1 . 今日出来ることをサッサッと片付けてしまうのは、気持ちのいいことのひとつ。だけど、反対に今日やらなくていいなら、明日までそのままにしておくっていうのも、また、ひとつの方法。生真面日な人は、あれもしなきゃこれもしなきゃと先回りしていろんなことを片付けようとする。だけど、実は、それも、ストレスの原因になっていること。(ア)、時々は、明日考えればいいことは、明日までとっておこう。
では、どうやって先に何をするかを決めるのでしょうか。まず、やるべき事のリストを作るとよい。紙やパソコンの画面に「やるべきこと」を書き出していくのだ。書き出してしまったら、次に、どこから先にやるかを考え、優先順位を決めていく。また、やるべきことが新たに発生したら、リストを見ながらその順番を決め、挿入する。これだけでも、相当に頭の中が整理される。今日やるべきことをやってしまって、残った時間を好きなことをしたり、のんぴりしたりしてすごすようにしてみよう。人生には、たまに、そうやって、『まっ、今日はいいかっ』と思うことも必要。だから、今夜の仕事を早く切り上げて、やりたいことをしてゆっくり過ごそう。
1.文中の「ひとつの方法」とは何か。A.今日やらなくていいことは明日までそのままにしておく。 |
B.今日出来ることをサッサッと片付けてしまう。 |
C.あれもしなきゃこれもしなきや。 |
D.嫌なことをしない。 |
A.ストレスの原因になっている。 |
B.生真面目な人は先回りしていろんなことを片付ける。 |
C.やらなければならないことがたくさんある。 |
D.明日考えればいいことは、明日までとっておく。 |
A.だから | B.それに |
C.けれど | D.しかも |
A.真面目な人だけが早めに仕事をする。 |
B.筆者はサラリーマンだ。 |
C.仕事をするには優先順位が必要だ。 |
D.自分の好きなことだけする。 |
A.計画を立ってやりたいことをしてゆっくり過ごそう。 |
B.どんなことでも前もってやってはいけない。 |
C.仕事は人にストレスを与える。 |
D.今日出来ることをサッサッと片付けてしまうと気持ちがよくなる。 |
2 . 長崎県西海市に、農漁業やプログラミングなどを学べる職業体験プログラムがある。講師を務めるのは地域住民ら。生徒はひきこもりを経験するなど、就労に悩みを抱える全国の若者たち。若者たちは、大村湾に臨む海沿いの古民家で共同生活を送っている。
この春、この場所から新たな一歩を踏み出した人がいる。昨年4月にブログラムに参加した埼玉県出身の吉川大輝さん(19)。西海市で漁師として歩み始めた。「ここに来ていなかったらいまだに部屋にこもったままだった。やりたいことが見つかってうれしい」。
中学生のころから学校の雰囲気が苦手だった。高校に入って体調を崩すようになり、2年生の頃から部屋にこもりがちに。1日の大半はゲームをして過ごし、外出するのはゲームソフトを買うときぐらいだった。心配した母親から持ちかけられたのが、この職案体験プログラム。内心後ろ向きだったが、長崎県への家族旅行の「ついで」で訪れた1泊の体験で、気持ちはひっくり返った。特にのめりこんだのは漁業。「船に乗るのも魚を見るのも、網を引き揚げるのも楽しかった」。なにより、講師役を務めていた地元漁師が楽しそうに仕事をしている姿が格好良くて、「こうなりたい」と思った。
いまは、県の新規漁業就業者向けの支援制度を活用し、地元のベテラン漁師のもとで修業を積む。憧れの漁師のように、「何でもできる万能な人になりたい」。
1.文中「新たな一歩」とは何か。A.漁師として歩み始めた。 |
B.昨年4月にプログラムに参加した |
C.高校に入った。 |
D.出掛けるのが嫌いになった。 |
A.ずっと長崎県西海市に住みたい。 |
B.講師になりたい。 |
C.漁師になりたい。 |
D.家へ帰りたい。 |
A.五歳のこども |
B.定年退職した老人 |
C.子供の世話で働けない専業ママ |
D.高校を卒業したばかりで迷っている若者 |
A.大輝さんは最初職業体験プログラムに参加したくなかった。 |
B.講師を務めるのは地域住民ら。 |
C.長崎県で農漁業を学べる職業体験プログラムしかない。 |
D.大輝さんは自分の職楽を見つけた。 |
A.漁師は最高の職業だ。 |
B.役に立つ人間になろうと努力する。 |
C.長崎県はきれいなところだ。 |
D.大輝さんは立派な漁師になった。 |
3 . 日本では幼稚園や小学校で「おかしも」という言葉を習います。「おかしも」とはどのような意味でしょう。「お菓子も」と書いて「肉や野菜だけでなく、『お菓子も』食べましょう。」という意味でしょうか。実は、これは災害や事故などが起きた時に、安全に避難するための注意を一つにした言薬です。「押さない、駆けない、しゃべらない、戻らない」という四つの言葉の初めの平仮名を並べたものです。
