1 . 子どもたちの日記をAIで解析し、子どもが抱える悩みや不安をできるだけ早期に発見するという対策は、奈良県葛城市が新年度から始めることになりました。新型コロナウイルスの感染拡大で、活動が制限される子どもたちの抱える悩みや不安も重くなってきた。親や教員は子供の気持ちの変化に長く気づかないと、子供は心の病気になってしまうのだ。研究の結果によって、両親がそばにいない子供は普通の子供より消極的に思いやすいそうだ。
もっと自分の子供の考えを理解するため、多くの親たちはこの対策に賛成した。(ア)、「日記は個人的なもので、たとえ親でも許可をもらわなければならない」(イ)と言って、慎重な態度を取る人もたくさんいた。
子供がどうして悩みと不安を抱えるのかについては、奈良県葛城市は分析結果を統計した。家庭の虐待とクラスメートのいじめが一番の理由だった。AIを活用したこうした教育実践は全国でも珍しいことだ。
1.奈良県葛城市が新年度から始めた対策は何ですか。A.新型コロナウイルスの感染拡大をAIで解析すること。 |
B.親や教員は子どもの日記をもらって読むこと。 |
C.悩みや不安を抱える子どもたちの活動を制限すること。 |
D.人工知能を利用して、子供の気持ちの変化を日記から解明すること。 |
A.そして | B.それから | C.しかし | D.しかも |
A.子供の日記を読むには親の許可をもらう必要がある。 |
B.親は子供の日記を読むとき許可をもらわなくてもいい。 |
C.子供の許可がなければその日記を読むのが不適当なことだ。 |
D.親か子供の許可があれば、その日記は読むことができる。 |
A.すばらしい人工知能 | B.AIを活用した教育実践 |
C.不安な子供たち | D.日記を読む対策 |
A.すべての子供の悩みや不安は家庭の虐待とクラスメートのいじめからなのだ。 |
B.奈良県葛城市のようなAIを活用した教育実践は全国で応用している。 |
C.自分の子供をよく理解するために、親はみんな奈良県葛城市の教育実践を賛成した。 |
D.両親がそばにいる子供はそうでない子供ほど消極的に思いやすくない。 |
2 . 環境問題では「リサイクル」という言葉をよく聞く。リサイクルとは、いらない物を壊して、別の物に作り変えることだ。例えば、読み終わった新開紙からトイレットペーパーを作ったりする。物を捨てればゴミになるが、リサイクルすればゴミを出さないことができる。だが、リサイクルが形を変えるのにお金がかかるし、エネルギーも使う。
また、「再使用」という方法もある。再使用というのは、ものを壊さないで、何度も使うことを言う。例えば、飲んだ後のペットボトルを洗ってまた使う。それで、再使用するペットボトルは何回も使えるように、少し厚くしっかりと作られている。ドイツでは一本のペットボトルをだいたい 15~30 回くらい使うそうだ。
以前は、お金やエネルギーの点で、リサイクルより再使用の方がいいと考えられていた。しかし、実際に調べてみると、場合によっては再使用の方がお金やエネルギーを使うことがわかってきた。それで、最近はどちらの方が環境にいいとは単純には言えなくなっている。
1.この文章では、リサイクルとはどのようなことだと言っているか。A.いらなくなった物から新しい物を作ること |
B.いらなくなった物を壊して捨てること |
C.物を壊さないで、ゴミの量を減らすこと |
D.物を捨てないで、そのままもう一度使うこと |
A.再使用には全然お金がかからない。 |
B.再使用した物はリサイクルできない。 |
C.再使用できるのはペットボトルだけである |
D.再使用する物は丈夫に作られている。 |
A.リサイクルは使用より、エネルギーを使わないから環境にいい。 |
B.リサイクルより再使用の方が、ゴミが減って環境に与える影響が少ない。 |
C.リサイクルと再使用では、どちらが環境にいいか簡単には決められない。 |
D.リサイクルも再利用も、環境に問題があるから中止したほうがいい。 |
3 . 今年の国慶節は7日の連休でした。私は家族と森林公園に行きました。空はとてもきれいでした。火鍋もおいしかったです。昼ごはんを食べた後、私は馬に乗りました。馬は小さかったです。でも、妹は怖くて、乗リませんでした。
翌日の朝、わたしは4時に起きました。湖へ行きました。とても寒かったです。でも、景色がきれいでした。わたしはたくさんの写真を撮りました。とても楽しかったです。来年の国慶節はまた行きます。
1.誰と森林公園へ行きました。A.友達 | B.父と母 | C.妹 | D.家族 |
A.おおきかったです。 | B.ちいさかったです。 |
C.きれいでした。 | D.おいしかったです。 |
A.妹 | B.父 | C.「わたし」 | D.母 |
