1 . 漢服は漢民族の伝統的な服飾で、黄帝が即位してから17世紀中期まで、漢族の主要な居住地 41 、華夏文化を背景に主導的な思想と華夏の儀礼文化を中心 42 、自然の変化を通して形成された独特な漢民族の姿と性格を持つ伝統的服装及び装飾物の 43 です。
もしも中国へ旅行に行って「漢服」を着て街を歩く人を 44 、おそらく見慣れないか 45 するでしょう。近年、漢服は徐々に歴史と儀式の中から抜け出し、展示の範疇だけに留まらず、大衆や若者に歩み寄って 46 。漢服愛好家は増え 47 、中でも若者の占める割合がとても大きくなっています。漢服が若者に広まった要因の一つはSNSで、多くの若者がSNSの写真や動画を通じて漢服の魅力に気づき、自らも漢服を着る人が出てきています。
現在街や 48 で売られている漢服は漢代、唐代、宋代、明代などのデザインを参考にして作られる伝統的な漢服と、実用性を考慮し、現代人の日常生活で着ても違和感があまり感じられない 49 新たにデザインされた改良型の漢服の二つのデザインがあります。
漢服愛好家たちの中には「漢服を着て、礼儀を重んじる国にしよう」というスローガン(口号)があります。人々の漢服への情熱は彼らの中国数千年の文化 50 愛と親しみが反映されています。
1.A.にあたって | B.において | C.にそって | D.にともなって |
A.となって | B.がなって | C.として | D.がして |
A.ところ | B.こと | C.まま | D.わけ |
A.見かけたら | B.見かければ | C.見かけるなら | D.見かけても |
A.びっくり | B.がっかり | C.そっくり | D.しっかり |
A.おきます | B.ありました | C.きました | D.いきます |
A.合い | B.直し | C.抜き | D.続け |
A.ユニーク | B.インターネット |
C.インタビュー | D.ビニール |
A.そうに | B.らしく | C.ように | D.みたいに |
A.を問わず | B.をはじめ | C.に比べる | D.に対する |
2 . 郵便ポスト(邮筒)を減らしてもいいのではないか。郵便物の取扱量が大きく減少するなかで、そんな議論が始まっている。当たり前のように街に溶け込む郵便ポストについて、今何が起きているのか。
郵便ポスト、全国にどれくらいあるかというと、約20万あるそうだ。ただ、郵便ポストの利用状況を調べてみると、1か月あたりの投かんが30通以下というのが全体の4分の1を占めた。さらにほとんど利用されていないポストがおよそ4%あった。そこで郵便ポストを削減すべきかどうか、総務省の有識者会議で議論が始まったのだ。
郵便は普遍的なサービスと認識されている。( ア )、全国で誰でも等しく使うことができるサービスの維持が求められてきた。利用者が少ないところだからといって、ポストはいらないということにはならない。これまでも対応を行っていただけに、これ以上、質を下げてもいいのか、でもコストもかかる、なかなか難しい議論である。
ほかに活用方法が広がれば、コストをかける価値があるかもしれない。日本郵便ではこんな検討もしている。例えばポストに電波を発信する装置を取り付けて、子どもやお年寄りの見守りに使ったり、災害時の電源スポットとして開放したり。確かに考えてみれば色々と活用方法はありそうだ。さまざまな議論を期待したいところだ。
1.郵便ポストは今何が起きているか。A.郵便ポストの利用率が低下している。 | B.郵便配達員がどんどん少なくなっている。 |
C.郵便物の取扱量が大きくて輸送に問題がある。 | D.郵便ポストの数量が減っている。 |
A.約8000 | B.約5万 | C.約15万 | D.約20万 |
A.つまり | B.それとも | C.ところが | D.例えば |
A.郵便ポストのコストに見合う活用方法 | B.郵便ポストの質を改善する提案 |
C.郵便ポストの電波を発信する装置 | D.郵便ポストの便利さの説明 |
