1 . ①笑顔とは、その人自身の延長線上にしかないものだ。意地悪な人がいくら笑顔を作っても、やはり意地悪な顔つきになる。だから私たちは、心からの笑顔に惹かれる(被吸引) のだと思います。結局笑うというのは日常のことだし、 日々をどう生きているのかの象徴だと思います。 さまざまな経験を乗り越えてきた人の笑顔が魅力的なのは、その先に、その人の生き方や人としての深みを感じるからです。
顔の造作や肌質は人によって違うけれど、「笑顔」はみんなに平等に与えられていて、年齢や性別さえ問わないものです。笑顔という美しさを活かせていない場合、それは自己の責任かもしれないとさえ思います。
母が余命宣告を受けたときはさすがに私はまったく笑えていませんでした。だけど、母は「私は幸せ」が口癖(口头禅) で、当たり前とも思えるようなことにいつも喜んで笑っていた。私がその笑顔に救われて、残りの日々をギフトだと思えるようになり、最期まで一緒に楽しく過ごせました。②笑顔の力は本当にすごいと実感しました。
魅力的な笑顔とは、本当に心から笑えているかどうかにかかっています。嫌なことで自分をいつまでも縛ったり、顔の造作や肌質の細かい部分に囚われたりするより、 自らを解放できる力を持ったほうがいい。それこそがその人だけの素敵な笑顔に繋がるのです。③「笑顔」は人の外見とは程遠いところにあると、みんなはそれを知るべきだと思います。
1.文中に「①笑顔とは、その人自身の延長線上にしかないものだ」とあるが、それはどんな意味か。A.笑顔は個人の内面や本質から生まれるものだ |
B.笑顔は他人の期待に応じて変わるものだ |
C.笑顔は他人に影響されて作られるものだ |
D.笑顔は周囲の人に影響を与えるものだ |
A.笑顔は外見の印象を良くする力がある |
B.笑顔は安定や幸福感をもたらす力がある |
C.笑顔は社交的な関係を築く力がある |
D.笑顔は健康状態を改善する力がある |
A.魅力的な笑顔は外見の美しさにかかるものだ |
B.魅力的な笑顔は意図的に作れるものだ |
C.魅力的な笑顔は生まれつきのものだ |
D.魅力的な笑顔は心からのものだ |
A.笑顔は外見の美しさよりも内面の豊かさや心の解放にかかっている |
B.笑顔は顔の造作や肌質の細かい部分に依存している |
C.笑顔は外見の美しさよりも外部の期待や社会的な評価にかかっている |
D.笑顔は人の外見に大きな影響を与えている |
A.笑顔は年齢に関係なくみんなに平等に与えられている。 |
B.筆者の母親は楽観的な人で、彼女の笑顔には力がある。 |
C.笑顔と比べると、外見には何の価値もない。 |
D.筆者からみると、人は自らを解放することが重要だ。 |
2 . 「音姫」は1988年、主に節水を目的として作られた商品です。当時、トイレでの音を他人に聞かれたくないという恥じらいから、排泄中と排泄後に2〜3回水を流す人が多いと言われていました。そんななか、1978年に福岡で起こった大渇水など、全国各地で水不足が起こり、高まっていた節水意識に応えたという背景があります。また、「音姫」の製造・販売を行う水まわり住宅総合機器メーカー「TOTO 株式会社」の試算によると、トイレで水を流す回数が1回で済めば、1000人規模のオフィスだと年間約 386万円もの節約になることがわかっています。
「音姫」の音はもともと、勢いのある流水音そのものを使用していたのですが、2011年に、現在の川のせせらぎ(潺潺水声)の音に改定されました。音の種類が決まった後も、TOTO会社内外の女性にヒァリングをしながら(听, 听取意见)音の大きさや長さなどについて検証を重ね、現在の川のせせらぎの音が25秒間流れる「音姫」が商品化されました。
( ア ) 、この「川のせせらぎ」の音は、開発担当者が実際にマイクを持って九州のとある山に入り、川の流れを録音したものが元になっています。この自然の音の周波数を調整し、あらゆる音をカバーできる音源に仕上げています。
現在の「音姫」には、川のせせらぎの音だけのものの他に、鳥の鳴き声が入ったバージョンもあります。皆さんも、トイレの個室に入った際には、「音姫」のせせらぎに耳をすましてみてください!
