7 . スマートフォン(智能手机)の普及により、日本人のネット利用時間は増加を続けている。ネット依存が大きな社会問題になっている。
ネット依存にはいくつの種類がある。ソーシャルメディア(社交网络)の利用時間が長い「グループ依存」がその一つである。依存者は親しい仲間から外されるのではないかという不安から、ソーシャルメディアに頻繁に接続する。
日本人は生活の中で、人とのつながりを重視する傾向があり、意識調査でも、余暇の過ごし方について、「好きなことをして楽しむ」の次は「友人や家族とのつながりを深める」が高い比率を占めている。
2011年には東日本大震災が発生し、ますます人とのつながりが日本人にとって重要になっている。震災時にソーシャルメディアが情報伝達で有効であったという報道のおかげで、日本ではソーシャルメディアはここ数年で急速に( ア )。特にその世界に没入する(沉溺)若者が多い。
現在、ネット依存防止の有効策はまだない。が、ネット依存がどんなに危険か、事例を説明するなど、学校では( イ )の教育に力を入れることが必要であろう。
1.
文中に「グループ依存」とあるが、どの意味はどれか。A.休まずにネットゲームばかりすること |
B.仲間との関係を過度に気になること |
C.ネットでよく感想など書くこと |
D.人とのつながりが嫌いなこと |
2.
文中に「頻繁に接続する」とあるが、理由はどれか。A.仕事がないから |
B.充実感があるから |
C.不安感があるから |
D.仲間が誘っているから |
3.
文中の「意識調査」で最も高い比率を占めているのはどれか。A.意識調査を重視すること |
B.好きなことをして楽しむこと |
C.余暇の過ごし方を工夫すること |
D.友人や家族とのつながりを深めること |
4.
文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.設備を増やした |
B.人気がなくなった |
C.利用者を減らした |
D.利用者を増やした |
5.
文中の( イ )に入れるのに最も適当なものはどれか。