1 . 睡眠時間の減少、視力や集中力などの低下に気づいたことはありますか。これらは、スマホ依存の悪影響だと言われています。スマホの普及によって、人間の思考回路が変えられました。(ア)、文字情報の読解力や情報処理能力が低くなってきて、物事を多面的に考える力もだんだん無くなってきました。
今の時代では、スマホで友達とコミュニケーションを取ったり、動画やゲームを楽しんだりすることができます。つまり、スマホをいつでもどこでも手にしています。それはスマホ依存の大きな原因だと思われます。それに、ほとんどの日本人は自分が依存症だと認めません。でも、「やめようと思ってもやめられない」という状態になったら、すでに依存症だと考えるべきです。
依存症は「孤立の病」とも言われます。孤立していると、人は物や行為に依存しやすいです。治療のために、物や行為への依存から、人への依存に移行する「自助グループ」という団体があります。同じ悩みを抱えた人たちが同じグループに参加して、経験をシェアしながら、依存症を乗り越えます。そういう方法で、よい人間関係を築くことができるようになります。スマホ依存を克服するためには、関係の深い仲間も必要です。
また、関連企業がスマホ依存に対して動き始める必要があります。「スマホ依存は持ち主の責任」という主張は通用しません。販売する際にも広告規制や危険性の警告がなくてはいけません。悩んでいる顧客の問題に直面することも、関連企業の社会的役割だと私は考えます。
1.(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。A.例えば | B.しかし | C.ところで | D.それとも |
A.物事を多面的に考える力がなくなること | B.日本人は自分を依存症だと認めないこと |
C.友達とコミュニケーションを取ること | D.スマホをいつでもどこでも持っていること |
A.自分が依存症だと認識して、それをやめる意志を持つこと |
B.同じ悩みを抱えた人たちの自助グループに参加すること |
C.スマホを販売する際にも危険性の警告を提示すること |
D.スマホ依存を克服して、よい人間関係が築けること |
A.友達と一緒に動画やゲームを楽しんだりすることができるから |
B.物や行為への依存から、人への依存に移行することが大切だから |
C.同じ悩みを抱えた人たちとよい人間関係を築くことができるから |
D.スマホ依存の治療法として、「自助グループ」という団体があるから |
A.今の時代では、ほとんどの日本人は自分が依存症を自覚できない。 |
B.物や行為への依存から人への依存にすることは依存症の治療に役立つ。 |
C.他人とよい人間関係を築いたら、「自助グループ」に参加できる。 |
D.スマホ依存に対して動き始めることは、関連企業の社会的役割だ。 |
A.もの | B.こと | C.ところ | D.ばかり |
自分のやりたいことをするために、睡眠時間を減らせばいいという人もいるだろう。しかし、必要な睡眠時間は個人差がある上に、無理をすると苦痛も大きい。楽しいことをするために睡眠時間を削るのはそれほど苦しくないが、勉強のために睡眠時間を削るなど、なかなかできないだろう。
では、どうすれば時間ができるのか。大きく分けて二つの方法がある。
一つは、自分にとっての「無駄な時間を減らす」ことだ、大学に受かるための時間が必要ならば、それに関係のない時間を減らせばいい。これは必ずしも、食事や入浴の時間を削れというわけでない。当たり前のように過ごしている無駄な時間をなくせばいいのだ。
時間を増やす二つ目の方法は、「時間の密度を上げる」ことだ。時間の密度を上げるということは、1時間で5ページ勉強するのと10ページ勉強するのとでは、時間の密度が倍も違うということだ。見た目では勉強をやっていないのに「できる」人は、時間的に多く勉強していないだけで、人の何倍ものスピードで十分な勉強量をこなしているはずだ。
ここで出てくるのが、一見無駄に見える時間の効用である。1時間だけはテレビを見る、友達と電話で話すなど何でもいいのだが「遊び」があることで残りの2、3時間の密度がアップするなら、それは無駄な時間ではなく、投資の時間ということになる。つまり、自分にとって無駄な時間とは何か、どのように時間の密度を上げるかは、人によって違うため、それぞれで試しながら学んでいく必要がある。
1.文中に「なかなかできない」とあるが、何ができないのか。