A.郵便ポストは人口密集地域でしか使えない。 |
B.人口が少ないところでは郵便サービスは必要がない。 |
C.郵便ポストはさまざまな活用方法がありそうだ。 |
D.郵便ポストは維持され、全国に拡大されている。 |
3 . 「想像力」というと、自由な発想で絵を描いたり、空想の世界を広げたりすることといったイメージが強いかもしれない。実は、想像力とはそれだけではなく、「人の立場になって考える」、「目標を決めて行動する」といった、大人になってからも役立つ能力のベースになるものでもある。想像力とはどんな能力で、子どもの想像力を育むために、家庭ではどんなことができるのだろうか。
子どもが絵を描いたり、本を読んだりする時はもちろん、積み木を車に見立てて積んだり、友達や家族と鬼ごっこ(捉迷藏)をする時にも、想像力が発揮されている。( ア )、想像カがあることで、相手の気持ちを考えたり、まだ経験していない未来のことを思い浮かべたりすることができるようになる。想像力とは、ただ空想の世界を広げるばかりでなく、思いやりの気持ちを持ったり、未来の自分を考えたりするために欠かせない、大切な能力の一つなのだ。
子どもの想像力を伸ばしたいと思っても、特別なものを用意することはない。子どもはもともと何気ない遊びの中で、想像力を働かせているからだ。( イ )、想像力を意識することが、子どもの想像力を育むことにつながるだろう。
1.文中に「想像力」とあるが、それに合っているものはどれか。A.絵を描くことと空想の世界を広げることだけを指している。 |
B.大人になってからも役立つ能力の基礎になるものだ。 |
C.自由な発想や空想の世界に関わるイメージは強くない。 |
D.大人として子どもを育てる最も重要なものだ。 |
A.また | B.代わりに | C.しかし | D.それでは |
A.空想の世界をもっと広げること | B.経験していない未来を考えること |
C.他人と共感すること | D.子どもの想像力を伸ばすこと |
A.両親の指導の下で | B.学校にいる間に |
C.先生のおかげで | D.いつもの遊びの中で |
A.想像力はいつもの遊びの中でしか発揮されないものだ。 |
B.子どもの想像力を伸ばすには工夫に工夫を重ねるべきだ。 |
C.子どもは遊びを通じて自然に想像力が鍛えられる。 |
D.大人は子どもの想像力を育むために何もできない。 |
4 . ある市の小学6年生が卒業記念として、それぞれの夢や目標を漢字1文字で表した銅板のレリーフ(浮雕)を制作しました。その小学校では3月に卒業する六年生125人が銅板を使ったレリーフを制作しました。
レリーフのテーマは自分の夢や目標を表す漢字1文字で、児童たちははがきほどの大きさの薄い銅板に漢字を書いた紙を貼り付け、ボールペンで強くなぞって(临摹)板に字の形を写していきました。続いて「鉄筆」と呼ばれる専用の道具で、板に写した文字の周りに細かく点を打っていきました。
根気のいる作業に児童たちからは「腕が痛い」とか「疲れた」といった声が漏れていましたが、それぞれ真剣な表情で取り組み、2時間ほどで「快適」の「快」や、「星」などの漢字が浮かび上がったレリーフを完成させていました。女子児童は「この先、星のように輝いていきたいと願って星の文字を入れました。初めてだったので手が痛くなったりして難しかったですが、楽しく作業できました」と話していました。
レリーフは卒業式に出席する保護者らに見てもらえるよう校内に飾られ、その後、児童がそれぞれ持ち帰るということです。
1.文中の「レリーフ」は何の役割があるか。A.銅板の処分とする。 | B.保護者らへの飾りとする。 |
C.卒業記念品とする。 | D.卒業の代表作とする。 |
A.先生や親を喜ばせる漢字 | B.将来やりたいことを表す漢字 |
C.きれいに書ける漢字 | D.自分の長所を表す漢字 |
A.テーマを選ぶ→板に紙を貼り付ける→字を紙に書く→字を板に写す→板に点を打つ |
B.テーマを選ぶ→字を紙に書く→板に紙を貼り付ける→字を板に写す→板に点を打つ |