1.「音姫」 というのはどんなものか。A.新型のトイレ | B.トイレ用の擬音装置 |
C.音楽プレーヤー (音乐播放器) | D.水を流す装置 |
A.節水のため | B.恥を隠すため | C.衛生管理のため | D.貯金するため |
A.もともとは勢いのある流水音だ。 |
B.現在商品化された「音姫」は25秒間音が流れる。 |
C.その音があらゆる音をカバーできる。 |
D.現在の「音姫」には、川のせせらぎの音だけがある。 |
A.なぜなら | B.ちなみに | C.それとも | D.あるいは |
A.「音姫」は1978年に作られた商品だ。 |
B.「音姫」を1回使えば、1000人規模のオフィスだと年間約386万円もの節約になる。 |
C.今の「川のせせらぎ」の音は川の流れを録音した音をそのまま使用したものだ。 |
D.「音姫」の音の大きさや長さは検証を重ねてから決めたのだ。 |
3 . 音楽 1 一体何だろうか。音楽家が自分の演奏について抱いているイメージだけが音楽なのだろうか。そんなはずはない。音楽は、これを演奏する者と、それを受けとめる聴衆とがあって 2 成立するものである。 3 自分勝手なことを言っているような音楽でも、その点に変わりはない。
もちろん聴き手を必要としない音楽もあることはある。 4 鼻唄(哼歌)というのがそれだ。5 、われわれが鼻を口ずさむのは、心の内側に溜っている何かを吐き出すためで、あくびや疲れた時にする伸びと同じ 6 、一種の生理作用であり、 7 これは音楽ではない。
音楽がそのように、演奏者と聴衆の相互作用の上に成り立っているものである以上、音楽家が考えているイメージが音楽 8 、鼻唄のようなもの 9 立派な音楽だ。
今、一つの音楽を10人が聴いたとすると、そこには演奏者が弾き出した音楽の他に10人の人間がそれぞれの感覚で受け取った10種類の音楽が存在する 10 だ。そのどれが本物でどれが間違っているというわけのものではないのだ。
1.A.のに | B.には | C.のが | D.とは |
A.はじめて | B.からして | C.かわりに | D.かんして |
A.あんなに | B.どんなに | C.そんなに | D.こんなに |
A.たとえば | B.なぜなら | C.しかも | D.それとも |
A.しかし | B.それとも | C.つまり | D.それなら |
A.ように | B.そうに | C.ような | D.そうで |
A.やがて | B.また | C.なかなか | D.やはり |
A.なら | B.より | C.など | D.とか |
A.だけ | B.でも | C.しか | D.ほど |
A.はず | B.べき | C.まま | D.つもり |
4 . 「今日はね、外でバスケをやったんだ」とぬいぐるみ(玩偶) に 1 (静か)声で言いました。
私には小さい頃 2 大切にしているぬいぐるみがあります。それは象のぬいぐるみのパオちゃんです。パオちゃんという名前の由来は、象は「パオー」と 3 (な)くので、パオちゃんと名前 4 付けました。
パオちゃんの特徴は耳が大きく、体はねずみ色(鼠灰色)です。そして、二つのきば(象牙)が付いていて、 5 (触る)感じは 6 (柔)らかいです。大きさは2歳の子供が抱けるぐらいです。私はいつもパオちゃんと一緒に寝たりお話をしたりします。私はパオちゃんがいるとほっとしますが、いないととてもはらはらして(忧虑)夜もなかなか眠れません。なぜそう思ったかというと、この間家族みんなで北海道に行きました。楽しい時間を過ごして夜になり、 7 (寝る)とするとパオちゃんがいなくてなかなか眠れませんでした。いつも一緒に寝ていると、それが当たり前だと思ってしまい、余計 8 (寂しい)なってしまいました。なので、家に帰って一緒に寝ると、 とても嬉しい気分でいっばいでした。
パオちゃんに出会ったのは、私が5歳ぐらいの時、家族とインテリアショップに行った 9 (時)。その 10 (かわいい) が気に入り、母に買ってもらいました。それから私はパオちゃんを大事にしてきました。
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5 . 日本で長く暮らしていても外国人がなかなか慣れない生活習慣や言葉の表現に出会うことがある。その一つが①「先日はどうも」「この間はどうも」という挨拶だ。日本人に会ったとき、②「先日はどうも」などと言われると「何のことかな。」と考えてしまう。そういえば食事をご馳走したわけだと具体的に思い出せるときはまだいい。何も理由が無いときはどう答えていいか分からなくなる。
普通は、最後に会ったときのことを思い出して「こちらこそ。」「こちらこそ楽しかったですね。」「また、ごー緒しましょう。」などと答える。挨拶だけだった人の場合は「あのときはお話できなくて残念でした。」という具合だ。③これが難しい。