小学校で一年に何度も行われる避難訓練では、教室を出て校庭に逃げる練習をするのですが、その時子供たちが早く避難できるように、先生は『おかしも』ですよ。」と何度も声を掛けます。一年に何度も、避難訓練のたびにこの言葉を耳にするので、日本の子供たちで「おかしも」の意味を知らない子供は(ア)です。
本当に何かがあったときには、この訓練で「おかしも」を身に付けたおかげで子どもたちは怖がったり慌てたりせずに冷静に避難できるというわけです。「おかしも」は子どもたちを安全に避難させるために考えられたのです。
1.「おかしも」という言葉の意味は何かA.肉や野菜だけでなく、お葉子も食べようと勧める言葉 |
B.避難する時の注意を短くした言葉 |
C.避難訓練の時、教室を出て校庭に早く避難すること |
D.避難訓練の時、子供たちが冷静に行動すること |
A.「お菓子も」食べることができるとき |
B.「おかしも」という言葉を習うとき |
C.避難訓練では、教室を出る練習するとき |
D.「おかしも」を身に付けたとき |
A.たくさんいるほど |
B.少しいるほど |
C.いないほど |
D.ないほど |
A.毎日学校で先生から説明してもらうから |
B.避難訓練をする時にはいつもその言葉を聞くから |
C.大人たちが工夫して考えた言葉だから |
D.お菓子に似ている言葉だから |
A.子供の教育について |
B.子供の言葉について |
C.避難訓練について |
D.「おかしも」という言葉について |
4 . 市販の風邪薬のなかには、麻薬と同様の鎮痛成分が含まれていて、大量に飲むことで高揚感や多幸感が得られるとされるものがあります。飲みすぎれば、内臓には大きな負担がかかり、機能低下といった悪影響があるだけでなく、依存症になるおそれもあります。市販の風邪薬の添付文書には、「5日間を超えて服用しない」「5~6回服用してもよくならない場合は服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は販売員に相談すること」などの記載があります。添付文書を読まずに長期服用はしないようにしましょう。過去に服用した薬でアレルギーや喘息を起こしたことがある人や、その薬を飲まないようにしましょう。(ア)、薬によって眠気などが現れることがあるため、飲む場合は乗り物の運転や、機械類の操作はしてはいけません。
総合風邪薬は、風邪の諸症状である、喉の痛みや鼻水、鼻詰まり、発熱、悪寒、頭痛、くしやみ、咳、痰、関節の痛みなどに効果があります。総合風邪薬は一錠だけでさまざまな症状を和らげる利点がある一方で、多くの成分が含まれています。さまざまな成分の効果により、咳や鼻詰まり、頭痛などに対応でさるわけですが、その症状がなければ含まれる成分は自分にとって無駄であるとも言えます。また、どのような薬でも副作用がありますが、成分が多くなるほど、そのリスクが高くなるのです。
1.これは何についての文章か。A.市販の風邪薬 | B.総合風邪薬 | C.薬 | D.風邪葉 |
A.麻薬が含まれているから |
B.麻薬と同じような鎮痛成分が含まれているから |
C.内臓に大きな負担がかかり、機能低下といった悪影響があるから |
D.依存してやめられないから |
A.アレルギー症状や喘息を起こしたことがある葉 |
B.さまざまな症状を和らげ、様々な成分が含まれる薬 |
C.飲んだら眠気などが現れる薬 |
D.一か月飲んでも効果が見られない薬 |
A.および | B.とにかく | C.また | D.すなわち |
A.薬の成分が多ければ多いほどいい |
B.市販の風邪薬より総合風邪薬のほうがいいようだ |
C.成分の少ない薬は副作用がないはずだ |
D.市販の風邪薬は5~6回飲んでも治らない時服用をやめるべきだ |
5 . 巣ごもりとは外出せずに自分の住居に溜まり続けること、または、巣にこもること。もともとは、鳥や虫の行動を指す表現でしたが、最近では人が行楽や外食などを避けて、自宅で逃ごすことを指す表現としてもよく使われるようになりました。
2020年に新型コロナウィルスが流行し、「不要不急の外出」が求められました。これに伴い、自宅での過ごし方に多くの人の意識が向くようになりました。この頃から「巣ごもり」という表現を見聞きする場面も、多くなってきたと思います。
まもなく2021年のゴールデンウィークですが、新型コロナウィルスの感染拡大の影響によって、自宅で過ごされる方も多いと思われます。せっかくのゴールデンウィークですから、少しでも楽しく「巣ごもり」の時間を過ごしていただきたくと思います。