C.板に紙を貼り付ける→テーマを選ぶ→字を紙に書く→板に点を打つ→字を板に写す |
D.板に紙を貼り付ける→テーマを選ぶ→字を紙に書く→字を板に写す→板に点を打つ |
A.レリーフを制作するのに星の形が簡単だから |
B.難しいが、楽しく作業できるから |
C.星が空で輝いている姿がきれいだから |
D.星のようにキラキラしていきたいと願っているから |
A.保護者らによって校内に飾られ、児童が持ち帰る。 |
B.入学式に校内に飾られ、児童がそれぞれ持ち帰る。 |
C.卒業式に校内に飾られ、その後、お気に入りのを持ち帰る。 |
D.卒業式に校内に飾られ、その後、制作者が持ち帰る。 |
5 . 「ふわふわ言葉」や「チクチク言葉」という表現を、最近耳にしたことはありませんか。「ふわふわ言葉」とは、言われて嬉しい気持ちになる言葉のことです。一方「チクチク言葉」とは、言われて嫌な気持ちになる言葉のことを指します。言葉はとても大きな力を持っていて、言われた人、そして言った人自身の心にも深く作用するものです。
今、私たちの周りには、たくさんの情報・言葉が溢れています。はっきり自覚していなくても、日々目にした言葉・耳にした言葉たちに実は大きく影響を受けているのです。
前向きになりたいとき・積極的になりたいときは、ネガティブな情報や言葉となるべく距離をおきましょう。そして、自分が触れる言葉を意識的に選択するのです。前向きな言葉・積極的な言葉にたくさん触れるようにすると、心は上向きに引っ張られて健やかになっていきます。
1.文中の「ふわふわ言葉」は何を指すか。A.言われて嬉しくなる言葉 | B.言われて嫌な気持ちになる言葉 |
C.言った人の心にあまり作用しない言葉 | D.言った人が嬉しくなる言葉 |
A.一位じゃないけど、努力したからえらい。 | B.今回もよくできたわ。 |
C.あなたは賢くない子だね。 | D.なかなかいいんじゃないか。 |
A.未来の計画を立てること | B.クラスメートの文句を聞くこと |
C.試合に出ること | D.音楽でリラックスすること |
A.重要 | B.退屈 | C.慎重 | D.消極的 |
A.ネガティブな言葉にたくさん触れるようにする。 |
B.前向きな言葉にたくさん触れるようにする。 |
C.体が健やかになれる言葉に触れるようにする。 |
D.「ふわふわ言葉」から離れるようにする。 |
1.このスピーチはどこでしているのか。
A.高校 | B.大学 | C.会社 |
A.高校でテニスを教える。 | B.テニス選手になる。 | C.子供向けのテニス教室を開く。 |
A.大学時代はテニス選手だった。 |
B.ずっとテニスに関わっている。 |
C.大学生にボランティアでテニスを教えていた。 |
1.女の人が今着ているのはどれか。
A.赤い着物 | B.ピンクの着物 | C.6000円で買った着物 |
A.個性的な模様が多い | B.色が多い | C.値段が高い |
A.さまざまな値段から選べるから |
B.古い着物から古さを感じさせないから |
C.色や小物との組み合わせが楽しめるから |
1.参加者は何人か。
A.15人 | B.25人 | C.35人 |
A.人数を変更したから | B.貸し切りバスが来ないから | C.先生たちの会議があるから |
A.出発時問の変更をバス会社に伝える。 |
B.到着時間をホテルに伝える。 |
C.先生にメールで集合時間を伝える。 |
1.資料はいつできたのか。
A.金曜日 | B.木曜日 | C.土曜日 |
A.課題の発表 | B.暗記のこつ | C.原稿のまとめ |
A.発表用の原稿を暗記する。 | B.質問を予想して準備する。 | C.発表用の原稿を修正する。 |
1.どの人が3割引で買えるか。
A.今年の新入生 | B.去年の新入生 | C.毎年の新入生 |
A.学生カードで | B.現金で | C.クレジットカードで |
A.安いから | B.便利だから | C.お金があるから |