A.火鍋を食べました。 | B.湖へ行きました。 |
C.写真を撮りました。 | D.海へ行きました。 |
A.国慶節の休みは短いです。 | B.馬は大きかったです。 |
C.4時に起きて、湖へ行きました。 | D.旅行はとても楽しくて、来年は海に行きます。 |
まだ暑い日が続いていますが、お元気でいらっしゃいますか。おかげさまで私も元気で過ごしております。今、こちらは毎日忙しくて大変です。教室で試験勉強も毎日です。小杉さんも同じでしょうね。
夏休み中はいろいろおせわになりました。ほんとうにありがとうございました。いっしょに町を見物したり、夜はきれいな花火を見たり、李佳さんもとても楽しかったと言っていました。夏休みのいい思い出になりました。私はそのことを思い出しながら、頑張ってています。
もうすぐ中国のゴールデンウイークが来ます。その時、一週間の連休があるので、
(ア)へ遊ひに来てください。李佳さんも小杉さんともう一度会いたいと言っています。では、これからもどうぞお元気で。
x月x日
林江
1.今は何月ですか。A.3月 | B.6月 | C.9月 | D.12月 |
A.林江さん | B.林江さんと李佳さん |
C.李佳さん | D.林江さんと小杉さん |
A.一人で日本へ行ったこと | B.教室で試験勉強に忙しいこと |
C.李佳さんがとても楽しかったこと | D.小杉さんと一緒に過ごしたこと |
A.こちら | B.そちら | C.あちら | D.どち |
A.小杉さんに悩みを相談したいから。 |
B.小杉さんに日本へ行くと知らせたいから。 |
C.小杉さんを李佳さんに会わせたいから。 |
D.小杉さんに中国に来てもらいたいから。 |
5 . 夏になると,日本の町や村で「お盆」の行事が見られる。お盆というのは,年中行事の1つだ。7月にする地方もあるが,田舎ではたいてい8月13日から15日ごろにする。人々は,お盆になると亡くなった家族や先祖が家へ帰ってくると考えている。このお盆の間,人々は食べ物などを用意して,先祖を家に迎えるのだ。
お盆の日が近くなると,人々は家の中に棚を作って,その上に,花やお菓子や野菜を載せる。先祖が家へ帰ってくる時は乗り物が要るから,用意しなければならない。乗り物は馬と牛だ。馬は胡瓜で,牛は茄子で作る。家へ帰ってくる時は,足の速い馬に乗る。お盆が終わって,家を出ていく時は,足の遅い牛に乗る。13日の夕方,門のところで火を用意して家の前を明るくする。これを「迎え火」という。家の前が明るいとどこにあるかよく分かって,先祖がまっすぐ帰ってこられるのだ。その夜は家族や親類の人々が集まって,亡くなった人たちのことを思い出しながら,いろいろな話をする。家の外では,広場や学校の庭などに人々が集まって,夜遅くまでにぎやかに「盆踊り」をする。
8月16日は,先祖を送る日だ。人々はお菓子や花を川へ持っていって流す。この時,蝋燭に火を付けて,花などと一緒に流すこともある。
1.文中に「人々は食べ物などを用意して」とあるが,それはなぜか。A.お盆の間,人々が忙しくて料理を作る時間がないから |
B.お盆の間,たくさんの人が来るから |
C.来た親類が村の食べ物が好きだから |
D.亡くなった先祖をうちに迎えるから |
A.帰ってくる時は,足の速い牛に乗る。出ていく時は,足の遅い馬に乗る。 |
B.帰ってくる時は,足の速い馬に乗る。出ていく時は,足の遅い牛に乗る。 |
C.帰ってくる時は,足の遅い馬に乗る。出ていく時は,足の速い牛に乗る。 |
D.帰ってくる時は,足の遅い牛に乗る。出ていく時は,足の速い馬に乗る。 |
A.野菜 | B.花 | C.蝋燭 | D.お菓子 |
A.7月のある日の夜 | B.8月13日の夜 |
C.8月15日の夜 | D.8月16日の夜 |
A.年中行事の1つだ。 | B.先祖をうちに迎える日だ。 |
C.人々は家だけ(只,仅)でお盆をする。 | D.お盆をする日は地方によって違う。 |
6 . あなたは電話番号を①______覚えていますか。電話会社がインターネットで男女400人に質問しました。その結果は、覚えている電話番号の数は「3件」(21.8%)、「5件」(15.5%)、「2件」(13.0%)、「4件」(10.8%)、「10件」(10.3%)、「1件」(9.0%)でした。また、「最近電話番号が覚えられなくなったと思いますか」という質問に、80.5%の人が「はい」と答えています。「最近の電話にはメモリー機能(存储功能)があるから」というのが一番大きな②______でした。そして、「電話番号が分からなくて困ったことがある」と答えた人は51.3%もいました。電話はどんどん便利になりますが、電話番号が覚えられなくなって困ってしまうのは、ちょっと③問題だと思いませんか。
注释:覚えられる (覚える的可能态,能....)