日本人は、最後に別れたときの続きのように話を始めるようだ。だからプレゼントをもらったり、何かお世話になったりしていたら当然「先日はどうもありがとうございます。」のように会話が始まる。外国人にはこれがなかなか言えないようだ。日本人は④こんなとき、何も言われないとちょっと残念な気持ちになるらしい。
これは習慣の問題だからいいとか悪いとか言えないが、外国人にとってやっかいな問題であることには違いない。
1.文中に「①「先日はどうも」「この間はどうも」」とあるが、なぜ日本人はこのあいさつをするか。A.日本人は最後に別れたときのことを続けるように |
B.相手との関係をよくするように |
C.簡単なあいさつだが、二人の距離をすぐに近づける |
D.相手が外国人だから、簡単なあいさつは理解しやすい |
A.こういう習慣がないので外国人には使えない表現だと言っています。 |
B.外国人は使えなくても問題ない表現だと言っています。 |
C.長く日本で暮らしたら使えるようになる表現だと言っています。 |
D.この表現を使うことも答えることも外国人にとって厄介だと言っています。 |
A.先日のことが思い出せない時の答えは難しい。 |
B.日本人は最後に出会った時のことを思い出す時の話が難しい。 |
C.プレゼントとかお世話とかもらった時の会話が難しい。 |
D.先日はお話できないので、今回出会った時の挨拶は難しい。 |
A.外国人がお礼を言わないときです。 |
B.人に何かをもらったときです。 |
C.何かをしてあげたときです。 |
D.会話を始めるときです。 |
A.日本人の生活習慣や言葉表現にどう答えるか分からないので機嫌悪い。 |
B.外国人は日本人らしい挨拶がなかなか言えなくて残念な気持ちになる。 |
C.言葉表現は日本人の習慣問題だから外国人としてどうでもいい。 |
D.外国人にとって日本人のいくつかの習慣は煩わしくて慣れないことだ。 |
1.何の字が汚いですか。
A.先週のメモの字 | B.先週の宿題の字 | C.昨日の宿題の字 |
A.宿題をやらなかったから |
B.宿題の字をきれいに書けなかったから |
C.宿題のやる場所を間違えたから |
A.先生は宿題の提出が明日までと言っていた |
B.学生は先週メモをした |
C.先生は宿題の提出期限を延長した |
1.お母さんが兄と妹のテストのことについて話しています。先週、二人は何のテストを受けましたか。
A.国語 | B.フランス語 | C.英語 |
A.30点 | B.3点 | C.13点 |
A.兄はあまり勉強しませんが、妹より点数が高い |
B.兄はちゃんと勉強しますが、妹ほど点数が高くない |
C.妹はあまり勉強しないので、兄ほど点数が高くない |
8 . 先日、テレビショッピングで買ったものの代金を振り込むために銀行へ行った。3万円を振り込んだのだが、手数料が840円かかった。高い。このところ、銀行のいろいろな手数料は、気が付かないうちにどんどん高くなっている。両替(兑换货币)をしても、ある枚数以上は手数料を取られる。両替額より手数料のほうが高いという場合も起きるのだ。①それを払いたくないが、払わないわけにはいかない。
以前は、振込みをする場合は、同じ銀行間においては無料だった。( ア )今は同じ支店間であっても手数料がかかる場合がある。最近では、口座(账户)を持つだけでその管理料を取る銀行もあると聞く。海外の銀行ではよくあるらしいが、私が利用している銀行も将来管理料を払うことになるのかもしれない。そうなると、気が付いたら自分の口座の残高(余额)が0になっていると言うこともあるかもしれない。冗談ではなく、現在の私の通帳の残高ではそうならないとは言えないのだ。
金利が低いと言うより、ほとんどないといってもいいくらいの現在、手数料はもちろん、( イ )。
1.「①それ」 とあるが、何を指すか。A.代金 | B.手数料 | C.両替額 | D.管理料 |
A.それで | B.それに | C.しかし | D.しかも |
A.口座を持ちたくないものである。 |
B.管理料まで払いたくないものである。 |
C.通帳の残高を知りたくないものである。 |
D.振込みはしたくないものである。 |
A.手数料も管理費も払う |
B.手数料は払うが管理費は払わない |
C.管理費は払うが手数料は払わない |
D.手数料も管理費も払わない |
A.手数料の取らない銀行は海外にあるしかない。 |
B.今振込みをする場合は同じ銀行間においては無料だ。 |
C.両替する場合にも手数料を支払う。 |
D.このままでは自分の口座の残高が0になるかもしれない。 |
1.2人はいつ行きますか。
A.今日 | B.明日 | C.明後日 |
A.自転車 | B.車 | C.徒歩 |
A.女の人は今日一人で図書館に行く |
B.男の人の弟さんは明日男の人の自転車を使う |
C.男の人は図書館から借りたい本がある |