6 . 日本人はいつも雨模様や梅雨の時、毎朝傘を持つか持たないか悩む。20-70代男女の調様査結果(ア)、天気予報で予想する降水確率では、傘を持つ第1位は50%以上で38.7%、第2位は30%以上で18.9%、第3位は降水量にかかわらず常に持つのが14.6%である。突然の雨に備え、いつでも持ち歩いている人は、女性は9.0%、男性は18.3%。人生経験が多くなると多くの場合を想定して、「雨に濡れて風邪をひきたくない」という気持ちがあるかもしれない。
降水量に関わらず、傘携帯率の高い職業は第1位が公務員で23.9%、公務員はきちんと見える服装が求められるためかもしれない。上司や同僚の前、雨に濡れてよれよれという状況は避けたいのだろう。第2位が自由業で22.4%、意外な気もするが、自由業は自分自身が雨に濡れて風邪で生活に関わると気をつけているかもしれない。第3位が会社員で20.9%、営業職は外出が多いためだろう。取引先にびしょ濡れで行くわけにはいかない。
中国では短い方の折傘は軽くて持ちやすいし、それを使う人が多い。日本では逆だ。実は日本に輸入されている傘の80%が長傘だ。見た目のお洒落さなども原因かもしれないが、何より、日本人は梅雨時期などで一日中雨が降る日が多いので、開閉、収納の手間を考えて長傘の方が使いやすいという習慣になっている。コンビニの前にも雨の日に透明傘も置いてあって、傘を持っていない人たちが無料で使える。
1.
文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.について | B.によると | C.にもかかわらず | D.それから |
2.
突然の雨の時、男女の傘を持っている状況はどれか。A.男性は女性の2倍である。 | B.女性は男性の2倍である。 |
C.男性は女性の3倍である。 | D.女性は男性の3倍である。 |
3.
傘携帯率の一番高い職業は次のどれか。4.
自由業は傘を持っている率が高いのはなぜか。A.雨に濡れてよれよれという状況を避けるため |
B.取引先にびしょ濡れで行くわけにはいかないため |
C.雨に濡れて風邪で生活に関わったら大変なため |
D.上司の前にきちんとしてないので叱られるから |
5.
日本人は長傘が好きなのはなぜか。A.持ちやすいから | B.市場で長傘が多いから |
C.一日中雨の時、収納の手間がないから | D.無料で使えるから |