1 . 暑いだけでは馬は汗をかかない。興奮したり、運動したりしたとき、その刺激で汗をかく(出汗)。競馬で1回コ一ス(道路)を走ると、2千キロカロリ一(卡路里)の熱が生じる。馬はバケツ(水桶)1杯分、約10L汗をかいて体温上昇を防いでいる。
哺乳類で、汗をたくさんかくのは馬、ロバ(驴)、サル(猴)くらいだ。大部分は兎の耳や鹿の角、ネズミ(鼠)の尻尾のように、皮膚表面に血管を集めて熱を放散するラジェ一夕一(散熱装置)方式だ。①もっともこの方式は外気温が体温より低い場合しか有効ではない。気温が高い場合は、犬のようにハアハア(上气不接下气地)と呼吸して水分を蒸発させたり、体に唾液や泥や水を付けりするが、汗方式に比べると、効率は悪い。大半の動物②____汗は体温調節よりも、滑り止めとか、相手を誘うなどの機能を持つフェロモン(外激素)として役立っている。人間は皮膚の毛が少なく水を蒸発させるには最適だ。たっぷり(充分地)と汗をかいて体温調節できるのは、「裸のサル」の特権なのかも知れない。
1.
①「もっとも」は言い換えたら、どれがよいか。2.
②_____には何を入れるか。3.
運動をした時、馬はどうやって体温を調節するのか。A.ハアハア呼吸して体内の熱を蒸発させる | B.汗をかいて体温を調節する |
C.体に唾液や水などを付けて体温の上昇を防ぐ | D.体表の毛で熱を放散する |
4.
動物が暑さを防ぐ方法として、文章の内容と合っているものはどれか。A.多くの哺乳類の動物は汗をかいて体温を調節する。 |
B.サルは皮膚表面に血管を集めて熱を放散する。 |
C.犬は水分をたくさん取ることで暑さを防ぐ。 |
D.ロバは汗をかくことで体温を調節する |
5.
文章の内容と合っているものはどれか。A.ラジエ一夕一方式は汗方式より、体温調節の効率が高い |
B.馬と同じ方法で体温を調節する哺乳類の動物が多い |
C.ネズミはサルと違う方法で体温を調節する |
D.大半の動物は汗の主な機能が体温調節である |