性のホルモンが分泌されるから。 |
D.空腹時は判断力が低下し、自分の感情をコントロールできなくなるから。 |
A.副腎皮質が分泌され、ストレスが生じる。 |
B.副腎皮質の量が減り、ストレスが解消できなくなる。 |
C.ストレスの原因となる副腎皮質が分泌できなくなる。 |
D.ストレスを溜める副腎皮質が分泌できなくなる。 |
A.だから | B.でも | C.ところで | D.だが |
A.血液中に含まれるカルシウムは体の機能を調節する役割がある。 |
B.イライラの原因は血液中に含まれているカルシウムの過剰にある。 |
C.カルシウムの濃度が高くなると、神経の調節機能が乱れる恐れがある。 |
D.カルシウムの濃度が低くなると、感情や神経のコントロールに問題が生じる。 |
A.ブドウ糖とビタミンCは脳の働きに必要不可欠なものである。 |
B.ストレスがあるとき、カルシウムが含まれているジュースを飲むといい。 |
C.精神的なストレスを解消するには、栄養豊富な食事を取るのが一番だ。 |
D.栄養バランスの失調は体によくないだけでなく、感情の不安定を招く恐れもある。 |
2 . テレビはいろいろな点で優れた特色を持っています。しかし、テレビは決して万能選手ではありません。テレビと付き合うには次のようなことも考えておかなくてはなりません。
テレビは新聞より速く、(ア)分かりやすい映像でニュースを伝えます。テレビがあれば、新聞は要らなくなると考えた人もいたほどです。けれども、テレビのない家庭はないほどになったのに、新聞がなくなることはありません。
新聞はニュースの速報という点ではテレビほどではありません。大きな事件があるたびに、新聞社が発行していた号外はラジオやテレビの発達と同時にほとんどなくなりました。でも、テレビやラジオで事件をすでに知って、遅れて配達される新聞を待って読む人もいます。テレビやラジオが伝えなかったニュース、もっとくわしいニュースはないか、ニュースについて説明や解説はないか、新聞社の意見はどうか、などを知りたいからです。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なのはどれか。A.しかも | B.あるいは | C.または | D.しかし |
A.貧しくテレビの買えない家庭はいまでも多い。 |
B.テレビが普及されてどの家庭にもある。 |
C.テレビのある家庭は最近少なくなっている。 |
D.テレビの番組が面白くてすべての家庭がテレビを見るようになった。 |
A.新聞はテレビよりずっと安いから |
B.新聞は発行数が多くて手に入れやすいから |
C.今では新聞はテレビに負けないほど早く読者に配達することができるから |
D.配達が遅れる新聞にはテレビやラジオにはない価値があるから |
A.ニュースの詳細をもっと知りたい人 |
B.遅れて配達される新聞を待てない人 |
C.違う新聞社の意見を比較したい人 |
D.ラジオなどのかわりに(代替)新聞しか読まない人 |
A.新聞はニュースの速報という点ではテレビより優れています。 |
B.テレビがどんなに普及されても新聞が好きな人がいます。 |
C.テレビの普及で新聞の発行数がだんだん少なくなっていくでしょう。 |
D.テレビなどの新しい通信技術の開発で新聞は消えています。 |
3 . 日本では、お正月に駅伝というリレー(接力)マラソンが行われます。テレビで始めから終わりまで12時間以上も生中継します(现场直播)。ごちそうを食べながら、テレビで駅伝を見るのが、お正月の楽しみの一つです。
駅伝は日本で生まれたスポーツです。普通のトラック(跑道)でのリレーは、バトン(接力棒)を渡しながら走ります。(ア)、駅伝では、たすき(带子)を渡しながら走ります。2日と3日には「箱根駅伝」が行われます。
「箱根駅伝」は大学生の駅伝です。東京から箱根を2日間かけて、往復します。
2日の朝8時に1人目の学生が東京を出ます。箱根まで約108kmを5人の学生で走ります。午後1時ごろ、山の上に着きます。道ではたくさんの人が旗を振りながら、「頑張れ」と言って、応援します。
次の日の3日には箱根から東京まで、また別の5人の学生で走ります。前の日に一番だった大学から走り始めます。昨日登った山を一気に下ります。最後の学生は午後1時ごろ東京に帰って来ます。全部で10人の学生が協力して、走ります。往復の距離は217.9kmですから、1人の学生は平均約20km走ります。一番早く東京に着いた大学が優勝です。
1.文中の「駅伝」とは何か。A.長距離のリレーマラソン | B.短距離のリレーマラソン |
C.バトンを渡して走ること | D.旗を渡して走ること |
A.12月 | B.1月 | C.2月 | D.3月 |
A.それに | B.ところが | C.つまり | D.だから |
A.大学生 | B.記者 | C.友達 | D.応援団 |
A.参加者は山を下りて、その次の日にまた山に登る。 |
B.駅伝の片道の距離は108kmぐらいだ。 |
C.駅伝の生中継はテレビでしか見ることができない。 |
D.駅伝は外国から伝わってきたスポーツだ。 |
4 . 日本のご飯屋さんの中には「食べ放題」「飲み放題」というコースがあります。「放題」は「好きなだけ」という意味ですから、「食べ放題」は「好きなだけ食べることが」できる」という意味で、「飲み放題」は「好きなだけ飲むことができる」という意味です。
日本には「食べ放題」の店がたくさんあります。(ア)、「焼き肉の食べ放題」や「寿司の食べ放題」などです。2~3時間の間に好きなだけ食べ物を食べることができます。いくら食べても、値段は同じです。でも、頼んだ物を全部食べなかったらお金がかかる店もあります。
また、「飲み放題」も2~3時間の間に好きなだけ飲み物を頼むことができます。いくら飲んでも、値段は同じです。メニューのなかには、ジュースやお茶などの飲み物から、ビールやワインなどの(イ)類の飲料まであります。
「食べ放題」と「飲み放題」がいっしょにできる店もあります。みなさんはどんな「食」べ放題」「飲み放題」の店に行きたいですか。でも、食べすぎ、飲みすぎには注意してくださいね。
1.文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.たとえば | B.しかし | C.まだ | D.または |
A.少し食べるから |
B.注文した料理がたくさん残っているから |
C.店のサービスがいいから |
D.制限時間を超えるから |
A.アドバイス | B.アルバイト | C.アドバンス | D.アルコール |
A.「食べ放題」「飲み放題」の店に行かないほうがいい。 |
B.食べ物を大切にして、適当に食べたほうがいい。 |
C.「食べ放題」と「飲み放題」がいっしょにできる店はない。」 |
D.「食べ放題」の店で多く食べないと、損をする。 |
A.料理人 | B.店長 | C.お客さん | D.店員 |
A.大化の改新 | B.明治維新 | C.昭和維新 | D.革新開放 |
A.に関して | B.について | C.によると | D.によって |
A.やり | B.くれ | C.もらい | D.さしあげ |
A.やった | B.もらった | C.あげた | D.くれた |
A.頑張らなくてもいい | B.頑張らないといけない |
C.頑張らないで | D.頑張ってもいい |
A.言ったことがない | B.言ったことがある | C.言うことがない | D.言うことがある |