1.①___には何を入れるか。
A.いくつ | B.いくつか | C.いくつも | D.いくつに |
A.疑問 | B.理由 | C.冗談 | D.失敗 |
A.電話番号が覚えられないこと | B.電話はどんどん便利になること |
C.電話はメモリー機能があること | D.インターネットでよく質問されること |
A.「3件」と答えた人が一番多かった。 |
B.「10件」と答えた人は10%ぐらいだ。 |
C.「1件」と答えた人が二番目に多かった。 |
D.「5件」と答えた人は「4件」と答えた人より多かった。 |
A.電話会社がインターネットの利用について調査した。 |
B.最近の電話はメモリー機能があるから、不便になる。 |
C.半分以上の人が、電話番号が分からなくて困ったことがある。 |
D.メモリー機能を使わないで、自分で電話番号を覚えている人が多い。 |
リー:まあまあだと思います。日本語の勉強、はじめは簡単ですけど、このごろ難しくなりましたね。
クラーク:そうですね。キムさん、ほんとうにどうしてやめて(放弃)しまったんでしょうね。
パク:あの、キムさんという人がこのクラスにいたんですか。
クラーク:ああ、パクさんは会ったことがないんですね。
パク:わたしは先々週はじめて来たんですけど。
リー:あ、キムさんが来なくなったのも確か先々週でした。パクさんは前はどこで勉強していたんですか。
パク:新宿にある小さな日本語学校なんです。そこで半年勉強したんですけど、それからあとのコース(课程)がないんで、ここに入ったんです。
クラーク:ここは大きくて、いろいろなレベル(水平)のクラスがありますからね。
パク:ええ。でも、ほんとうはわたし、小さな所のほうが好きなんです。あ、これ、学校の前でみんなで撮った写真なんですけど。
リー:あ、ほんとうに小さい学校ですね。あ、パクさんですね、この人―。クラークさん、ちょっと見てください。
クラーク:あら!
1.クラークさんとリーさんの身分は何か。
A.日本語学校の新入生 |
B.日本語学校の在校生 |
C.日本語学校の卒業生 |
D.日本語学校の職員 |
A.前の学校は小さいから |
B.前の学校は、にぎやかで勉強できないから |
C.もっと上のコースで勉強したいから |
D.クラークさんたちといっしょに勉強したいから |
A.パクさんが入る1週間前 |
B.パクさんが入る2週間前 |
C.パクさんが入ったのと同じ時期 |
D.パクさんが入った2週間後 |
A.パクさんの以前の学校の前 |
B.パクさんのいまの学校の前 |
C.新宿にある家の前 |
D.リーさんたちの学校の前 |
A.日本語の勉強はだんだん簡単になる。 |
B.キムさんとパクさんはクラスメートだ。 |
C.この学校にはいろいろなレベルのコースがある。 |
D.クラークさんは小さい学校のほうが好きだ。 |
8 . ある調査会社が全国20歳以上の男女を対象に、「健康管理」について調査を実施した。有効回答者数は 999名だった。
調査を行った有効回答者のうち、「自分のことを健康だと思うか」との質問に、「非常に健康だと思う」「まあまあ健康だと思う」と回答した人は67.7%であり、2/3以上が自分のことを健康だと思っていることがわかった。また、「日常的に自分の健康を管理しているか」との質問に、「管理している」「時々管理している」と回答した人は 70.6%で、回答者全体の( ア )が日常的に自分の健康を管理している。抱えているストレスについて尋れたところ、回答者全体の72.2%が「ストレスを抱えている」と回答し、45.8%が「ストレスを解消できている」と回答している。また、「自分のことを非常に健康だと思う」人の72.0%、「まあまあ健康だと思う」人の 53.8% が「ストレスを解消できている」と回答している一方で、「あまり健康だと思わない」人の 28.4%、「まったく健康だと思わない」人の 19.3% が「ストレスを解消できている」と回答。「ストレスが解消できているかどうか」が健康だと思えるかどうかに関係すると言える。自身を健康に導く(引导)ためには、抱えてしまったストレスを解消することがポイントだ。
1.次の4人の中で調査対象となるのは誰か。
A.17歳の高校生 | B.33歳の会社員 | C.10歳の小学生 | D.14歳の中学生 |
A.約68% | B.約12% | C.約22% | D.約32% |
A.7割以上 | B.3割以上 | C.7割以下 | D.3割以下 |
A.全回答者の中で、「ストレスを解消できている」と答えた人の割合 |
B.全回答者の中で、「自分のことを非常に健康だと思う」と答えた人の割合 |
C.「自分のことを非常に健康だと思う」人の中で、「ストレスを解消できている」と答えた人の割合 |
D.「まあまあ健康だと思う」人の中で、「ストレスを解消できている」と答えた人の割合 |
A.ストレスを抱える。 | B.ストレスを解消する。 |
C.日常的に自分の健康を管理する。 | D.自分のことを健康だと思う自信を持つ。 |