文章大意:人既不是“物”,也不是“机器”,而是生物。人类心灵的能量埋藏在许多“矿脉”中,如果挖到新的“矿脉”,就会得到与以往不同的能量。只考虑节约能源而忽视挖掘新“矿脉”的人,就会变得英雄无用武之地。如果能很好地挖掘出自己体内的新矿脉,即使比别人多活动,也不会觉得累。而且,心灵的能量流动得越顺畅,效率就越高。
9 . 今まで運動など全くしなかったのに、突然友人に誘われてテニスを始めると、それがなかなか面白い。だんだんと熱心にテニスの練習に打ち込むようになる。そんな時に、仕事のほうは前より能率が悪くなっているだろうか。案外、以前と変わらない。テニスの練習のために、以前よりも朝1時間早く起きているのに、仕事をさぼるどころか、むしろ仕事に対しても意欲的になっている。
もちろん、物事には限度ということがあるから、趣味に力を入れれば入れるほど、仕事もよくできると簡単には言えないが、ともかく、エネルギーの消耗を片方で抑えると、片方で多くなるというような単純計算が成立しない。片方でエネルギーを費やすことが、かえって他の方に用いられるエネルギーの量も増加させるというようなことがよくある。以上のことは、人間は「もの」でもないし「機械」でもなく、生き物であるという事実である。人間の心のエネルギーは、多くの「鉱脈」の中に埋もれていて、新しい鉱脈を掘り当てる(挖到)と、これまでとは(ア)エネルギーが供給されてくるようである。
エネルギーの節約ばかり考えて、新しい鉱脈を掘り当てるのを怠っている人は、宝の持ち腐れ(英雄无用武之地)のようなことになってしまう。自分の中の新しい鉱脈を上手く掘り当てていくと、人よりは相当に多く動いていても、それほど疲れるものではない。それに、心のエネルギーはうまく流れると効率のいいものなのである。
1.
文中に「そんな時」とあるが、どんな時か。A.仕事で疲れる時 | B.朝1時間早く起きる時 |
C.エネルギーが供給される時 | D.熱心にテニスの練習に打ち込むようになる時 |
2.
筆者はテニスの練習を始めると、どうなるか。A.仕事の効率が下がる。 | B.仕事に対して熱心になる。 |
C.仕事は面白くなくなる。 | D.仕事で疲れやすくなる。 |
3.
文中に「単純計算」とあるが、どういう計算か。A.新しい鉱脈を掘り当てると、仕事の効率が上がる。 |
B.仕事に力を入れれば入れるほど、趣味は多くなる。 |
C.趣味に力を入れれば入れるほど、仕事もよくできる。 |
D.エネルギーの消耗を片方で少なくすると、片方で多くなる。 |
4.
文中の(ア)に入れるのに最も適当なものはどれか。5.
この文章の内容に合っているのはどれか。A.趣味にエネルギーを使うと、仕事は効率が悪い。 |
B.人間は生き物だから、心のエネルギーを節約すべきだ。 |
C.人間のエネルギーは鉱脈のように、掘り当てると出てくる。 |
D.疲れる時、趣味にエネルギーの消耗をしないほうがいい。 |