1 . 私は、今学期に「会った人には、自分から先に挨拶をする」という目標を　　1　　。最近の私は、かなり挨拶ができるようになったことを感じています。

しかし、日本に　　2　　のころの私は、今のようにはできませんでした。自分から挨拶するのは、少し恥ずかしいと思っていました。　　3　　、日本語があまり上手じゃないからです。そのころから比べると、今は自然と声が出せるようになりました。

「挨拶は大切だ」　　4　　のはどうしてでしょうか。先生や両親からは「会った人には　　5　　挨拶をしましょう」と言われます。 「挨「というのは、中国の言葉で、『心を　　6　　歩み寄る』という意味があるのよ」とお母さんが教えてくれました。この言葉はお母さんが社会人になったとき、会社の先輩から教えてもらった言葉だ　　7　　。社会人になって、周りは知らない人　　8　　だったそうですが、自分から声を出して挨拶をすることによって周りの人たちとの心の距離が少しずつ縮まっ　　9　　ことを感じて、先輩の言葉の意味が分かってきたということでした。

私が大きな声で挨拶をすると、相手も大きな声で挨拶してくれます。私がお母さんから挨拶の意味を教えてもらったように、今度は私が挨拶の　　10　　を他の人に伝えていきたいと思います。

2 . 私は人よりもすこし太っています。すこしというか、かなり太っているので、普通の人の1.5倍ほど体は大きいです。そのため、服を買いに行った時は恥をかいたり、苦労することが多かったのです。

ある日、私は服屋さんに服を買いに行きました。「あっ、この服可愛い。」と思った服を見てみると、サイズが微妙でした。「これ、入りそうもないな。」と諦めようとすると、店員さんが「こちらはフリーサイズなので誰にでも合いますよ。」と言いました。私はその言葉の意味がわかりませんでした。フリーサイズといっても、それは体型によって伸び縮みするという意味ではなく、そのメーカーが決めた一つだけのサイズという意味です。つまり、そのメーカーが「うちの服は全部 Mサイズにしよう」と決めたら、それは全てフリーサイズになるのです。45キロの人も、150キロの人も( ア )わけがないのです。私は、店員の顔を見て「フリーサイズの意味、調べてください。」とだけ言って店を去りました。

3 . もしかしたらうちの犬は自分のことを人間だと思っているかもしれません。「犬が自分のことを人間だと思っている」そう聞くと、なんだか変な感じがします。なぜなら、犬と人間はまず見た目から全然違いますし、犬は言葉も話せないからです。では、これはどういうことかと言うと、座る時は絶対にソファの上に座りますし、寝る時は枕と掛け布団がないと寝ないのです。普通の犬であれば、どこでも座りますし、どんな場所でも寝られると思うのです。しかし、うちの犬はそうではありません。少しの間、なぜうちの犬は他の一般的な犬とはちがうのだろうかと謎に思っていましたが、よく考えれば当たり前のことなのです。なぜなら、うちの犬は人間の私に育てられたからです。人間の赤ちゃんでも、動物の赤ちゃんでも、みんな赤ちゃんは親をみて真似しながら成長します。そのため、うちの犬は私をみて成長しているのです。( ア )、もし私が床で寝ていると、うちの犬は床で寝る犬になっていたことでしょう。

4 . 私たち人間は、誰しもが自分を認めてほしいと思う承認欲求を少しは持ち合わせています。そのため、人を否定する人よりも、肯定する人と付き合った方がいいのです。人を否定する人は、自分のことを棚に上げて他人の批判ばかりをします。「あなたのこう言うところがよくない」や「そういうところは人に嫌われるよ」と逐一指摘してくる性質があります。一見、悪いところを指摘してくれるのだから、良いのではないかと考えますが、人は悪いところを指摘されると落ち込んでしまうため、このような人と一緒に居ては、自分が成長できません。

しかし、他人を肯定してくれる人と付き合うと、その人は他人のいいところを発見してくれます。いいところがわかると、それを伸ばすように努力することで、成長に繋がります。自分にとってどちらにメリットがあるかを考えれば、それはもう一目瞭然と言えるでしょう。つまり、どんな人と付き合いをするかは、自分のために良い影響をもたらすかどうかで決めると良いでしょう。

5 . 人を信じることは非常に良いことです。疑ってばかりいるより、信じた方が自分の心も楽ですし、相手にとっても信じてくれたことが嬉しいことです。また、自分に置き換えた場合にも同じことが言えるでしょう。他人にやたらと疑われたり信用してもらえないより、信頼してくれたほうが嬉しいと感じるでしょう。だから、人々は他人のことをなるべく信じるのです。しかし、世の中にはこれを悪いように使う人がいるのです。

例えば、「家族が病気だけど、治療費が足りないから貸して欲しい」ということを言われます。すると、すぐにそれを信じ、承諾します。しかし、箱を開けてみると、家族が病気なんかは嘘で、お金をもらって逃げてしまったということがあります。このように、すぐに人を信じてしまうのも、自分が損をすることになりますので、良くないです。しかし、常に疑っているのは相手にも失礼です。だから、人は半分信じて半分疑う「半信半疑」がちょうど良いのではないのでしょうか。

6 . みなさんは、一人でいることは好きですか。私は、一人でいることが嫌いではありません。好きな方です。その理由は、「自分の時間を大切にできる」「全部自分の思い通りにできる」「気楽」に　　1　　(大きい)分けられます。一人が　　2　　(苦手)人もいますが、私は大丈夫です。私には友達がたくさんいるので、一人でいても孤独は感じません。一人でいること　　3　　楽しめるのは幸せなことだと思います。

友達といると、「今日はこれが食べたいな」と思っても、みんなが食べたく　　4　　(ない)、食べることはできません。「あそこに行きたいな」と思っても、みんなが他に行きたいところがあれば、　　5　　(えんりょ)しなければなりません。とても不自由に感じます。もし一人なら、「これを食べよう。あ、やっぱりこっち　　6　　しよう」とかできますし、「あそこに行こう」と思ったら自由に行くことができます。一人は、とても気楽で自由で幸せを　　7　　(感じる)られます。

でも、私は誰かと一緒にいるのが　　8　　(嫌い)わけではないし、ずっと一人でいたいわけでもありません。学校も、放課後も、　　9　　(習)い事だって、友達と一緒だと楽しいです。友達と一緒に過す時間にはたくさんのメリットがあります。私が人としてバランス　　10　　(いい)成長するために欠かせない時間です。でも、一人の時間にもメリットがたくさんあることを、声を大にして言いたいです。