A.寝ないで楽しいことをすること |
B.楽しいことをするための時間を作ること |
C.寝るための時間を作って、勉強もすること |
D.寝る時間を減らして、勉強の時間を作ること |
A.睡眠時間 | B.食事や入浴の時間 |
C.目標に関係のない時間 | D.大学に入るために勉強する時間 |
A.時間的に多く勉強する人の時間の密度は低い。 |
B.短い時間で多くの学習内容が理解できる場合、その時間の密度は高い。 |
C.何倍ものスピードで人と同じ量の学習内容が理解できる人の時間の密度は低い。 |
D.長い時間をかけて、いつもと同じ量の学習内容が理解できる人の時間の密度は高い。 |
A.テレビを1時間見ることで、情報量が増える。 |
B.遊びや投資の情報を得ることで、能率が上がる。 |
C.友達と電話で話すことで、会う時間が節約できる。 |
D.遊びをすることで、かえって勉強の集中力が高まる。 |
A.時間の密度を上げる努力をするよりも、無駄な時間を減らしたほうが能率が上がるはずだ。 |
B.時間をうまく使えるようになるには、焦らずにゆっくりと自分のペースで好きなことからやることが重要だ。 |
C.「できる」人のように、短い時間でより多くの勉強内容を十分に理解するには、投資の時間を減らす必要がある。 |
D.時間をうまく使えるようになるには、自分でいろいろやってみて、無駄な時間を判断して、時間の有効活用術を身につけなければならない |
4 . 夢に本屋が出てきたことがある。書棚で何かを探しているのだが、そこはむかし郷里にあった小さな店なのだ。子どもの頃から通い、マンガ雑誌の発売日に駆け込んでいた(跑进去)。
自分のなかでは、それは、本屋の原型なのかもしれない。これからの子どもたちには縁のない話になるだろうか。身の回りから書店がどんどん消えている。小さなまちでも、そして大都市でも。
東京の赤坂駅周辺にいくつかあった一般書店が、全てなくなったと記事で知った。最後に閉店した文教堂赤坂店では、店の前に従業員一同の名で紙が張り出されたという。「書店という業態は世の中に街に必要とされなくなっているのだろうか?」。
アマゾン(亚马逊)などのインターネット通販は確かに便利だ。( ア )、書店に入るのは 自分の関心を広げてくれる気がする。書店員の「おすすめ」に、こだわりを感じることがあり、ネット通販の「あなたへのおすすめ」では出会えない本がある。
西暦79 年、火山の噴火で滅びた古代ローマには、すでにこんな本屋があった。白く塗った壁に赤い文字がある。書かれているのは新作の発売日だったり、最新の翻訳版のお知らせだったりだ。
書店は人類の文明とともに存在する物だと言っても過言ではない。私たちの代で失われてしまうなんて( イ )。そう断言する自信が持てなくなるほどの書店消失が続いている。
1.「これからの子供たちには縁のない話になる」とあるが、それはなぜか。A.今頃の子供は書店の夢を見ないからだ。 |
B.今頃の子供はマンガ雑誌を読まないからだ。 |
C.書店が少なくなっているからだ。 |
D.このような小さな書店は都市にないからだ。 |
A.ところで | B.それから | C.それで | D.それでも |
A.店員がおすすめしてくれる本屋 |
B.火山の噴火で滅びた本屋 |
C.壁に新作の発売日やお知らせなどが書かれた本屋 |
D.人類の文明とともに存在する本屋 |
A.絶対不可能だ。 | B.仕方がない事だ。 |
C.想像もしなかった。 | D.かなり悲しい事だ。 |
A.書店という業態は既に世の中に必要とされなくなった。 |
B.筆者は書店が人類の文明とともに存在する物だと思っている。 |
C.筆者は書店より通販の方がいいと思っている。 |
D.筆者は書店という業態の未来に自信を持っている。 |
「いいですよ」。
A.行くばかり | B.行ったばかり |
C.行くところ | D.行ったところ |
6 . 他人から借りてきた物を 使わなければなりません。
A.大切 | B.大切で | C.大切に | D.大切な |
A.かけたら | B.かけるなら | C.かければ | D.かけたり |
A.ものだ | B.ことだ | C.ものか | D.ごとか |
A.しました | B.きました | C.いきました | D.ありました |
A.できようもない | B.できることもない |
C.できそうもない | D.できるものもない |