1 . 1960年代に日本で「睡眠学習器」という商品が流行したことがありました。若い人はまったく知らないと思いますし、私も噂でしか聞いたことがありません。
この睡眠学習器は枕形の装置で、録音機がついた商品です。覚えたいことを自分の声で録音し、寝ている間に再生すれば、睡眠学習ができると世間に知らせている。本当に寝ているだけで勉強ができるのなら、勉強時間は倍に増えます。テスト前でも( ア )、眠って覚えることができます。①このような方法で睡眠中に記憶が定着するかどうかは不明です。覚えたいことを録音するためには、自分で内容をまとめて、自分で声に出して読む必要があるので、普通に勉強するよりは記憶に残りやすかっただけかもしれません。
しかし、睡眠学習が全く荒唐無稽かと言うと、そうでもありません。脳は、起きている間に学んだことを、寝ている間に練習して記憶を定着させていることが分かってきているからです。
2002年にカリフォルニア大学の研究グループが、楽器や運動などの技能の習得や向上には、目が覚める2時間前の比較的浅い眠りが重要だという研究結果を発表しました。新しい技能を把握するには、よく寝ることが重要だったのです。当たり前ですが、寝ているときに練習することはできません。脳だけが「復習」をして記憶を作り、その結果、技能が上達するのです。
1.「睡眠学習器」について、正しいのはどれか。A.「睡眠学習器」は 1960年代に若者の間で大人気だった |
B.「睡眠学習器」は本物の製品ではなく、喉にしか存在しなかった |
C.筆者は一度だけ「睡眠学習器」を使ったことがある |
D.寝ている間に録音した自分の声を再生して学習できることが「睡眠学習器」のセールスポイント(卖点)だ |
A.徹夜で頑張ると | B.徹夜で頑張ったのに |
C.徹夜で頑張らなくても | D.徹夜で頑張ったから |
A.このような方法を使うと勉強時間は倍に増えるから |
B.このような方法を使うと睡眠中に記憶が定着するから |
C.このような方法は自分で内容をまとめて、声に出して読む必要があるから |
D.このような方法で本当に寝ているだけで勉強ができると信じる人が多いから |
A.夜11時~朝7時 | B.夜9時~夜 11時 | C.朝5時~朝7時 | D.朝3時~朝5時 |
A.睡眠学習はまったく根抛のない理論だ |
B.脳は、起きている間に覚えたことを寝ている間に忘れさせる |
C.カリフォルニア大学の研究者は2時間の浅い睡眠が必要だという結論を導き出した |
D.技能の習得や向上には良い睡眠が欠かせないものだ |
2 . 言葉遣いは、接客の質を大きく左右する要素です。普段から乱雑な言葉遣いをしている場合は接客中に①出てしまうこともあるため、接客時にはきちんと丁寧な言葉遣いをするようスタッフを指導しなければなりません。
また、正しい言葉遣いは意外に難しいものです。尊敬語や謙譲語、丁寧語の使い分けなどは言葉遣いの基本ですが、自身ではできていると思っていても実はできていないことも珍しくありません。
例えば、お客様が選んだ商品やサービスについて確認する際、「こちらでよろしかったでしょうか?」と言うのは間違っています。確認を取りたい時、「こちらでよろしいでしょうか?」と言うのが適切で丁寧な表現です。マニュアルに正しい言葉遣いについて記載するなどしてスタッフに周知を徹底すると良いでしょう。( ア )、接客ではクッション言葉(缓冲语) をうまく取り入れることも大切です。「恐れ入りますが」といったクッション言葉は、依頼や謝罪などの文頭に添えることで、相手の不快感を和らげることができます。
例えば、お客様に席の移動をお願いするときなどは「席の移動をお願いします」というだけでなく、「恐れ入りますが」をつけましょう。クッション言葉があるだけで不快感を軽減させられます。
1.文中に「①出てしまう」とあるが、何が出てしまうのか。A.乱雑な言葉遣い | B.丁寧な言葉遣い | C.スタッフへの指導 | D.お客様からの文句 |
A.「恐れ入りますが、こちらでよろしかったでしょうか?」 |
B.「ごめん、これでいい?」 |
C.「こちらでよろしいでしょうか?」 |
D.「お客様、本当にこれがほしいの?」 |
A.それでも | B.さらに | C.だから | D.つまり |
A.クッション言葉を上手に使うことはスタッフに求められる質素だ |
B.クッション言葉には尊敬語、謙譲語、丁寧語が含まれる |
C.クッション言葉は相手の不満を軽減する効果がある |
D.クツション言葉は話の最初の部分に現れる |
A.正しい言葉を使うことは、人々が思っているよりも簡単だ。 |