時間があるからこそ、ご家族で新しい趣味を見つけてみてはいかがでしょうか。料理·手芸や工作、アート、DIYなど何かを「つくる」時間を楽しみましょう。最近、コンピニではキャンプ飯の本まで見かけるくようになりました。(ア)、ご家族全員でご飯を作ることも、子供たちには大切な経験となるはずです。絵を描いてみたり、文章を書いてみたり、普段とは違った「つくる」ことも面白いのではないでしょうか。
自宅周辺で見られる野草や昆虫など、普段(イ)自然について、インターネットなどを利用して調べてみたらどうですか。そして、実際外に出る時は、小さな子は危険がないように保護者と一緒に行動しましょう。忙しい日常の中で、心に潤いを与え、自然から面白いものを見つける眼を養うこともできると思います。世代にもよりますが、まだ携帯ゲームなどがなかった時代のように、身近に当たり前のようにあるもので楽しんでみてはいかがでしょうか。
1.もともと「巣ごもり」は何を指すか。A.人が行楽や外食すること |
B.人が自宅で暇な時間を過ごすこと |
C.虫が自分の巣に溜まり続けること |
D.虫や鳥が自分の巣にこもること |
A.2021年 | B.2020年 | C.2019年 | D.2022年 |
A.よくある大型連休 |
B.不必要に長い大型連休 |
C.人たちが楽しみにする大型連休 |
D.一年で最も長い大型連休 |
A.時間がかかって | B.時間をかけて | C.時間が増えて | D.時間を増やして |
A.気を配らなかった | B.気に入らなかった |
C.気を使わなかった | D.気が付かなかった |
6 . 環境問題では「リサイクル」という言葉をよく聞く。リサイクルとは、いらない物を壊して、別の物に作り変えることだ。例えば、読み終わった新開紙からトイレットペーパーを作ったりする。物を捨てればゴミになるが、リサイクルすればゴミを出さないことができる。だが、リサイクルが形を変えるのにお金がかかるし、エネルギーも使う。
また、「再使用」という方法もある。再使用というのは、ものを壊さないで、何度も使うことを言う。例えば、飲んだ後のペットボトルを洗ってまた使う。それで、再使用するペットボトルは何回も使えるように、少し厚くしっかりと作られている。ドイツでは一本のペットボトルをだいたい 15~30 回くらい使うそうだ。
以前は、お金やエネルギーの点で、リサイクルより再使用の方がいいと考えられていた。しかし、実際に調べてみると、場合によっては再使用の方がお金やエネルギーを使うことがわかってきた。それで、最近はどちらの方が環境にいいとは単純には言えなくなっている。
1.この文章では、リサイクルとはどのようなことだと言っているか。A.いらなくなった物から新しい物を作ること |
B.いらなくなった物を壊して捨てること |
C.物を壊さないで、ゴミの量を減らすこと |
D.物を捨てないで、そのままもう一度使うこと |
A.再使用には全然お金がかからない。 |
B.再使用した物はリサイクルできない。 |
C.再使用できるのはペットボトルだけである |
D.再使用する物は丈夫に作られている。 |
A.リサイクルは使用より、エネルギーを使わないから環境にいい。 |
B.リサイクルより再使用の方が、ゴミが減って環境に与える影響が少ない。 |
C.リサイクルと再使用では、どちらが環境にいいか簡単には決められない。 |
D.リサイクルも再利用も、環境に問題があるから中止したほうがいい。 |
急いで手紙を開いて読んで、たった1枚しかない。ちょっと( ア )しました。でも、短いものでしたが、まじめに一字一字丁寧に書いてあります。手紙を読んでいると、彼女の姿が目に浮かんできました。
今では、どの家も電話を持つようになりました。家庭電話がなくても、携帯電話、インターネットなどの利用もできるようになりました。( イ )、人々がだんだん手紙を書かなくなってきました。電話やメールのおかげで、大変便利になりましたが、手紙を読みながら、その手紙を書いた人のことや顔を思い出すのは、何より嬉しいことでしょう。ときどきペンを取って書いたらどうでしょうか。
1.文中に「給料日よりも嬉しかった」とあるが、それはなぜですか。
A.娘が1年から海外へ行ったから。 |
B.娘から電話をもらっているから。 |
C.娘からもらった手紙は1枚しかないから。 |
D.初めて娘から手紙をもらったから。 |
A.しっかり | B.がっかり | C.ゆっくり | D.やっぱり |
A.しかし | B.しかも | C.それから | D.ですから |
A.手紙を読みながら、手紙を書くこと。 |
B.どの家も電話をもつこと。 |
C.電話やメールのおかげで、大変便利になったこと。 |
D.手紙を読んで、書いてくれた人のことを思い出すこと。 |
A.昨日娘から手紙をもらった。 |
B.娘からの手紙は短かったが、まじめに一字一字丁寧に書いてある。 |
C.電話などが便利だが、たまに手紙を書いたほうがいい。 |
D.電話などがあって、人々がだんだん手紙を書かなくなってきた。 |