B.正しい言葉遣いは、接客の質の向上に役立つ。 |
C.顧客に依頼したり謝罪したりするときは、直接的な表現にしたほうがよい。 |
D.スタッフもお客様も丁寧な言葉遣いをしなければならない。 |
3 . 鳥たちは、渡りの前にはたくさんのエネルギーを、脂肪の形で体に蓄えます。飛行中にすべての食料を用意しなくても大丈夫なように、いわば、①お弁当を持っていくのですね。脂肪は、重さの割により多くのエネルギーを抽出することのできる、非常に効率のよいエネルギー源です。体につけた脂肪というお弁当をたくさん持っていればいるほど、長い距離を飛ぶことができますし、悪天候や食料不足が続いても生き残ることができます。渡りの前になると、鳥たちはひたすら(一个劲儿地) 食べて脂肪を蓄えます。普段とは比べ物にならないスピードで過食をします。ヨーロッパからアフリカへ旅立つムシクイ(柳莺)は、体重が普段はたった16グラムしかないのに、渡りの直前になると休みなく食べて30グラムにまでなります。実験室で、餌が無制限に手に入る状態にして飼っておくと、これよりもっと太るということです。身につけた脂肪でどのくらいの距離を飛んでいくことができるかは、鳥の体の大きさになります。ムシクイのような小さな鳥の場合、1グラムの脂肪でおよそ200キロメートルの飛行ができます。しかし、体の大きな鳥になるほど、グラム当たりの飛行距離は短くなり、より多くの脂肪を蓄える必要があります。
1.文中の「①お弁当」は何を指すか。A.飛行中の食料準備 | B.緊急時の食料 |
C.鳥の体内の脂肪 | D.渡りの後の過食 |
A.重さが重いこと、効率がよいこと、過食を防ぐこと |
B.重さが重いこと、エネルギーを消耗すること、短距離飛行をコントロールすること |
C.効率がよいこと、過食を防ぐこと、短距離飛行をコントロールすること |
D.エネルギーを提供すること、効率がよいこと、長距離飛行を支えること |
A.ほかの仲間より長生きするため | B.厳しい気候を予測するため |
C.長距離飛行を避けるため | D.脂肪をたくさん蓄えるため |
A.アフリカからヨーロッパまで飛んでいく |
B.どんな場合でも、体重は30グラムを超えない |
C.渡りの直前のムシクイの体重は普段の約2倍になる |
D.体重16 グラムのムシクイは3200キロメートル飛べる |
A.体がムシクイより大きい鳥は200キロメートル飛ぶには、1グラム以上の脂肪がかかる |
B.体の大きな鳥は渡りの前に過食する必要がない |
C.鳥たちは渡りの前にエネルギーを水や蛋白質の形で体に蓄える |
D.鳥が蓄えた脂肪でどこまで飛べるかは、その鳥の食欲による |
4 .
1.男の子はなぜよく母に叱られましたか。A.家に帰ってから、いつも漫画を読んでいたから |
B.いつも宿題を学校に忘れていたから |
C.いつも家でご飯を食べないから |
A.母 | B.私 | C.先生 |
A.食べ終わるのは、いつも最後だったから |
B.先生と一緒に食べなければならないから |
C.嫌いな人参やトマトが入っているから |
5 .
1.女の人はなぜデパートに行きたいのですか。A.授業が退屈だから |
B.新しい携帯を買いたいから |
C.男の人にプレゼントを買いたいから |
A.デパートに行く | B.図書館に行く | C.食事をする |
A.午後4時 | B.夜10時 | C.午後5時 |
6 .
1.男の人はなぜ謝ったのですか。A.飲み物を買ってこなかったから |
B.遅刻したから |
C.映画のチケットを持ってこなかったから |
A.7時 | B.6時半 | C.7時半 |
A.映面を見に行く | B.ご飯を食べに行く | C.家に帰る |
7 .
1.男の人がまだ帰っていないのはなぜですか。A.課長が退勤するのを待っているから |
B.今日中提案を発表しなければならないから |
C.発表の準備を終わらせないといけないから |
A.会議で発表する | B.家に帰る | C.男の人を手伝う |
A.自分で歩いて帰る | B.男の人と電車で帰る | C.男の人の車で帰る |
8 .
1.女の人はなぜボランティア活動に行きませんでしたか。A.病気になったから | B.家で休みたかったから | C.遅刻したから |
A.一日中ベッドで寝ていた |
B.野球の試合を見に行った |
C.家で女の人を待っていた |
A.ボランティア活動に参加すること |
B.家でゆっくり休むこと |
C.野球の試合を見に行くこと |
A.トイレに行く | B.テストに参加する | C.先生の説明を聞く |
A.試合に参加する | B.水泳の練習をする | C.サッカー部で練習する |